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「鬼姫譚」 [┣コンサート・スポーツその他のパフォーマンス]

LIVE on ACT 2016
produced by Kaori Hojo
立体絵巻
「愛するものたちの物語~鬼姫譚~」

作・演出:北條馨梨
出演:香瑠鼓、Cュ タツヤ
   若林美津枝、宮本英喜、森田学、紀元由有
   大窪真椰、篠塚俊介、野沢遥花、松山愛、吉田由香
演奏:楯直己
照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.)
音楽:北條馨梨、楯直己
映像:tetsu(66b/cell)
音響:長戸哲夫(OSAKA ONKEN)
制作:「愛するものたちの物語」制作委員会
   ゴールデンバード(株)、(有)オフィスルゥ

大空祐飛「LiveMojiCA」を制作したゴールデンバード(株)が、再び“ライブ・オン・アクト”を行うと聞き、駆けつけました。だって、あの時、パーカッションを担当していた楯直己さんが、音楽担当だし[黒ハート]
場所は、初めての会場、シアター・ブラッツ。
自由席だったので、楯さんセンター的な席に座り、開演を待つ。
週の真ん中の祭日、その夜公演だというのに、劇場は、みるみるうちに満席に。すごいなぁ~[るんるん]

ある程度、ストーリー性のある作品かな、と思ったが、実際は、最初にコンセプト的なストーリーを説明する部分があり、あとは、すべてダンスで語られる、という内容だった。楯さんは、パーカッションだけじゃなく、ボーカルや尺八など音楽のすべてを担当する。かっこいい[黒ハート]世界観は、かなりの部分、楯さんが作ってくれた感じ[ぴかぴか(新しい)]
ベースとしては、「大江山花伝」みたいな鬼の物語。
帝の命令で山を征服しにいったものの、その自然の力に魅せられ、山と同化した男が、侵入者を追い払ううちに、「鬼」とされてしまう。帝の命令で鬼退治に行った女も、その男を愛して山に留まった。帝は、次の攻撃を繰り出す。そして-
というような話だったと思う。
帝が戦いをやめなければ、どこまでも広がってしまう、負の連鎖。しかし、鬼に、あるいは神に祝福されたこの特別な山では奇跡が起こる。すべての人々が、鬼たちと共に、踊り始める。そして、その祝福の輪は、どこまでもどこまでも時空さえも超えて-。

出演者のお一人、香瑠鼓さんが障がいのある方たちをダンサーに起用したパフォーマンスは、過去にも上演していたそうで、海外でも評価をうけているんだとか。
21世紀、バリアフリーの世の中になって、「障がいとは、個性」とまで発言されている障がい者の方もいる。
とはいえ、まだまだ世の中は、障がい者に住みづらいことも多く…その思いは、中世の時代、山に逃れた鬼たちとどこか重なるものがあるような気がした。そんな彼らがいるから、この奇跡が違和感なく受け入れられる。
また、ダンサー陣がとても個性的で、好きにやれるソロ部分と、がっつり手順が決まっている殺陣の迫力に比べ、全体の融合がいまいちかも…[exclamation&question]と感じる隙間みたいなところを、この障がい者ダンサーたちが見事に埋めていて、これは、神ってる[exclamation]と思った。
そして、映像の効果が素晴らしかった。
美しい光の洪水[ぴかぴか(新しい)]

ストーリーの背景は、影絵のような大人しいものだったが、ダンサーとのコラボシーンでは、映像が自ら踊るような感じ。ダンサーの身体に投影されるその輝きは、まさに立体曼陀羅[ぴかぴか(新しい)]
フルカラーの洪水なのに、どうしてうるさく感じないのだろう[exclamation&question]
抽象的な万華鏡のような映像だから…かもしれないが、その謎を知りたい。
わくわくするようなステージだった。
ちなみに、同じライブ・オン・アクトだけど、祐飛さんのワンマンステージ、「旅人」とは、全然違うパフォーマンス。北條さんの中には、まだまだどんなパフォーマンスが眠っているのだろうか。また、祐飛さんとコラボしてくれたら、嬉しいな[るんるん]


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新発田城 [┣百名城]

唐突に新発田城に行ってまいりました[exclamation]

新潟まで新幹線で新発田1.jpg行き、そこから在来線で30分くらいかな。到着した新発田(しばた)駅から、徒歩で30分くらいの場所にありました。

こちらが、表門。国の重要文化財でございます。

正面の門の真上は、石落としになっているとか。表門まで、まったくクランクがない構造だけど、そうそう簡単に進入できると思ったら、大間違い、というわけですね。

表門の内側のアウトドアにテーブルがあって、そこで地域の方がパンフレット配付したり、アンケート取ったり、していました。百名城スタンプは、そのテーブルにあって、百名城スタンプ巡りをしている人のためのパンフレットも別に用意されていました。
ここでスタンプが押せるのは、11月末まで…というのは、知っていたのですが、実は、新発田城自体、11月末日で閉城になるんだとか。(スタンプだけ、新発田市役所で押せるとのことです。)
毎年、3月下旬から11月末日までしか開城しない、それが新発田城なのです[exclamation]

こちらは、新発田2.jpg表門前のお濠です。

チラッと見えるのは、辰巳櫓。こちらは、漆喰の白さからもお分かりでしょうが、2004(平成16)年に木造で再建されたもの。
そもそもの櫓は、元禄時代より前に焼失したそうで、管理責任者がその責任を取って、藩を出て浪人になったんだとか。それが、堀部安兵衛のお父さんだったと言われている。つまり、堀部安兵衛、旧姓・中山安兵衛は、新発田出身。そして、中山家再興を目指して、安兵衛は江戸に赴き、そこで、高田馬場の決闘で名を上げ、浅野家家臣・堀部弥兵衛に見初められ、娘・ほりと結婚、浅野家家臣となる。

