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突然の別れ… [┣宝塚人事]

月組 退団者のお知らせ

2017/03/31

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。  

月組

新 斗希矢

2017年3月31日付で退団

月組の千秋楽は、3月26日。今回の退団者は4名だったので、人数オーバーということもない。なのに、そこではなく、年度末の退団を選んだのね…[もうやだ~(悲しい顔)]
トキヤくんは、100期生だから、大階段を降りることができない。そういう理由もあったのかな。
ごく普通にフェアウェルの見送る側にいたのにね。もう決まってたんだね。何も知らなかったなぁ…と寂しい気持ちです。

新たな人生に幸あれ[exclamation×2] 


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「花・虞美人」観劇 [┣ミュージカル]

ミュージカル
「花・虞美人」

演出:花虞美人制作委員会
演出協力:本間憲一
演出協力補:西祐子
脚本:岡本貴也
脚本協力:長谷川晃示
作曲・音楽監督:鎌田雅人
楽曲製作:黒木渚
美術:柴田隆弘
照明:吉枝康幸
音響:相川幸恵
振付:麻咲梨乃
殺陣指導:TeamAZURA
歌唱指導:宮崎誠
衣裳:山下和美
ヘアメイク:中原雅子
舞台監督:小笠原幹夫
演出助手:出口雅敏

都内の劇場で、私が仕事帰りに行きやすいのは、東京国際フォーラム、帝国劇場、そして、東京宝塚劇場&シアター・クリエかな。
ACTシアターは、微妙に行きづらい。「MY HERO」の後、この先、この劇場に来るのはいつかな~[exclamation&question]なんて、思っていた。

ところが、突然行けなくなってしまった…と友人からSOSのコールがあり、たまたま夜に予定がなかったので、観劇することに。チケットを受け取り、いよいよ観劇する日前日くらいに確認してみたら、開演時間18:00…[爆弾][爆弾][爆弾]ぜーったいに間に合わない[exclamation×2]
赤坂18:00開演、無理です、無理[もうやだ~(悲しい顔)]

しかも年度末。休みを取ることもできないし、時間有休特典も使い果たしている。
考えあぐねた末、取引先から直行するという、裏技を行使した。関係者の皆様、申し訳ございません[あせあせ(飛び散る汗)]

宝塚ファンの皆様は、大昔から「虞美人」は、お馴染みの物語。宝塚ファンは、古代中国にも造詣が深いのだ。
しかし、今回の「花・虞美人」は、ひとつ、大きな創作がある。なんと、虞美人、そもそもは、劉邦の恋人だった、という設定だ。

始皇帝が統一した中国。もとは楚の国だった沛県の小さな村では、村一番の美女、虞(凰稀かなめ)が、結婚を控え、父(鈴木智久)や、弟・子期(松田凌)と幸せな時間を過ごしていた。相手は、劉邦(ユナク)。
しかし、結婚の直前、始皇帝の兵が村を襲い、娘を差し出すように、と言いつける。村一番の美女、虞は、当然目を付けられるが、結婚式当日なので許してほしいと取りすがる父親は兵士に斬り捨てられ、村人も多く殺され、虞は、兵士に連れ去られる。
生き残った、劉邦、その親友の樊噲(ハンカイ・岡田亮介)、そして子期は、始皇帝への恨みを募らせる。
愚は、始皇帝の後宮に入れられ、純潔を奪われるが、そのまま愛妾になることをよしとせず、宦官の趙高(桑野晃輔)から刀を奪うと、始皇帝を殺そうとする。もちろん果たせずに、返り討ちに遭いそうになるところで、阿房宮に項羽(黒川拓哉/池田努)の軍がやってくる。始皇帝は、他人の振りをして逃げようとするが、虞はそれを許さない。彼女の言葉により、始皇帝は、項羽に成敗される。
汚れてしまった自分はもはや帰る所もない、と、燃え上がる阿房宮と運命を共にしようとする虞を、項羽は、助け出す。彼らがハケた直後、劉邦、樊噲らが、阿房宮に攻め込んでくる。
以後、虞と劉邦は何度もすれ違いを繰り返して、観客をハラハラさせる作戦と見た。
で、ラストシーンは、項羽の死後も虞は生き残り…そして…という意外なものだった。

殺陣が大迫力[ぴかぴか(新しい)]こればっかりは、宝塚を見慣れているせいか、おおーっ[目]と思ってしまう。アクロバット技を含んだ激しい戦闘シーンと、あと剣舞のシーン、素晴らしかったです[ぴかぴか(新しい)]
セリフ的な部分は、劉邦の日本語の発音がたどたどしいこともあり、なかなか、気持ちが伝わって来ない。私が観劇したのは、黒川版の項羽だったが、こちらは、荒々しい場面での緊迫感が伝わって来ない。主役の男性二人がそんな感じなので、全体的に盛り上がりに欠ける部分もあった気がする。
そんな中で、大澄賢也の范増が素晴らしすぎた。全部さらった感じ。大澄のソロの後の拍手が凄かったのが、私も嬉しかった。残念ながら、この作品には、張良は出ていなくて、韓信(石橋直也)がそのキャラクターも含めて演じていた。こちらも素敵だった。呂雉(高橋由美子)は、もっと上手に使ったら、作品に厚みが出る人になったと思うのに、権力欲の塊のようなステレオキャラになっていて残念。

