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1960年6月15日 [┣かんがえごと]

眠っている間に改正組織的犯罪処罰法が成立していた。野党が「共謀罪」と呼んでいるアレです。日付が変わってからの成立なので、6月15日に成立したことになる。
さて、6月15日というと、57年前の6月15日、一人の女性が国会前のデモで亡くなっている。
樺(かんば)美智子さんという名前をご存じだろうか。


今回の法案が強行採決を重ねていることや、内容が不透明であることから、政治家たちに任せておけないとばかりに、一般市民がこの日も国会の前に大挙詰めかけているようだ。
でも、とりあえず、大きな事故もなく、平和的にデモが行われているのを見るにつけ、日本の民主主義は成熟してきているんだな…と感じる。
それはないだろう…という映像も(特に沖縄あたりで)見るには見るが、少なくともこの頃のデモの映像に比べたら、だいぶマシだ。それは、民主主義が、警察や公安より上位にあるということが、コンセンサスになっているからだろうと、私は思っている。


共謀罪なんていう「なんでもあり」の法律を作ってしまったら、押さえ込まれていた警察や公安にお墨付きを与えることになる、と、どうして誰も思わないのだろう[exclamation&question]
これは、現在の自民党政権だけの問題ではない。
行政のリーダーの座が、官邸から、別の所へ移ってもおかしくない、ということなのだ。今の政権が変わったら、官邸ですら、共謀罪の対象になりかねない。一度そうなったら、成立時の首相である安倍さんがその後戻ってきたところで、取り返すことはできない。


戦前に成立した治安維持法も、国会で強制採決されている。採決したのは国会議員だ。その多数決で決まったのは事実だ。けれど、治安維持法は、当の議員を含む多くの人々を官憲の手に委ねることになった。この法律をたてに、シビリアンコントロールが効かなくなったのだ。
21世紀の治安維持法と言われている「改正組織的犯罪防止法」の行末が案じられる。


亡くなった樺さんは、こんな未来を夢見て戦っていたのだろうか。


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