一方新発田3.jpg、こちらは、三階櫓。
天守代用だったと思われます。
こちらも、2004年に木造で再建されています。ただし、三階櫓は、自衛隊新発田駐屯地の敷地内にあるため、中に入ることはできません。無念…[もうやだ~(悲しい顔)]

ちなみに、三階櫓の下の方に見える車両のようなものは、自衛隊の車両と思われます。
城と自衛隊…「戦国自衛隊」かっ[るんるん]って思いますよね。
古くは、あやめ城と呼ばれた新発田城ですが、現在は、「戦国自衛隊の城」と呼ばれているんだとか[わーい(嬉しい顔)]

ところで新発田城、鎌倉時代くらいから、新発田家の居城となっていたそうですが、柴田重家が上杉景勝に反逆、景勝により滅ぼされた後、溝口秀勝が入封。以来、明治維新まで、新発田城はずーっと溝口家が治めていたため、古い資料とかが、そのまま残っている珍しい藩なのだ…と、入口のガイドさんが教えてくれました。

表門を出たすぐ近くに、新発田4-1.jpgこの銅像が[exclamation]

新発田出身、忠臣蔵でおなじみ、堀部安兵衛さんの銅像です。

現在、NHKの大河ドラマは、来年(2017年)の「おんな城主直虎」、再来年(2018年)の「西郷どん」、再々来年(2019年)の宮藤官九郎オリジナル現代劇まで発表されている。
で、2020年の大河ドラマに「忠臣蔵」を[exclamation×2]という署名活動が、ここ新発田でも行われていました。
実は、1964年(東京オリンピックの年)の大河ドラマは、「赤穂浪士」。歴代最高視聴率を取った番組なのだそうです。オリンピックの年には忠臣蔵を[exclamation×2]というキャンペーンを見て、興味をそそられました。忠臣蔵、いいですよね[揺れるハート]

こちらは、新発田5.jpg辰巳櫓の反対側にある、二の丸隅櫓。こちらは、江戸時代の建築物で、国の重要文化財となっています。
石垣の少し上側は、海鼠壁になっています。
この辺の写真は、また後日、写真帳の方にアップしていきたいと思います。
最近、写真帳が城だらけになっている自覚…[あせあせ(飛び散る汗)]

城の少し先に、国の名勝に指定されている清水園(下屋敷の庭園)があり、こちらも散歩してきました。新発田6.jpg

池がとても美しかったです。

全然関係ないけど、こういう庭を見ると、「春の雪」の松枝侯爵家を思い出してしまうんですよね[黒ハート]

雪の季節は、また違った美しさになるでしょうね。
残念ながら、雪の季節だと、新発田城に入れない…というジレンマが。旅人としては、この季節の生の景色と、写真などで見る雪の清水園で満足するしかないのかもしれません。

行きは、駅からタクシーで新発田城に行ったのですが、帰りは、清水園経由で、徒歩で新発田駅まで戻りました。今回もグーグルマップ様、大活躍[exclamation×2]

途中、新発田7.jpg見つけたのが、こちらの諏訪神社。
諏訪神社なので、主神は、建御名方命(タケミナカタノミコト)。相殿として、新発田藩初代藩主溝口秀勝も祀られているようです。

創建は、大化4年…とか。648年…[exclamation&question]す…すごい…[たらーっ(汗)]
全国の諏訪神社の総元締め、諏訪大社(長野県諏訪市等)は、神話時代(タケミナカタノミコトは、大国主命の息子で、国譲りに反対して敗れ、諏訪まで逃げてここに鎮座したとのことなので、分家も大化4年に出来ていても不思議ではないのかもしれない。

そして、この大鳥居は、なんと、大倉喜八郎氏(大成建設・サッポロビール・ホテルオークラ創業)が奉納したものだとか。喜八郎氏は、新発田市出身なのだそうです。

年内には、写真帳にもアップしていきますね。

“今日は何の日”
【11月26日】
日本ペンクラブ創立(1935=昭和10年)。

けっこうハイカラな名前なのに、こんな昔に設立されていたのですね。


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実咲凜音ミュージック・サロン開催!ほか [┣宝塚情報]

実咲 凜音 ミュージックサロン

2016/11/25

タイトル『Million Carat!』

<構成・演出> 藤井 大介

<出演者> 
(宙組)実咲 凜音、桜木 みなと、和希 そら

<場所>
宝塚ホテル・3F 琥珀の間
2017年3月21日(火)ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45
2017年3月22日(水)ランチ 12:30~13:45/ショー 13:45~14:45
                              ディナー 18:30~19:45/ショー 19:45~20:45



百万カラット…どんだけでかいんだか(笑)
ステキな歌声の三人が、どんなショーを見せてくれるか。ファンの皆様、お楽しみに[黒ハート]

一方、月組大劇場公演の、新人公演主な配役も、発表されたんですね。


主な配役

フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵(珠城 りょう)… 夢奈 瑠音
エリザヴェッタ・グルーシンスカヤ(愛希 れいか)… 海乃 美月
オットー・クリンゲライン(美弥 るりか)… 風間 柚乃
オッテルンシュラーグ(夏美 よう)… 颯希 有翔
ヘルマン・プライジング(華形 ひかる)… 春海 ゆう 
フリーダ・フラム[フラムシェン](早乙女 わかば/海乃 美月)… 結愛 かれん 
エリック・リトナウアー(朝美 絢/暁 千星)… 礼華 はる 
ラファエラ・オッタニオ(暁 千星/朝美 絢)… 蓮 つかさ 