題材はよいのに、たとえば、村に始皇帝の軍隊がやってきて、剣を抜いて娘たちをかどわかしていく場面、どうして愚の父親があっさり斬り殺されるのに、劉邦、樊噲、子期だけは、斬られないのか[爆弾]とか、演出に疑問を感じる部分は多かった。
なんだよ、演出の花虞美人制作委員会って[爆弾]誰か、演出を立ててくれ、頼むから。

こんな状態の中、世紀の美女・虞美人を演じ切った凰稀かなめ美しさは際立っていたが、運命に翻弄される美女という存在に、なんとなく居心地悪そうな雰囲気があった。もう少し、自立した女性として書いてあげた方が、似合っていたような気がする。
項羽と劉邦、それぞれに魅力があり、虞への接し方も違うので、両方に惹かれてもしょうがないなーと私は思ったのだが、凰稀は、項羽への想いは、恋愛感情ではない的解釈に感じた。そのわりに、劉邦への思慕が弱い気もするし…あまり、三角関係的なドラマが感じられなかったのは残念[バッド(下向き矢印)]

あとね、個人的な感想ですが、スタジオライフで娘役メインでやっている鈴木智久くんを、お父さんとか、おじいさんとかで使うなんて[爆弾]どゆことよっ[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]


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宝塚歌劇花組東京特別公演「MY HERO」観劇 [┣宝塚観劇]

アクションステージ
「MY HERO」

作・演出:齋藤吉正
作曲・編曲:手島恭子
振付:若央りさ、港ゆりか
擬闘:清家三彦
装置:稲生英介
衣装:加藤真美
照明:佐渡孝治
音響:大坪正仁
小道具:三好佑磨
映像:酒井謙次
映像デザイン:佐川明日香
歌唱指導:HANNA BUNYA
演出補:鈴木圭
舞台進行:荒川陽平
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
録音演奏:宝塚ニューサウンズ
制作:井場睦之
制作補:恵見和弘

ACT.jpg

いつにも増して迫力の大看板…[exclamation×2]

大阪公演に先駆けて東京公演が実施されたため、早くもMY楽を迎えてしまった私としては、どこまで書いていいんだろう?と悩むことしきり[あせあせ(飛び散る汗)]ネタバレしてしまっては申し訳ないが、早く書かないと小さなとこは忘れてしまいそう…[もうやだ~(悲しい顔)]

さて、北翔海莉主演の「風の次郎吉」は、2年前かな[exclamation&question]なんで花組ばっか、この手の作品を上演するのかな、齋藤先生[爆弾]
とても楽しい舞台だったことに異論はないが、こういうノリの作品を連続で花組にかけること自体、どうなん[exclamation&question]と思ってしまった。星組のためには、重厚な悲劇を書いているだけに。
作品が楽しいにもかかわらず、そう思ってしまうのは、こちらで、落語家の古今亭文菊さんの枕を聞いた時に、感じることがあったからかも。この楽しさは、たぶん、落語のような、情景描写的な面白さだからなんだろうな…という。
俳優というものは、たとえば、落語に登場する心中をしたがる遊女について、「この人にとって死はどういう概念なのでしょうか[exclamation&question]」と本気で質問してしまうタイプの人間なので、キャラだったり記号だったりとして舞台に立つのは、本来、苦しいものなのだ。
一方で、かつての花組(かなり昔)が、大好きなショーの前に、一時間半、「芝居」という難行苦行をこなさなきゃいけないんだよね…的空気を纏っていたことも、事実としてある。「お芝居[exclamation&question]よくわからない[あせあせ(飛び散る汗)]ショーは大好き[黒ハート]」な人々が多かったのかな。
もしかして、齋藤先生は、今の花組生も同じだって思い込んでいるの[exclamation&question]たしかに花組生はノリがいいし、今でもショーが大好きだけど、今はちゃんと芝居の面白さもわかっているのに。
最下級生まで常に舞台に立っていて、台詞ももらえる作品は貴重だし、ノリのいい作品は組子も大好きだろうけど、花組の芝居をちゃんと観たいと思っている観客は無視なの[exclamation&question]と、悲しくなる。前作は、「鼠小僧次郎吉」や「遠山の金さん」を下敷きにしていた分、まだストーリー性に問題はなかったが、今回は、オリジナルだけに、かなりイタくて、つらい出来だった。私のような人間には。(根が暗いんでしょうかね。)

(たまたまチケットが取れて6回観てしまったために、あちこちの綻びに気づいた、ということはあるかもしれない…)

要は石田先生的…というか、(石田先生、スミマセン[あせあせ(飛び散る汗)]老人、病気、障碍者の扱い方が雑[爆弾]というか、愛情を持って描けば理解してもらえるだろう的甘さ[爆弾]というか。
観客の一人として言わせてもらえば、自分に関係のないところはスルーできても、実生活でも関わってくる案件だと、ぴきっ[ちっ(怒った顔)]となってしまう。笑えないっていうか。
齋藤先生、毎日、客席にいたから、たぶん、すごくノリノリなんだろうけど、作品がそれなりに楽しく感じられる部分もあったのは、齋藤先生の脚本じゃなくて、生徒の頑張りが救ったんだよ、勘違いしないでね[むかっ(怒り)]

