So-net無料ブログ作成
検索選択
┣ミュージカル ブログトップ
前の10件 | -

ミュージカル「ビリー・エリオット」観劇 [┣ミュージカル]

ミュージカル
「ビリー・エリオット

<ロンドンオリジナル・クリエイティブスタッフ>
脚本・歌詞:リー・ホール
演出:スティーヴン・ダルドリー
音楽:エルトン・ジョン
振付:ピーター・ダーリング
美術:イアン・マックニール
演出補:ジュリアン・ウェバー
衣裳:ニッキー・ジリブランド
照明:リック・フィッシャー
音響:ポール・アルディッティ
オーケストレーション:マーティン・コック


<日本公演スタッフ>
演出補 : サイモン・ポラード
振付補 : トム・ホッジソン
音楽監督補 : スティーブン・ エイ モス
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
振付補:前田清実
音楽監督補:鎮守めぐみ
歌唱指導:山川高風
照明補:大島祐夫
音響補:山本浩一
衣裳補:阿部朱美
ヘアメイク:前田節子(StudioAD)
擬闘:栗原直樹
演出助手:西 祐子、伴・眞里子、坪井彰宏
舞台監督:徳永泰子
技術監督:小林清隆
プロダクション・マネージャー:金井勇一郎
コーチ協力:Kバレエ スクール、Higuchi Dance Studio、コナミスポーツクラブ


ずいぶん前からこのミュージカルのことは聞いていたのだが、観るのは初めて。
複数キャストの多い公演だが、私の観たキャストは以下の通り。


ビリー:木村咲哉
お父さん:増岡徹
ウィルキンソン先生:柚希礼音

ビリーのおばあちゃん:久野綾希子
トニー:藤岡正明
ジョージ:小林正寛
オールダービリー:大貫勇輔
マイケル:城野立樹
デビー:佐々木琴花
トールボーイ:山城力
スモールボーイ:岡野凜音

貸切公演だったので、事前にHP等にキャストが発表されておらず、行くまで誰が出演するかわからなかったが、藤岡くんの出る回だった[るんるん]それだけで、かなりテンションが上がった[黒ハート]

さて、私は、ホリプロ主催公演とは、どうも、相性が悪い。過去の公演感想を読んでいる方は、なんとなくお察しいただけると思うが、そんなわけで、またまた今回も、あれれ…な感想を書いていくことになりそう。ご意見の違う方は、この辺でUターンの準備をお願いします。

まず物語の背景を知るためには、サッチャー政権下での政治を思い出さなければならない。マーガレット・サッチャーが英国首相に就任したのは、1979年。翌年、アメリカではレーガン大統領が就任している。サッチャーは、新自由主義を掲げ、国有企業の民営化や、法人税&所得税減税、消費税アップといった政策を打ち出し、世界恐慌以降最悪の失業率を記録した。
少なくとも、最下層の労働者には、最悪の首相と思われていたはずだ。
そして炭鉱業においては、20坑閉鎖、2万人リストラ案を公表したことで、一気にストライキへと機運が高まった。が、炭鉱夫たちも一枚岩ではなかったようで、優良炭鉱から徐々に脱落し、最終的に1年でストは収束した。その間、スト推進派がスト破りの一派を襲撃したり…と、鉱夫たち同士の争いも頻繁にあったようで…やるせないですなぁ[もうやだ~(悲しい顔)]

その辺の歴史の一部がニュース映像で流れる中、物語は始まる。
エリオット家は、父(増岡徹/吉田鋼太郎)、祖母(久野綾希子/根岸季江)、兄のトニー(藤岡正明/中垣内雅貴)という家族で暮らしている。父と兄は炭鉱で働いていて、母は病気で亡くなったらしい。ビリー(加藤航世・木村咲哉・前田晴翔・未来和樹・山城力)は、やや認知症気味の祖母の面倒を見ながら、週末は好きでもないボクシングのレッスンに通っている。
どうやら、鉱夫たちの家族向けに、安価で習い事ができる場所があるらしい。料金は1回50セント。ある時、ビリーは、ボクシングのコーチ役の鉱夫・ジョージ(小林正寛)から、集会所の鍵を次の先生に渡してほしいと言われて、集会所に居残った。ボクシングの次のレッスンは、バレエだった。バレエ担当のウィルキンソン先生(柚希礼音/島田歌穂)は、ビリーの話を全然聞いてくれなくて、レッスンを受けに来た体で彼に接する。そしてすでに50セントを使い果たしているビリーに、来週、ちゃんと今日の分のレッスン料を持ってくるようにと言う。
ビリーは、よくわからないままに、次の週、律儀に50セントを持ってバレエ教室に行った。もちろん、ボクシングには行っていない。最初、ビリーはそれほどバレエが好きなようには見えなかった。もしかしたら、大嫌いなボクシングを回避するための算段だったのかもしれない。
そのうちに、ウィルキンソン先生は、ビリーの中にダンサーとしての才能を感じ、大きなバレエ団のオーディションを受けてみてはどうか、と持ちかける。しかし、ビリーは、まだバレエをやっていると、父親に話していなかった。
出発の日、スト派とスト破りとの小競り合いで、トニーが負傷してしまい、ビリーは、出発できない。そして迎えに来た先生によって、バレエを習っていること、オーディションのためのレッスンをしてきたことが暴露される。それで父の逆鱗に触れてしまったビリーは、「お母さんなら行かせてくれた」と言ってさらに墓穴を掘り、一人感情のままに踊り続けるのだった。(以上1幕)
以来、家族関係はギクシャクしてしまったが、クリスマスパーティーの夜、一人踊るビリーの姿を偶然覗き見た父は、ウィルキンソン先生を訪ねる。もし、可能性があるのなら、バレエスクールとやらに行かせてやりたい、と。先生は、自分がお金を払ってでもビリーを行かせてやりたいと言うが、父は、それだけは…と断り、息子のために、スト破りに加わる。
最初は裏切り者、と罵ったスト派メンバーだったが、父の真意を知ると、一人ずつカンパしてくれ、ビリーは、オーディションに参加することになる。そこでも色々なことがあるが、見事に合格したビリーは、ストが終わった日、旅立ちを迎える。(2幕)