るねくん、初主演ですね[exclamation]おめでとうございます[黒ハート]
オットー役の風間くんが研3、フラムシェン役の結愛さん、エリック役の礼華くんが研2かぁ[あせあせ(飛び散る汗)]

みんな頑張れ~[ひらめき]

“今日は何の日”
【11月25日】
毛利元就が三人の息子に向けて「三子教訓状」を書く(1557=弘治3年)。
(←旧暦。新暦では、12月15日となる。)
いわゆる三本の矢、ですね。でも、実は、三本の矢のことは書いていないそうです。
他国はもとより、自国にも毛利をよく思うものはいない、と書いてあるそうで、さすが、真の領主様はわかっていらっしゃる、と思いました[ひらめき]


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「ミス・サイゴン」千秋楽観劇 [┣ミュージカル]

ミュージカル
「ミス・サイゴン」

オリジナル・プロダクション製作: キャメロン・マッキントッシュ
作: アラン・ブーブリル/クロード=ミッシェル・シェーンベルク

音楽: クロード=ミッシェル・シェーンベルク
演出: ローレンス・コナー
歌詞: リチャード・モルトビー・ジュニア/アラン・ブーブリル
ミュージカル・ステージング: ボブ・エイヴィアン
オリジナルフランス語テキスト: アラン・ブーブリル
追加振付: ジェフリー・ガラット
追加歌詞: マイケルマーラー
舞台美術原案: エイドリアン・ヴォー
翻訳: 信子アルベリー/訳詞:岩谷時子
映像制作: ルーク・ホールズ
編曲: ウィリアム・デヴィッド・ブローン
衣裳: アンドレアーヌ・ネオフィトウ
ミュージカル・スーパーヴァイザー: スティーヴン・ブルッカー
照明: デヴィッド・ハーシー/ブルーノ・ポエット
音響: ミック・ポッター
舞台美術: トッティ・ドライヴァー/マット・キンリー


行かなければ!と探し始めたのが、千秋楽の一週間位前で、結局、都合の合う日が千秋楽しかなかった…[爆弾]
けっこう、どうしようかな…と悩んだのだが、えいやっと行ってきました[exclamation×2]

以前一度だけ観劇している。
その頃、一生に一度レベルの運の良さが続いていて、ショッピングモール系の抽選に当たりまくっていた。その最たるものが、シャンテの抽選で「ミス・サイゴン」を当てたことだった。
それで同じ部署の友人と一緒に観ることにしたのだが、彼女は部の担当役員秘書だったので、役員さんが帰るまでは帰れない。ところが、その日に限って、役員さんに用があったらしく、出発時間まで役員室で時間調整をされる…という最悪の事態が…!
まあ、抽選で当たったチケットだったこともあって、そのまま役員さんが帰られるのを待ってから劇場に向かったため、たぶん、ヘリコプターの出てくるちょっと前に劇場に着いたような気がする。ヘリコプターだけは、すごく覚えてた…
以来、ずーっと、この作品はリベンジしなきゃなーと思っていたが、今でも仲良しのその友人は、今や社長秘書である。歴史…[ひらめき]

まあ、あんまり後味のいい作品ではない。
それは、“レミゼ”だってぶっちゃけそうなので、音楽の良さに聴き惚れて泣けばいい系なんだろうな、と思っている。
かの「RENT」が、オペラ“ラ・ボエーム”を下敷きにしているように、「ミス・サイゴン」は“蝶々夫人”を下敷きにしている。そこには、当然、欧米人のアジア人に対する差別意識があり、時代考証的には、どうしたってそうなってしまうのだが、現代アジア人の感覚で見ると、なんか無性にイラッとする。
また、1970年代という時代が、実に微妙なのだ。“蝶々夫人”の時代なら、“時代劇”カテゴリで、差別なども「時代のせいね」と思えるのに、1970年代という“現代劇”の中で、普通に行われる差別は、イラッとしてしまう。反射的に。その上、ここで高らかに歌われる“アメリカン・ドリーム”が幻想になりつつある昨今、アメリカに行っても幸せになれるわけじゃないよね[exclamation&question]みたいな否定的な気持ちが胸に湧き上がるのを止めることができない。これも、時代劇なら、「その頃は、アメリカに行くことが幸せになれる唯一の道だったのね」と納得できるのだろうが。

物語は、簡単に書くと次の通り。(配役は観劇当日のものです)
サイゴン陥落直前のベトナム。お金さえ出せば売春斡旋もしてくれる…というか、そっちがメインみたいなバーに、一人の少女が働きにやって来た。キム(笹本玲奈)17歳。その夜、店はアメリカ兵のパーティーが行われていて、ふさぎこむクリス(上野哲也)に、ジョン(上原理生)が店の女の子をプレゼントすると言い出す。ジョンの金でクリスのもとに現れたのがキム。
一夜を過ごした二人は、客と婦という関係ではなく、心から愛し合う仲に変化していた。クリスはキムをアメリカに連れて帰ろうとするが、サイゴンが陥落し、クリス達は緊急帰国することとなった。
3年後、クリスはPTSDに苦しみながらも、エレン(知念里奈)という女性と結婚、ジョンは、ベトナムにアメリカ人の血をひく子どもたちがおおぜいいることに心を痛め、彼らを救う運動をしていた。
一方、キムは、今やベトナム政府の高官に上り詰めた、田舎にいる頃、両親が決めた婚約者トゥイ(神田恭兵)に見つかり、クリスとの子であるタム(君塚瑠華)を殺されそうになったため、トゥイを殺す。そしてベトナムにいられなくなって、エンジニア(市村正親)とともにタイに渡る。
キムのことがやがて、ジョンの活動の情報網にかかる。
そして、クリスとエレンがバンコクにやってくるが、エレンの存在を知ったキムは、愛するタムを幸せにするため、ひとつの決断をする。