特に、齋藤先生の書く日本語がひど過ぎて、そのたびに現実に引き戻された。
あまりにひどいので、メモして晒してやろうと思ったんだけど、私のボールペンが齋藤先生のファンらしく、途中、書けなくなってしまった。それともう一つ、たそ(天真みちる)のセリフが上手過ぎて、途中から、ヘン!と気づくのだけど、前部分をメモしてなかったので、わからなくなった箇所があった。
ほんと助けられてるよね、いろんな人とかモノに。人徳[exclamation&question]

では、私のボールペンが生きていた部分だけ、書いておきますね。

「この補填はしっかり償ってもらうからな」⇒意味不明
「媚薬の如しかぐわしさ」⇒「如し」では文が終わってしまうので、「如き」が正しいですね。
「マスクJには借りがあるんだよ」⇒前後の文脈から、「貸しがある」と思われる。
「ハルは誇りをもってスーツアクターを演じていたのよ」⇒これでは、スーツアクターというキャラクターを演じることになってしまう。前後の文脈から、「誇りをもってスーツアクターをやっていたのよ」かな。
「斜に気取るところが嫌なんだよ」⇒斜に構えるって言いたいのかな、意味不明
「君に顔見せできない」⇒顔向けだよね…それともマスクJだから、わざとかしら。
「貴様の仕業と確証した」⇒意味不明。確証が見つかったのかな…
「ハルが共演者に恨みを買われていたなんて」⇒買っていたなんて…だよね…まさか…尊敬語[exclamation&question]

変な日本語ではないけど、別々の女性に「お前といると明日に希望が持てる」「お前といると勇気がわくんだ」って言う主人公、どうかと思うんですけどね…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

出演者陣は、大活躍。後日、ネタバレも含めて、出演陣への絶賛記事を書きたいと思います[黒ハート]


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「キューティー・ブロンド」観劇 [┣ミュージカル]

MUSICAL
「キューティー・ブロンド」

音楽/詞:ローレンス・オキーフ、ネル・ベンジャミン
脚本:ヘザー・ハック

翻訳/訳詞/演出:上田一豪

音楽監督:小澤時史
振付:藤林美沙、伊藤今人(梅棒)、楢木和也(梅棒)、野田裕貴(梅棒)
歌唱指導:市川祐子

美術:伊藤雅子
照明:岩下由治、小川修
音響:高橋秀雄
衣裳:屋島裕樹
ヘアメイク:井上京子

演出助手:永井誠
舞台監督:宇佐美雅人
舞台監督代行:田中直明

久々にゴミなミュージカル観たなー(笑)アメリカにもこんなクオリティーのミュージカルがあるんだな。○イトーくんが作ったのかと思った。すみません、口が悪くて。

簡単にストーリーを紹介すると、UCLAN(架空の大学)に通うエル・ウッズ(神田沙也加)は、ビバリーヒルズ生まれの超お嬢様。大学ではソロリティサークル“デルタ・ヌウ”の会長を務め、ボーイフレンドのワーナー(植原卓也)ともラブラブで充実した日々を送っていた。しかし、プロポーズを待っていたエルに対して、彼は別れを切り出す。30歳で上院議員になるためにハーバード・ロースクールに進学を決めた彼は、地に足のついたもっと頭のいい女と結婚しなければならない、という理由で。
エルは、見事なブロンドの持ち主。そのせいで、“頭が悪い”という先入観を持たれて生きてきた。しかし、彼女は、賢い美女。ずっと付き合ってきたのに、そんなことにも気づかない恋人なんか…と思わないところがエル。彼女は、恋人の心を取り戻すべく猛勉強して、ハーバード・ロースクールに合格してしまう。
しかし、ここでもエルはブロンドへの差別に苦しみ、頼りのワーナーは、すでに黒髪の同級生、ヴィヴィアン(新田恵海)と交際していた。
エルは努力の末、教授の推薦を受け、インターンとして実際の司法の場に立つことになる。そこで出会ったのは、夫を殺害した容疑で弁護を依頼してきた女性、ブルック(木村花代)。彼女は、アリバイがあるのに決してそれを言わず、それでいて無罪を主張していた。エルは、デルタ・ヌウのOG繋がりで彼女の信頼を得、決して言えないアリバイを教えてもらう。
それはなんと、全米で大活躍中のフィットネス・トレーナーである彼女が、“脂肪吸引”を受けていた!というもの。どうしても言えない、という彼女のため、エルはアリバイ抜きで戦う決意をする。
担当のキャラハン教授(長谷川初範)のセクハラにも、元恋人・ワーナーの理不尽な糾弾にも負けず、周囲をいつしか味方に巻き込みながら、エルの快進撃は続く-

一応、ハッピー・ミュージカルの系譜になるらしいんだけど、これだけ爆弾を抱えていると、本当にハッピー・ミュージカルなのか、疑問に思ってしまう。
もちろん、主演の神田沙也加ゴー・フォー・ブレイク精神に溢れたエル像は、魅力的だった。
しかし、脚本、音楽、演出については、うーん…と言わざるを得ない。私が、頑張る女子的ミュージカルに合わないかもしれない症候群のせいもあるんだろうけど…その辺は、以下の記事を読んでご判断いただければ…と思います。

まず、ヒロインのキャラクター設定がイケてない。彼女のボーイフレンドは最低なヤツだと思う。彼は上院議員になるという「進むべき道」があり、本人もそれを望んでいる。そのためには、「相応しい妻」と結婚する必要がある、と彼の両親は考えていて、彼もそれに異論はない。にもかかわらず、彼は、条件に当てはまらない「ブロンドの女の子」と交際し、深い関係を持ち、プロポーズの期待までさせておいて、卒業の直前一気に別れを切り出す。学生時代を楽しむために、見た目のいい可愛い恋人と付き合い続け、卒業後は、自分の将来を支えてくれる良妻賢母を妻にしようなんて、ずうずうしいにもほどがある。こんなカスのような男が、上院議員になったらアメリカの恥だと思う。
エルは、上記のようなことを正確に理解しているにもかかわらず、彼に相応しい女になるために、ハーバード・ロースクールに入り、一度は黒髪に染めようとまでする。もう典型的なダメンズ(ダメ男しか愛せない女)である。

おっとこの作品、この先ツアーに行くようです。
これ以上のネタバレ部分は、下記「続きを読む」に記載しておきます。

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「表現者ノマド」-7 [┣大空ゆうひ]

「表現者ノマド」第7回に行って来ました。

今回のテーマは、「舞台の上で性を越える」…ということで、わかりやすく歌舞伎の女方である、中村壱太郎(かずたろう)さんがゲスト。
舞台の演出家から始まり、映画監督…と、まず製作側からスタートし、漫画家・作家…と、一人で完結する表現者へ、そこから指揮者…という表舞台に出るけど演者ではなく監督的な立場の人へ行き、前回からいよいよパフォーマンスをする人まで来た、この「表現者ノマド」、とうとう同業者の登場です。
でも、宝塚の男役とは真逆の歌舞伎の女方というチョイスが面白い。

壱太郎くんの出演作品については、このブログでも記載があったので、一応リンクを貼っておきます。こちらこちらこちらです。私自身、お気に入りの女方さんの一人です。
ゆうひさんが壱太郎くんを知ったのは、「GOEMON」という片岡愛之助さん主演の公演。一応歌舞伎とうたっているものの、かの石川五右衛門にスペインの血が流れているとか、フラメンコが踊れるとか、そういうとんでも設定の作品。(五右衛門に関して言えば、有名な「楼門五三桐」でも、明国の大臣の息子だったりしているので、スペインになってもそんなに驚かないけど。)
その作品の中で出雲阿国を演じていた壱太郎くんを観て、ゆうひさん、「相手役にしたい[黒ハート]と思ったんだとか。
へーっと思って調べてみると、この「GOEMON」という作品、初演は2011年の秋、「システィーナ歌舞伎」と銘打っての興行だったようで…ってことは…可愛い相手役さんがすでにいる状態で、そんなこと思ってたんですね、ゆうひさん…[爆弾][爆弾][爆弾]
そんなゲストの中村壱太郎丈-
ご存知の方も多いと思いますが、歌舞伎界のサラブレッドにして、宝塚ともご縁が深い方です。
祖父は人間国宝の沢村藤十郎丈、祖母は往年の宝塚スター⇒映画スターにして元参議院議長の扇千景さん。そして、父は、中村雁治郎丈(一昨年襲名。その前は中村翫雀さん)で、母は、日本舞踊吾妻流宗家の吾妻徳穂さん。父方の叔父は、中村扇雀丈。故・中村富十郎(五世)は、母の伯父に当たる[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]
そんなスーパー御曹司・壱太郎くんは、記憶にない1歳と少しで初舞台。幼稚園の頃に、中村壱太郎という芸名でちゃんとお披露目をしたらしい。ちなみに壱太郎は本名とのこと。(本名の姓は林。林家の男子は、○太郎と付けられるらしい。父・雁治郎さんの智太郎はわかるとして、その弟・扇雀さんも浩太郎[ひらめき]
さて、歌舞伎の家に生まれると、自動的に歌舞伎俳優になるべくお稽古を始めていくわけですが、壱太郎くん、一度もイヤだと思ったことがないとか[exclamation×2]好きだから続けていたそうです。そして、(中村鴈治郎⇒坂田藤十郎)襲名の時(2005年)に「曽根崎心中」を観て、「祖父のようになりたい」と思い、歌舞伎俳優を自らの業(なりわい)としようと改めて決意して今に至るそうです。今、26歳だから、14歳位で一生の仕事にしようと決意したわけですね。
歌舞伎俳優になるためには、日本舞踊はもちろん、三味線や鳴りもの(太鼓や鼓など)をずっとお稽古し、ある程度の年齢になると、好きなものを極めようという感じになってくるそうで、壱太郎くんは、お琴を勉強されているとか。
お稽古ごとのうち、日舞は、すべての動き(=所作)の基本になるから、とても重要。ちなみに壱太郎くん自身は、吾妻流の家元。(たぶん、宗家-家元は、会長-社長的な関係じゃないかな。)
この辺で、壱太郎くんの麗しの女方姿の写真が披露されました。
※すべて男性が演じる歌舞伎の中で、女性役を主に演じる(宝塚でいえば娘役・女役)方のことを、“おんながた”と言います。よく女形と書かれ、さらに「おやま」とふりがなまでされてたりしますが、歌舞伎俳優の方は、「おやま」という言葉は好きではないようで、そのためか、「女形」より、ちゃんと「おんながた」と読んでもらえる「女方」という字を使われる方が多いように感じます。というわけで、どちらも正解のようですが、私は「女方」と記載することにします。ちなみに壱太郎くんのサイトでも「女方」標記を使っています。
か、可愛い…[揺れるハート]
ラブシーンのようですが、相手役は、藤十郎さま(=おじいさま)。まあ、こちらのご一家、よく、家庭内で相手役をやっているのです。むしろ、壱太郎くんが14歳役で、藤十郎さまが38歳既婚者役の方がゆゆしき問題だわ。
それと、もう1枚は、めずらしい立役(男性役)、「幡隋院長兵衛」の極楽十三役。「男の役って難しいなぁ~」と語っていました。
ゆうひさんも、在団中に演じた女性の役が難しかったということを、熱く語っていました。型が気になって動けない…とか。演じ手としては、それぞれ男役であり、女方なので、いきなり逆をやれと言われて、本来の性だから簡単でしょ?と言われても、そういう問題じゃないんでしょうね。
ちなみに、頭の金型(鬘の地になる部分)を作る方からも、この鬘を作るとは思わなかった…と、からかわれたらしい。