祐飛さんが、初めてのディナー・ショーの楽曲の中に、「BUI DOI」(ベトナムにアメリカ人の血を引く子供たちがいる。彼らをクズとして葬っていいのか[exclamation&question]と、ジョンが世論に訴える場面の曲)を入れたことは、あの頃の彼女のタカラジェンヌとしての特異性の証だったんだなーと、作品の中で歌われるこの曲を聴いて強く思った。まあ、ディナー・ショーの中で、池田小事件について言及したくらいだもんな。
ジョンのバックには、当時のアメリカ人とベトナム人の間に生まれた子どもたちの映像が流れている。明らかにアジア人ではない顔立ちの子どもたちが、母親と一緒に保護されている姿は、ベトナムを忘れようとしている一般のアメリカ人には、とてもショックな映像だったかもしれない。
この曲を歌うのは、上原理生。
いやー、素敵な声~!めっちゃ好み~!と思いながら、りおくんだと気づいたのは、カーテンコールで呼ばれた時だった[爆弾]すみません、短い髪のりおくん、見たことなかった[あせあせ(飛び散る汗)]

ぶっちゃけ、ジョンがクリスにキムを引き合わせなければこの悲劇は起きなかったのだが、帰国後のジョンは、ベトナムで起きた悲劇に対して、アメリカ人として逃げずに対処しようとする、ほぼ唯一の存在として描かれる。そして、多くの事案を処理しているだろう彼は、ベトナム女性たちの願いと、それを受け止めなければならないアメリカ人の間の心理的なギャップに気づいている。
が、クリスもエレンも独善的な自分達の感傷に引きずられ、真実を見ることができない。
って辺りが切なすぎる。
とはいえ、キムがどうしてタムをアメリカに行かせたいのか…という辺りが、現代の観客には理解できないような気がして、いろいろもにょってました[爆弾][爆弾][爆弾]
音楽は素晴らしいので、あんまり物語は考えず、曲だけに集中した方がいいのかな[たらーっ(汗)]
キャメロン・マッキントッシュあるある。

千秋楽ということで、キンキの堂本光一さんが、花束を持って駆けつけてくれ、そんな姿を拝むことができて、なんか、ものすごく得した気分だったことも付け加えたい。
笹本玲奈のキムは、17歳~20歳にしか見えない。この役を10年とか、すごすぎるわ。
エレンに回った知念里奈も、新妻らしい(あ、実生活でも新妻だわね[ひらめき])繊細な演技で魅せた。
そしてエンジニアの市村は、一生エンジニアでよいと思う。次も出られるように、体調を整えて頑張ってね。
でも、この役、主演じゃないだろう…とは思うけど。(狂言回し役)
(東宝の演劇って、役と立ち位置に違いがある場合が…[ひらめき]

“今日は何の日”
【11月24日】
東京音楽学校(現・東京芸術大学)奏楽堂で、日本初のオペラを上演(1894=明治27年)。

11月24日は、そんなわけで、オペラ記念日だそうです。


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「ゆっくり回る菊池」観劇 [┣演劇]

僕たちが好きだった川村紗也(2)
「ゆっくり回る菊池」

作・演出:青木秀樹(クロモリブデン)

舞台監督:櫻井健太郎、藤田有紀彦
舞台美術:坂本遼
音響:星野大輔(サウンドウィーズ)
音楽:岡田太郎(悪い芝居)
音響操作:櫻内憧海
照明:床田光世(クロモリブデン)
衣装:杉浦優(ザ・ボイス)
演出助手:入倉麻美、小林弘幸(新宿公社)、福名理穂(ぱぷりか)
稽古場代役:本折最強さとし

提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

企画・製作:僕たちが好きだった川村紗也

ただいまキャラメルボックスから武者修行の旅に出ている多田直人さんを応援する観劇、今年最後は、こまばアゴラ劇場「ゆっくり回る菊池」。まあ、それぞれ1回ずつしか観劇していないので、どんだけ応援になっているかは謎ですが。
今年三度目のアゴラ劇場。短期間によく通ったな~[ダッシュ(走り出すさま)]秋~冬はとても足元の寒い劇場なので、アゴラに行くと腹が痛くなる…というジンクスが出来上がりつつあったのだが、そして、事実、当日、アゴラに行くと思っただけで、仕事中からお腹が痛かったのだが…
大丈夫でした[exclamation×2]
お腹痛いなんて感じる余裕がないほど、楽しかった[ひらめき]

演劇というのは、どこか記号でもいいのかな…と、今年、色々な演劇に出合ってきたせいか、考えるようになった。ぶっちゃけ、俳優が演じなくても、「伝わればいい」。伝わった後、観客がどう体内に落とし込むか、見る側からすると、そちらの方が重要なのかな、とさえ思い始めている。
ただ、発信する側からすれば、できるだけ、変化しない状態で伝わってほしい。そのために演出があり、いい役者が出演するのかな…と。逆を返すと、いい役者といい演出があれば、何でも伝わってしまう。「楽しければいいだけの舞台」だということも(笑)
今回の作品は、通称「ぼくかわ制作委員会」が作っている。
“ぼくかわ”とは、「僕たちが好きだった川村紗也」の略だ。つまり、本当の目的は、「川村紗也が魅力的になる舞台」なので、それが達成できれば、この企画はOKなんだ…ってなことも感じとれてしまった。

ま、そういう舞台を楽しむってのも、たまにはいいかな[exclamation&question]
これまでの経験したアゴラ劇場からすると、ちょっと肩透かしだけど[どんっ(衝撃)]

さて、演劇というのは、ホンモノらしく見えるニセモノでなければならない。
ラブシーンを本気ではじめられても困るし、人を傷つける場面もすべてニセモノじゃなきゃいけない。
そんな中、俳優の仕事は、どれだけ、ホントっぽく見せるか、そして伝えるべきことをちゃんと発信できるか、ということになる。
で、今回のお芝居は、話がめちゃくちゃです[爆弾]
とにかく、登場人物のリアクションが、「ぜったいありえない」ものばかりで、荒唐無稽のまま、最初から最後まで進んでいく。テンション高く、ひたすらあり得ない世界を突き進むすべての登場人物たち。
ぼっち観劇だったのに、爆笑に次ぐ爆笑でした。
ありがとう多田くん、ありがとう川村紗也[黒ハート]

では、出演者一言感想。

川村紗也(正岡マチ子)…ショックを受けると、すべての指先から銃弾を発射したようになってしまうヒロイン。
それもすごいんだけど、恋人が「人を殺した…」と告白したとたん、「結婚はどうなるの[exclamation&question]」となり、人に罪を押しつけましょう[exclamation×2]と言い出したり、そもそもチカンと付き合うとか、かなり変わったヒロイン。もちろん、妄想癖持ち。
これが、“僕たちが好きだった川村紗也”と、制作サイドが言っているんだから、かなりイッちゃった女優であることは間違いない。
見た目は、とってもおとなしい大和なでしこ風なのに…。このギャップがたまらなく魅力的だった[黒ハート]

多田直人(演劇集団キャラメルボックス)(川口碧郎)…居酒屋で、気が付いたら人を殺してた、と茫然と婚約者のもとを訪れる男。
そのわりに、死んだことを確認していないし、一緒に飲んでいた友人を放置してきている。さらに、その友人に罪を押しつけようという、あり得ない提案に乘る。いや、そもそもチカンである。
という人間のクズのような男なのに、なんか憎めないヤツ。そういうありえないシチュエーションのありえないキャラが、普通に存在している。シュールに、ではなく、リアルに。
その「普通に存在している」役作りが、多田の真骨頂。こんな多田に出会えたことが、今回の収穫だった。

枝元萌(ハイリンド)(正岡文子)…マチ子の姉。妹の婚約者の不祥事で、自分の見合いが壊れることだけを怖れている。妹のおそろしいアイデアを否定するどころか、ノリノリで電話を架けて、あなたね、人を殺したんですよ[exclamation×2]と決めつける辺り、法治国家って何[exclamation&question]レベル。このイカレたキャラを、立て板に水の関西弁で煙に巻く。
まるっとした体形もあって、キャラ立ちしまくり。テンポのあるセリフ回しといい、作品を大いに動かしていた。

幸田尚子(菊池富士子)…死んだとされる菊池の妻。警察沙汰にしたくないと言い出す。ありえないから。ヤクザの情婦か[exclamation&question]といういでたちでカタギ感ゼロ。そして、犯人を奴隷としてこき使うという意味不明な行動に出る。
ドスの効いたセリフ回しと美貌で、こちらもキャラ立ちまくり。日本には、こんなに多種多様な女優がいるのか…[exclamation]

折原アキラ(青年団)(佐分利三郎)…碧郎から罪をなすりつけられ、菊池という男を殺したと信じ、菊池家を訪れる。そして、妻の富士子の奴隷になるが、真実が明らかになっても、奴隷生活が愛しくて、富士子から離れないと粘る。
これまた、意味不明のキャラクター。奴隷になることで、自らのアイデンティティーを確立しようと企む。
そして、そういう情けないキャラにここまでハマっているというのが…素晴らしすぎる[ぴかぴか(新しい)]

根津茂尚(あひるなんちゃら)(船越雅一)…文子の見合い相手。カウンセラーみたいな仕事をしている。碧郎の起こした事件に、文子が隠そうとしているにもかかわらず、首を突っ込み続け、菊池家にも登場。何がしたいんだか、文子と結婚する気があるんだか、ないんだか、まるでわからない不思議キャラ炸裂。
いやー、普通に見えるけど変な人、という難しいキャラが、違和感なく存在していることが、ほんと怖い。(ほめてます)

吉増裕士(ナイロン100℃/リボルブ方式)(菊池雲平)…幽霊なんだか、生きてるんだか、わからない感じで登場するのだが、それが、ほんとに幽霊でもおかしくない雰囲気[exclamation]これはもうキャスティングの勝利かもしれない。真実が明らかになる独白も聞かせた。

“今日は何の日”
【11月23日】
富士山最後の大噴火(1707=宝永4年)。
(←旧暦。新暦では、12月16日となる。)
宝永山の誕生ですね[黒ハート]


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藤波くん… [┣Studio Life]

最近、ずっと外部公演にしか出てなかったので、危惧しまくっていたのだが…

藤波瞬平くん、11/30付でStudio Lifeを退団だそうです。

ライフ芸というものがある一方で、そうではない役者を大事にして、ここぞという時に投入するのもライフ。

アドルフに告ぐ」特別篇は、そのライフの良さが出た奇跡の公演だったと思う。

それが最後のライフになっちゃったのね…[もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)]

卒業後も追いかけます[exclamation×2]

また、Jr.1のみやまん(深山洋貴)も休団するとのこと。復活力でおなじみのJr.1なので、絶対また会えるって信じてます。

10年後にも少年やってください[黒ハート]