さて女方の極意とは。
壱太郎くんは、見事ななで肩なのですが、それでも肩幅があるため、まず気を付けているのは、正面向いて立たないこと。必ず斜めに立つそうです。
そして、相手役さんの方が大きく見えるように、膝を折り、さらに胴を折る。しかも両膝はくっつけて、肩甲骨も引き寄せる。どう考えても…全身が攣る…[あせあせ(飛び散る汗)]
壱太郎くんの思う女方とは、「女性じゃない」。女性にない“女らしさ”を表現するのが、女方だと。舞台の中にだけ存在する幻の女性…そういうところ、宝塚の男役と似ていますね。
普段の壱太郎くんは、J-WAVEが大好きな、洋楽をよく聴く普通の男の子だそうで、そんな壱太郎くんが14歳の乙女に変身するトリガーみたいなとこがどこなのか、と聞かれ、「女性というより、“役”ですね」と回答していた。女性としてじゃなく、役として相手役を愛し、その心の動きを表現する。そこは、経験とか情報収集じゃなくて、もっぱら想像だと。
…26歳位の頃、ゆうひさんもそんなこと言ってたっけ、と思い出すと、この先、そうは言っても…みたいな揺り戻しが、壱太郎くんにも起きるかも…?
そんなゆうひさんは、男役スイッチはどこ[exclamation&question]と聞かれ、お稽古場では、どっちなの[exclamation&question]とか、色々、興味津々な壱太郎くんに、「いつでも入れるところにいた」というようなコメントを。これ、新しい発言だなーと思った。また検証したい話だと思う。
女方として、というか歌舞伎俳優の居方について、すごく興味深い話が続く。
「目を外す」…相手を見続けていたら芝居が小さくなる。だから、目を外す。自分を客観視する。なりきるだけじゃなくて、内面のコントロールも必要。あと、どんなことでも、基礎をちょこっとでもやっておくことが重要。

歌舞伎では、お稽古期間が短いので、初役の時などは、事前に諸先輩にお稽古をつけていただく。その時、とても細かく教えてくださる方もいれば、好きにやっていいよという方も。藤十郎さまは、「お客様が入らないとわからないなー」などとおっしゃるそうで。
揃ってのお稽古期間は3-4日。その日程中、演じるのが3回しかないことも。なので、幕が開いた後、初日と千秋楽では全然違うのだとか。長期公演(1ヶ月)では、成長を観ていただける楽しみもあるとのこと。(もちろん初日は完成しているけれども…と言いつつ)
また演じて観たいのは、「女殺油地獄」の豊嶋屋お吉。
次回作(歌舞伎座の四月大歌舞伎)では、夜の部で「帯屋」に出演する。先ほどの写真に出てきた14歳のお半役。
今度は、10代を芸で魅せたい[グッド(上向き矢印)]と決意を語ってくれた。

今後の夢、というところで、宝塚の男役を相手に女方を演じたいと、壱太郎くん。
それを聞いて、ぜひ相手役になってほしいと思った可憐な人なので、壱太郎くんのためなら、再び精進して男役を頑張ってみようか…とゆうひさん。2014年の「天守物語」の時に、スケジュールが合えば出演したかったという壱太郎くんなので、運が良ければ実現するかもしれません[黒ハート]
ちなみに、壱太郎くんはカルメンをやりたいんだとか。
それを聞いて、一瞬間が開いたゆうひさんに、逆にリップサービスでない本気を感じました[わーい(嬉しい顔)]

様々な制約に守られているから、実は、自由に羽ばたけるというのが、歌舞伎・宝塚なのかも、というまとめは、逆説的ながら真理だなーと思った今回のノマドでした。


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「グランドホテル」感想 その2 [┣宝塚観劇]

長い一日でした[ダッシュ(走り出すさま)]

2年半ぶりに退団フルコースをやってきました。

今回は、会なし娘役さんだったけど、千秋楽が2回公演だったので、トップさん退団公演より体力的にはきつかったかも[exclamation&question]

雨の退団って、ほんと大変。なのに、千秋楽って天気悪いことが多いよね…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