“今日は何の日”
【11月22日】
関西テレビが開局(1958=昭和33年)。

関テレって何チャンネルだっけ…8[exclamation&question]


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雪組トップコンビ退団発表と、ゆうみちゃんのあゆみ [┣宝塚人事]

雪組トップスター・早霧 せいな 退団会見のお知らせ

2016/11/21

雪組トップスター・早霧 せいなが、2017年7月23日の東京宝塚劇場公演『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』『Dramatic “S”!』の千秋楽をもって退団することとなり、2016年11月22日(火)に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。

  
雪組トップ娘役・咲妃 みゆ 退団会見のお知らせ

2016/11/21

雪組トップ娘役・咲妃 みゆが、2017年7月23日の東京宝塚劇場公演『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』『Dramatic “S”!』の千秋楽をもって退団することとなり、2016年11月22日(火)に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。


トップコンビの同時退団が、同日発表されたのは、いつ以来だろう[exclamation&question]

どうせなら一緒に記者会見すればいいのに…[ちっ(怒った顔)]

いや、あったんですよ、過去には。剣幸さん・こだま愛さん、とか、天海祐希さん・麻乃佳世さん、とか。

<Miyu Sakihi' History>

2010年 4月、月組大劇場公演『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台。5月、月組に配属。6月、そのまま同東京公演に出演。9月、大劇場公演『ジプシー男爵/Rhapsodic Moon』出演。10月、同東京公演。12月、シアター・ドラマシティ公演『Studio54』出演。ベッキー・ヤング役。
2011年 1月、『Studio54』東京特別公演出演。3月、大劇場公演『バラの国の王子/ONE』出演。4月、同東京公演。7月、大劇場公演『アルジェの男/Dance Romanesque』出演。ショーの一場面で、龍真咲の相手役を務め、一躍注目を浴びる。新人公演でフランソワーズ役(本役・愛希れいか)。9月、同東京公演。11月、バウホール公演『アリスの恋人』出演。ドードー役。眼鏡っ子が超可愛かった[かわいい]12月、同東京特別公演。
2012年 2月、大劇場公演『エドワード8世/Misty Station』出演。ルイーズ・ブルックス役。新人公演でメアリー王女役(本役・愛風ゆめ)。3月、同東京公演。6月、大劇場公演『ロミオとジュリエット』出演。新人公演でジュリエット役(本役・愛希)。※新人公演初ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]8月、同東京公演。10月、バウホール公演・同東京特別公演『春の雪』出演。綾倉聡子役。※初ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]
2013年 1月、大劇場公演『ベルサイユのばら』出演。幼少時代のオスカル役。新人公演でジョアンナ役(本役・玲実くれあ)。2月、同東京公演。5月、バウホール公演『月雲の皇子』出演。衣通姫で再び初ヒロイン役[ぴかぴか(新しい)]7月、大劇場公演『ルパン/Fantastic Energy!』出演。マリ・テレーズ役。新人公演で、ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]カーラ・ド・レルヌ役(本役・愛希)。8月、同東京公演。11月、シアター・ドラマシティ公演『THE MERRY WIDOW』出演。ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]ハンナ・グラヴァリ役。12月、同東京特別公演の後、『月雲の皇子』東京特別公演出演。
2014年 1月、バウホール『NEW WAVE!-月-』出演。5人目のメイン出演者のような扱いにびっくり[ひらめき]公演終了後、雪組に組替え。3月、トップ娘役就任発表。全国ツアー公演『ベルサイユのばら』出演。ロザリー役。6月、大劇場公演『前田慶次/My Dream TAKARAZUKA』出演。捨丸役。新人公演で、歌比丘尼役(本役・早花まこ)。8月、同東京公演。10月、日生劇場公演『伯爵令嬢』でトップ娘役に就任。コリンヌ役。
2015年 1月、大劇場お披露目公演『ルパン三世/ファンシー・ガイ!』出演。マリー・アントワネット役。2月、同東京公演。5月、博多座公演『星影の人/ファンシー・ガイ!』出演。玉勇役。7月、大劇場公演、『星逢一夜/La Esmeralda』出演。泉役。9月、同東京公演。11月、全国ツアー公演『哀しみのコルドバ/La Esmeralda』出演。エヴァ役。
2016年 2月、大劇場公演『るろうに剣心』出演。神谷薫役。4月、同東京公演。6月、中日劇場・赤坂ACTシアター公演『ローマの休日』出演。アン王女役。7月、梅田芸術劇場メインホール凱旋公演出演。10月、大劇場公演『私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!』出演。イヴォンヌ役。11月、退団発表。

今後の予定は、以下の通り。

(1)2016年11月25日(金)~12月25日(日)
  <東京宝塚劇場>『私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!』
(2)2017年2月4日(土)~2月28日(火)
  <中日劇場>『星逢一夜/Greatest HITS!』
(3)2017年4月21日(金)~5月29日(月)
  <宝塚大劇場>『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』
(4)2017年6月16日(金)~7月23日(日)
  <東京宝塚劇場> 演目は(3)と同じ

“今日は何の日”
【11月21日】
東京の木挽町に歌舞伎座が開場(1889=明治22年)。


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星組公演千秋楽と北翔海莉さよならショー [┣宝塚観劇]

星組千秋楽のライビュ観てきました[exclamation×2]
その後、劇場に行こうかなと思っていたのですが、あまりにも号泣しすぎて、具合が悪くなり、そのまま帰りました…[もうやだ~(悲しい顔)]

作品の感想は、お芝居はこちら、ショーはこちらにアップしていますので、この記事ではさよならショーについて簡単にアップしておきます。なお、本公演のショーにおける、退団者のコサージュですが、美城さんは、ソロで銀橋を渡るところで。トップコンビは、イル・モンドのところで。みっちゃんのお花は、とてもシンプルな小さいもので、風ちゃんのお花は、ドレスにピッタリと沿った形のものでした。美都くららちゃんは、白いドレスの胸元に付けていました。

<北翔海莉さよならショー>

大階段からスタート。
男役が白燕尾で居並ぶ中、北翔は一人、サックスブルーのラテン襟変わり燕尾。音楽は、北翔ら84期生初舞台のショー、「シトラスの風」の主題歌。
美城れんの歌で北翔が踊る場面も。ここは、泣ける[もうやだ~(悲しい顔)]
そして、北翔が出世役・ドアボーイを演じた「ノバ・ボサ・ノバ」より、『アマール・アマール』。ここで、同じくサックスブルーのドレスに身を包んだ妃海風とデュエットダンスを踊る。
大階段には、「Kairi Hokusho」の文字が浮き上がっている。
次の曲は、聞き覚えがなかったが、「想夫恋」の曲かしら[exclamation&question]
つづいて、銀橋を渡りながら、「THE SECOND LIFE」の曲を北翔が歌うと、本舞台上では、美都くららが、七海ひろきの腕の中で踊っている。宙組時代の作品だが、七海は出演していたから、違和感がない。
そして、おもむろに金のマイクを取り出し、こぶしを転がしながらの『OH!Edo Night Show』。そして最後に、「THE ENTERTAINER!」の曲(ブルーローズ、夢は必ず叶う…みたいな曲です[るんるん])で、終了。

ここで、美城が登場し、ソロで、『My Heart Will Go On』(映画「タイタニック」のテーマ曲)を歌い、銀橋を渡る。黒燕尾に白いバラを胸につけていた。美城が歌う間に幕が下り、再び上がる―

「LOVE&DREAM」の場面がここで再現。大階段でガラスの靴をやっちゃう、みち&ふう[黒ハート]そのまま、『夢はひそかに』(ディズニー長編アニメーション映画「シンデレラ」より)をデュエットする二人。妃海の紫のゴージャスなドレスは、本物のお姫様のようだった。
ここから「こうもり」の場面へ。
北翔の後ろで白燕尾姿の男役が踊ると、紅ゆずる・綺咲愛里を中心とした「こうもり」乾杯の場面が再現され、大いに盛り上がる。

と、下手の花道に、だぼだぼの水兵さんの衣装で、妃海が登場。「南太平洋」から『ワンダフル・ガイ』を歌う。
そして、大階段上に白スーツにソフト帽の北翔が登場、「女神よ今夜だけ」を歌い、「初めての恋」へ繋ぐ。ここで再び、妃海とデュエットしていた…と思った。
次の曲は、今年のバウホール公演「One Voice」のシーンだったのかな、順番的に。観ていないので、ちょっとわからない。

最後に、会場じゅうのペンライトを見ながら、『すべての山に登れ』を歌い、銀橋を渡る北翔。
主演公演をすべて観劇するほどのファンではなかったが、初舞台からの歩みをふりかえり、長い努力の果てに頂点を掴んだ北翔らしい、素敵なさよならショーだな…と思った。

続く、退団のご挨拶は、大劇場に引き続き、紋付き袴で。
冷静にさよならショーを観ていたのだが、ここで再び、号泣してしまった。

日比谷でお見送りできなかったのは痛恨の極みだが、最後まで中継を観られたことは、とても幸せな体験だった。
退団者のみなさんのお幸せをお祈りしています[ぴかぴか(新しい)]

“今日は何の日”
【11月20日】
平清盛が後白河法皇を幽閉し院政を停止させる、という「治承三年の政変」が起きる(1179=治承3年)。
(←旧暦。新暦では、12月20日となる。)
武士が治天の君を幽閉してしまうなんて…というこの事件を皮切りに、やがて武士が天皇を島流しにする時代がやって来るんですね。


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「MY HERO」主な配役発表 [┣宝塚情報]

来春に上演されるシアター・ドラマシティ公演「MY HERO」の主な配役が発表された。

ノア・テイラー芹香 斗亜
テリー・ベネット鳳月 杏
マイラ・パーカー …音 くり寿
クロエ・スペンサー …朝月 希和

ということは、全ツのキャストも大幅に変更されるということですね[exclamation] 

“今日は何の日”
【11月19日】
日本で最初の女子ボクシングの公式試合が広島県で開催される(1950=昭和25年)。


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朗読劇「季節が僕たちを連れ去ったあとに」観劇 [┣演劇]

ひとりぼっちのふたり
朗読劇「季節が僕たちを連れ去ったあとに」
―『寺山修司からの手紙』山田太一編(岩波文庫刊)より―

構成+演出:広田淳一(CRG/アマヤドリ)
照明松本大介
音響:角張正雄
衣裳:山崎朝子
ヘアメイク:小林雄美
舞台監督:白石英輔(クロスオーバー
舞台監督助手:鈴木政憲(クロスオーバー)
小道具:高津装飾美術

エグゼクティブ・プロデューサー:山本又一朗

なんとなく素敵な気がするけど、よく意味が分からないタイトル。まさに、この公演を象徴している。
このタイトルを知った時点で、この結果に気づくべきだった…[爆弾]
演劇界の鬼才、故・寺山修司と、人気シナリオライターの山田太一が、早稲田大学の同級生だった[exclamation]そして、二人の間には、若き日に思いの丈を書き連ねた往復書簡が存在した[exclamation]
という前宣伝を知った時、“その青春の時期に書かれた書簡を朗読するのかな…”と、漠然と考えていたのだが…。