以下、「グランドホテル」の感想「その2」に行きます。「その1」はこちです。3/1までの主な配役感想を書いています。

では、役替りメンバーの感想と、その他の出演者感想行きます。

朝美絢(エリック・リトナウアー)…本役はエリックの方なのかな、ポスターにもあるし。朝美のエリックは、サザーランド版の藤岡正明エリックにもつながるような、時代とホテルでの立場がすごく伝わってくるエリックだった。本当は、少しも早く病院に駆けつけたい、でも、それはできない…それだけに、子どもが生まれた場面の彼の一挙手一投足表情声、すべてに、「希望」と名付けていいなにものかを感じた。月組らしい芝居の子だなーと思った。
雪組に行っても、そんな緻密な芝居心をなくさないでほしいと思う。

暁千星(ラファエラ・オッタニオ)…こちらは、ラファエラが本役ということになるのか。しかし…最初は、女性の役に見えなかった。私だけかと思ったら、幕間などで、「あの人、男だよね」とあちこちで語っている人がいたから、同じような感想を持った人はけっこういたらしい。もちろん、どうやらこの人は、グルーシンスカヤを愛しているらしいということから、性別を判断した人も多かっただろうとは思うが。
といえば、つい数年前までは、声も高い普通の女の子っぽい人だったのに、どうしたんだろう[exclamation&question]男にしか思えない、あの台詞声…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
いや、男役としては、こうでなきゃ[exclamation]というところですが。
でも、千秋楽付近で、がーっと変わった。女に見えた、ちゃんと[exclamation×2]もちろん、初日からできているに越したことはないが、これだけできれば十分だというくらい…[ぴかぴか(新しい)]そうなると、俄然歌唱力が生きてくる[ひらめき]「グランドホテル」で、さらにスターとして前進したように思う。

早乙女わかば(フラムシェン)…本来のフラムシェンらしいキャラクターを好演。私は、好きだったな[黒ハート]おバカで蓮っ葉で、プライジングに付け入られる隙があって、でも、きっと善人だろうと思えるフラムシェン。彼女なら、オットーを捨てたりしないだろう、と思えるから。
「遅れてるの、アレが…」のセリフとか、フラムシェンらしくて見事だったけど、宝塚の娘役として、どうなのだろう…[あせあせ(飛び散る汗)]と思わなくもない。少なくともヒロイン道を行く娘役の演技ではない気はする。
でも、愛する同期、珠城りょうのお披露目のために、敢えて泥をかぶった男気なら、拍手を送りたい。

夏美よう(ドクター)…存在感が凄い。擬人化されたグランドホテル自身みたいな感じがする。またまた代表作[exclamation×2]という感じでした。

憧花ゆりの(盲目の伯爵夫人)…彼女の存在については、解説役のドクターは語らない。いつも片手に花を持ってジゴロ(紫門ゆりや)と踊っているが、本当に存在するのかどうかも、わからない。
本当は死神というか死の象徴なのかもしれない。
初演からそんなイメージがあったので、突然グルーシンスカヤが、死のダンサーとして、男爵と踊り始めたのには驚いた。この伯爵夫人の存在と、トップコンビの死の舞踏をうまく結びつけることができたら、今回の版をもっと評価できたかもしれない。

綾月せり(サンダー)&光月るう(ウイット)…ベルリンの興行主とグルーシンスカヤのマネージャー。サンダーは、ハンガリー訛りが酷いという設定。田舎のおっさんみたいなキャラクターが立っている。ウイットは、グルーシンスカヤの気まぐれに右往左往しながらも、決して彼女を見捨てないやさしい人物。でも力はない。作品の背景をその存在で見事に説明してくれる、すてきな二人でした。

宇月颯(運転手)…胡散臭いが全身からセクシーさが漂ってきてヤバイ[揺れるハート]男爵とのアヤシイ関係を妄想してしまう腐女子多数(ゴメンナサイ)[あせあせ(飛び散る汗)]ステキ以外の言葉が浮かびません…[黒ハート]

千海華蘭(ジミーA)&夢奈瑠音(ジミーB)…かの名曲、「MAYBE MY BABY」をカットされてしまい、その前後のフラムシェンとのやり取りもカットだったため、ホテル内のエンターテイナーとしての二人の存在が薄くなってしまって寂しかった。
掃除婦、マダム・ピーピー(夏月都)との三人が、エリックの息子が生まれた場面で見せる芝居に、こんな暗い朝、それでも無限に広がる希望が見えて、救いになったことは、書いておきたい。

輝月ゆうま(支配人)…いかにも偉そうな支配人という雰囲気がたまらない。そのみすぼらしい身なりだけでオットーを宿泊させない[exclamation]と強硬な態度を取ったり、男爵に言われると前言を翻したり、一癖も二癖もありそうな人物を、今回も的確に見せてくれた。
エリックへの高圧的な態度とかを、もっと観てみたかったな[わーい(嬉しい顔)]

そして、いつもセクシーに綺麗な足を組んでいた、電話交換手の娘役さんたち(玲実くれあ・白雪さち花・晴音アキ・叶羽時・麗泉里・美園さくら)に、ブラボー[ぴかぴか(新しい)]


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新宿御苑の桜2017(1) [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

開花宣言は出たものの、まだまだ染井吉野開花はこれからですね。

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でも、そうです、このアングル。陽光は、既に七分ほど咲いています[かわいい]

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アップもどうぞ。本当に綺麗なピンク色ですよね[exclamation&question]

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この角度も愛らしいですね。

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蕾もまだまだあるので、来週も楽しめそう。

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たぶん、高遠小彼岸だと思います。

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枝垂桜も咲き始めました。

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こちらも高遠小彼岸です。

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染井吉野はまだこんな感じです。


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「エレファント・ソング」観劇 [┣演劇]