実際のところ、寺山修司は、大学生の時にネフローゼに罹って治癒までに3年を要し、そのため、大学を中退している。
だから、寺山と山田が同級生として過ごした日々はとても短い。
しかし、共に映画や演劇に魅せられた二人は、ウマが合ったのだろう、寺山が中退して以降も、ずっと親交が続いていた。
とはいえ、松竹に入社した山田が助監督時代、寺山が外部の脚本家の先生として、女優に囲まれてブイブイいわせていたことがあったらしく、その辺から互いに気を遣った結果、少し関係は間遠になる。
が、山田が脚本家として独立してから寺山が亡くなるまでの間は、親交が復活していた。大学時代に寺山が好きだった女性と、(そうとは知らず)山田が結婚したこともあり、山田夫妻と、寺山がその死の直前に旧交を温め合う機会があったという。
私が朗読の対象だと考えていた往復書簡については、山田氏が数年前に一冊の本を上梓している。
その本によると、手紙のオリジナルは長い間山田氏が保管し、失念していたが、その存在に気づいた時、寺山のパートナーで、寺山作品のアーカイブ化に尽力している田中未知氏に渡し、その後返却された原本は、転居の際に紛失してしまったという。現在残っているのは、田中氏の手元のコピーだけなのだそうだ。
その分量が、おそらく一本の朗読劇を作るには少し足りないこと、いくら天才寺山修司の筆とはいえ、内容が闘病中の若者の個人的な書簡である…つまり、エンターテイメント作品としては、ちょっと難しい部分があること、まあ、あとは、いろんな大人の事情があったのかもしれないが、二人の男の往復書簡朗読作品ではなかった。
周辺に、六人も女がいた…[爆弾]開演前、置いてあるイスの数にビビったのは言うまでもない[あせあせ(飛び散る汗)]

最近、「朗読劇」「リーディング」を称する舞台が急増しているが、朗読劇の定義が広がり過ぎているんじゃないか、と危惧する。基本は、「ラヴ・レターズ」のような作品を朗読劇と呼ぶんだよね、と私は思っている。
そして、上演スタイルの問題もあるが、私は、朗読劇にすることで生まれる“効果”にも注目している。
普通、演劇というものは、演出家の指示のもと、出演者が稽古を重ねて上演するものだ。これが朗読劇になると、演出家も稽古も(基本的に)不要にできる、と私は考えている。
音楽で考えてみるとわかりやすい。独奏・二人セッションくらいなら、即興でもやれる。そして、即興の面白さ、というものは、たしかに存在する[ひらめき]そんな、その時だけの、特別な、なにかに惹かれる。
ただ、そんなセッション的な演劇って、逆に毎日やるもんじゃない、という気もしていて。
だから、とても特別なものだと思う。朗読劇というのは。
そのために、ある程度上演期間があるものは、キャストを入れ替えているんじゃないだろうか。
新鮮で、セッションで、演出と稽古が最低限の舞台…私は、そういうものを朗読劇だと認定したい。

そういう意味では、私がここ一年くらい観てきた中では、「しっぽのなかまたち」や「冷蔵庫のうえの人生」は、厳密な意味での「朗読劇」ではないと思う。あれは、演劇の形態として「リーディング」の体を採っているだけで、枠としては、朗読劇の中にない。
そして、今回の舞台も。
出演者が8人の時点で、それはもう「朗読劇」にならない。
演出しなければ、交通整理ができないからだ。

そして、6人の女性達は、たしかに演出に呼応しているようだ。
そんな中、主役の二人の俳優だけが、突然ぶっこまれている感があった。
どんだけ、演出指示受けて来たんだろう[exclamation&question]もしかして、ぶっつけ[exclamation&question]みたいな…[爆弾]
主役二人は、本当に日替わりで、それぞれ2公演×3人のトリプルキャストになっている。彼らだけの物語にするのなら、朗読劇的セッションも期待できたのに、周囲の6人の女子が演劇的な空間を作っているから、ものすごく違和感があった。
どんなふうに稽古が行われたのかはわからないが、作品世界から主役が浮く、ということを強く感じた。
トリプルキャストだから、個性を大事にしようとしたのかもしれない。
でも、ちゃんと稽古で心通わせてない状態で、「互いに爆笑して、笑いが止まらない」シーンなんて痛々しすぎる[ちっ(怒った顔)]
そういうのが、伝わって来てしまった。個性より、そっちの方が重要。すごく残念…[もうやだ~(悲しい顔)]

また、私のように、生前の寺山修司像を知っている世代からすると、今回の寺山修司にはおおいに違和感があった[exclamation×2]
寺山の津軽弁の印象と、彼の書き言葉が繋がらない。
これが寺山です、と言われても、「そんなひとだっけ[exclamation&question]」と思ってしまう。
若き日の、しかも、病気で死んでしまうかもしれない…という不安な日々に書いた私的な手紙だから、後年の寺山と繋がらないのは当然かもしれない。しかし、この作品では、朗読は後に、芝居に転じ、寺山が端正な標準語で山田夫妻と会話している。
それって、寺山修司じゃないから[むかっ(怒り)]

ほかにも、女優に「修司」という役を振って、寺山役の俳優が読む手紙の日付を言わせたりしているのも意味不明だし、田中未知役の女優の演技も固くて不安定な気がした。
その他の役は、要らないんじゃないか、としか思えない。

まあ、大人の事情が色々あるのだろうが…主催は、トライストーン・エンタテイメント。所属事務所に背中から撃たれたようなもんだな、これは。(久々、超辛口だな、オレ)

“今日は何の日”
【11月18日】
官営八幡製鉄所が操業を開始(1901=明治34年)。


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