「エレファント・ソング」

作:ニコラス・ビヨン
翻訳:吉原豊司
演出:扇田拓也

美術:内山勉
照明:桜井真澄
照明操作:松本由美
音響:井出比呂之
衣裳:樋口藍
舞台監督:小島とら
制作担当:栗原暢隆
プロデューサー:名取敏行
製作:名取事務所

とある精神病院の医師の診察室を舞台にしたサスペンス。

めったにここにはやってこない院長、グリーンバーグ(藤田宗久)がやってきて、看護師のミス・ピーターソン(安藤みどり)は緊張を強いられている。
この部屋の主、医師のジェームス・ローレンスが失踪した件について、理由を知っていると思われる患者、マイケル(佐川和正)にインタビューするために、グリーンバーグはやってきた。が、マイケルはとても特殊な患者らしい。ピーターソンは、院長に何度も警告するが、彼女の見た目(かなりのおデブさんらしい)が災いしてか、あまり効果を発揮していない。
連れてこられたマイケルは、院長を自分のペースに巻き込み、ローレンス医師を殺してロッカーに遺棄したとか、彼とはホモ・セクシュアルの関係だったとか、本当か嘘かわからない言葉で院長を翻弄する。挙句は、ローレンス医師が幼児性愛者であったと告発する。
院長は、そんなマイケルを脅したりすかしたりしながら、自分の優位を崩さない範囲で信頼関係を作ることに成功する。そして、カルテを見ようとするとマイケルが過剰に反応することを利用して、彼から様々な話を聞き出す。
彼が、世界的に有名なオペラ歌手、アマンダ・セント-ジェームスの一人息子であること。彼女はある男と24時間だけ恋をして、その結果、マイケルを産んだこと。彼が8歳の時、一度だけ父親の住むアフリカに行ったこと。父に会いたかったから。そこで、父はマイケルをサファリに連れ出した。一頭のゾウを父が撃ち殺し、それが彼の生涯のトラウマとなった。
帰国したマイケルに、母は、ゾウのぬいぐるみをプレゼントし、彼のためだけに『エレファント・ソング』という数え歌を歌ってくれた。
それは、マイケルに対する唯一の母親らしい行動だった。
マイケルは、思春期には地中海クラブで船旅を楽しみ、その際、幼児性愛者(年齢的には少年愛かも[exclamation&question])らに性的暴行を受けていた。そして、現在、彼はゲイを自覚している。
その事件の少しあとに、マイケルは母親を亡くしている。コンサートで失敗し、自殺を図った母は、マイケルが見つけた時はまだ生きていた。しかし、彼女のダイイングメッセージを聞いたマイケルは、彼女を救うための手段は取らず、彼女のそばでエレファント・ソングを歌い続け、28になったところで、母は死んだ。母を見殺しにしたマイケルの態度が問題になり、彼は、精神病院へと送られることになった。そして、今も彼は精神病院で暮らしている。
担当医師は何人も変わった。そして、失踪したローレンス医師は、マイケルを愛していると言った。マイケルは初めて、心を開いた。しかし、彼は、ベッドへ誘うマイケルを拒絶した。患者と担当医師だったからか、彼への愛を性愛を含めて考えることができかなったからか…は、わからない。
そんなローレンス医師のところに、彼のおばさん(伯母か叔母かは不明)が倒れたという連絡が入った。ローレンスは、慌てて出発した。マイケルに院長宛のメモを渡して。つまり、ローレンスの失踪に事件性はなかったのだ、ということが、ラスト付近でようやく明らかになる。

しかし、それは、マイケルの心に大きな傷を残している。
マイケルとジェームス(ローレンス医師)、二人だけの心地よい世界。いつだって、ジェームスにとって一番大切なのはマイケルのはずだった。精神病棟に囚われたマイケルにとって、それが世界のすべてだった。
ジェームスには、もちろん、それ以外の世界が存在する。
しかし、治療なのか、面接なのかはわからないが、マイケルをこの部屋に入れている時は、常に、マイケルだけがそこに存在していた。
そんな中、緊急事態ということで、診察室に繋がった電話。
ジェームスは、マイケルの目の前で取り乱し、彼との面接時間を切り上げて、倒れたおばのところへ向かおうとする。そして、マイケルにメモを託す。
それは、マイケルへの信頼にほかならないのだが、マイケルが求めているのは、信頼ではなかった。

自殺を図った母の最期の言葉は、「音を3つ外した」だった。
死を目前にして、たったひとりの息子を前に、彼女は自分の歌のことしか考えていなかった。

愛されたかった。
そのマイケルの純粋な思いは、こうして次々に裏切られる。
世の中、そんなものなのだが、無条件に愛された経験を持たない、傷つきやすい彼の魂は、ジェームスが去ったことで、最後の希望を失う。
院長を使って、マイケルは、大芝居を打つ。マイケルの目的、それは、すべてを話す代わりに得られるチョコレートだった。彼はチョコレートアレルギーだったのだ。周到な計画の果てに訪れる突然の幕切れ。

でも、本当に悲しいのは、看護師のミス・ピーターソンも、マイケルをとても大切に思っていることを、マイケルが完全に無視していることだったりする。彼女の愛は、母親の愛と言っていいものだったが、マイケルには伝わらなかった。
彼女が醜く太っていて、下品で、独身だったから。そして、マイケルはゲイだったから。自分を性的な目で見る(マイケルはそう信じている)中年女に耐えられなかったのだ。

圧倒された。パズルのように、作られた心理劇。でも、決してゲームのような軽さはない。
すごく面白かった。こんな演劇が上演されているカナダが羨ましい[黒ハート]


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月組博多座公演配役発表! [┣宝塚情報]

月組博多座公演の配役が決まった。

役名 出演者 2005年星組
伊佐次 轟 悠 轟 悠
卯之助 珠城 りょう 湖月 わたる
おしま 愛希 れいか 檀 れい
花魁 -松本 悠里
水牛 華形 ひかる 英真 なおき
李花 憧花 ゆりの 万里 柚美
和泉屋庄兵衛 綾月 せり 立 ともみ
玉蘭 玲実 くれあ 朝峰 ひかり
さそり 紫門 ゆりや 真飛 聖
ぼら 千海 華蘭 高央 りお
乙名 輝城 みつる-
芳蓮 早乙女 わかば 白羽 ゆり
館岡 朝美 絢 立樹 遥
柳花 楓 ゆき 百花 沙里
乙名 優 ひかる-
らっこ 春海 ゆう 涼 紫央
鈴木 蒼矢 朋季 嶺 恵斗
旗野 朝霧 真 紫蘭 ますみ
らしゃ 暁 千星 安蘭 けい
桃羽 麗 泉里 琴 まりえ
石浜 周旺 真広 綺華 れい
お吉 美園 さくら しのぶ 紫
佐藤 輝生 かなで にしき 愛
あんぺ 風間 柚乃 柚希 礼音
柳麗 結愛 かれん 陽月 華

やはり、松本さんの役はなくなるんですね。その分、2005年版とどう変わるか[exclamation&question]

とうこさんのところに、ありちゃん、ちえちゃんのところに、おだちん…という辺りが、今回の配役のポイントかな。


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汐美真帆TALK&LIVE [┣汐美真帆]

築地市場駅近くにある、BLUE MOODというライブハウスで行われた「汐美真帆TALK&LIVE」に行ってきました。

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ライブ前に食事もオーダーできるシステム。こちらは、今回のライブ特別メニュー。ナポリタンとマッシュポテトとサイコロステーキ。タイトルは『ビッグ・ジュールお手製の目のないダイス』。サイコロステーキにかけて…ということでしょうか。

MCの立花裕人さんの質問に答える形で、生まれてから、宝塚音楽学校、現役時代、卒業後、そしてこれからの舞台について、余すところなくお話を聞かせてくれた。けっこう知らない話もあったなぁ…まだまだだわ、私。

宝塚ファミリーランドの話が出てきて、ディズニーランドのイッツ・ア・スモール・ワールドのもとになったアトラクションがあった[exclamation]と立花さんがおっしゃっていて、関西では、もはや都市伝説レベルだな…と思った次第。(実際のところ、については、過去に調べていますので、こちらの記事のコメントをご覧ください。)

あと、77期から上級生の理不尽な指導がなくなったというのも知らなかった…[exclamation×2]
96期から、さらに緩くなったというのは、有名な話だけれど。

汐美真帆の「真」の字は、一路真輝さんにお電話して「いただいた」名前だったというのも全然知らなかった。てか、一路さんの名前の中で、唯一、あとから付いた部分が「真」なんだけど…いいのかなぁ[わーい(嬉しい顔)]

秘蔵写真もスクリーンにいっぱい公開してくれて…こんなんだったんだーと驚くやら、嬉しいやら、懐かしいやら。リトル・ジュール(ビッグ・ジュールが持っているクマのぬいぐるみ)も登場して。懐かしい~[揺れるハート]

セットリスト

  1. 「STORY」(AI)[黒ハート]
  2. 「夢人」(宝塚)[かわいい]
  3. 「エリザベートメドレー(エリザベート・愛のテーマ<扉を開けてくれ>~私だけに<君の手紙何度も>~夜のボート)[ぴかぴか(新しい)]
  4. 「はじめての恋」(ガイズ&ドールズ)[グッド(上向き矢印)]
  5. 「愛の旅立ち」(シャンソン)[揺れるハート]
  6. 「What a Wonderful World」(ルイ・アームストロング)[るんるん]

ピアノの神村晃司さんの演奏が情緒があって素晴らしかった。
ケロさんの歌も、以前よりずっと深く力強くなっていて、プロとしてたくさんの経験をしてきたことが、どんどん身になっているな…と感じた。

客席後方に成瀬こうきさんもいらしてて…相変わらずお美しかったです。

今後の予定としては、

4/8(土)愛知県豊田市ライブハウス「楽風」にてライブ

4/16(日)渋谷区宇田川町「Barまいどおおきに」にて朗読会『武士の料理帖』出演

5/25(木)三越劇場「プロデューサー 石井ふく子さんトークショー」聞き手

7/9(日)伊丹市マリー・アンジュ伊丹本店「ディナーショー マリーアンジュのパリ祭2017」出演

8/22(火)・23(水)両国シアターX(カイ)「しずのおだまき」出演

11/30(木)~12/4(月)下北沢ザ・スズナリ「Race」出演

2018年2/16(金)~18(日)日暮里サニーホール「阿国華舞台」出演

精力的に活動されるようで嬉しい限り[黒ハート]頑張ってほしいです。


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