これ、そもそもは、「リトル・ダンサー」という映画が原作で、それを舞台化した、という流れらしい。そして、ミュージカル版は、映画よりも大人の登場人物のシーンが多く、背景的な部分がしっかり描かれているんだとか。
まあ、ビリーの出来次第で相当差が出そうなミュージカル、とても、「それだけ」の物語になんて、怖くて作れないよな~[あせあせ(飛び散る汗)]

では、率直な感想、いきます。
舞台となっているのは、イングランド北部の炭坑町。ここに住んでいる人が正確なクイーンズイングリッシュを話すとは思えないが、なぜ九州弁[exclamation&question]九州にはたしかに炭鉱が多く存在したが、だからって九州弁は、やはり安易な気がする。夕張炭鉱じゃダメだったわけ[exclamation&question]つまり、なんとなく標準語じゃない程度の北海道弁とかの方が、変な先入観がなかったと思うんだけど。
というか、物語はほとんど全編がこの町が舞台=みんなが訛っているんだから、訛っている方が正じゃないの[exclamation&question]と思うのだ。ロンドンのママたちは、ざーます語を使っていたし、それで言葉の違いは明らかだし。
あえて全編を九州弁にする必要はないと思うのだが、それとも、訛ることが、イギリススタッフの条件だったのかしら[exclamation&question]


次に感じたのは、ビリーがバレエを好きになるポイントが分かりづらかった、ということ。
最後に彼は「電気」という言葉でバレエへの情熱を語る。でも、実際の舞台には「電気」と呼べるようなシーンはない。どっちかというと、ボクシングがイヤすぎる、とか、ウィルキンソン先生が怖すぎて断れない…みたいな受動的要素が大きかったような。
なんか、奪われそうになって初めて「踊りたい」という感情が湧きあがったように思った。いや、それで正解ならいいんだけど。
で、そこで1幕終わりの「Angry Dance」というクライマックスシーンになるわけだが、ここのダンス、段取り感がすごくて、あまり盛り上がれなかった。バレエ、ブレイクダンス、アクロバット…と様々なテクニックで魅せて行くシーンなのだが、なにしろ振付が難しい。そしてACTシアターの大舞台を一人で埋めなければならない。そりゃもういっぱいっぱいなんだろうなーと思うのだが、湧きあがるビリーの感情とダンスの間に距離感を感じてしまった。
特にヒップホップ系の振付のところ。今回のビリーは、ブレイクダンスが得意な子らしいので、そこに力が入っちゃったのかもしれないが、この場面、ビリーが気持ちのままに踊る、ということが重要なので、前半から感情を乗せてほしいな~と思った。感情が乗ってれば、振りなんか飛ばしても大丈夫だよって思うのだが、すごいカウント重視なのだ。そこは子供らしいというか。
あとは、これ、もう、私自身、どうしても克服できない、個人的な能力の問題なのだが、ビリーとマイケルがタップダンスを踊る場面で、え、マイケル、そんだけ踊れるなら、キミもダンスを!」と思ってしまい、それが最後まで拭えなかった。ミュージカルのお約束である、そこらへんの一般の人が、とても上手に歌ったり踊ったりする…ということと、主人公がエンターテイナーになろうと努力していること、どうしてもいい感じに脳内で合体処理できない。
実際、マイケルの方がタップの音がよく出ていたんだもん…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
てか、なんかマイケル、すごく好き。マイケルの物語の方が、気になる。
ロンドンに出てバレエの学校に通うようになったらビリーの物語は完成する。男の子がバレエをやることへの偏見から解放される。でも、マイケルは、あの炭鉱の町(バレエやってるだけで、オカマか!と揶揄されてしまうような文化の果ての町)で、女装癖とゲイハートを持って生きていかなければならない。そっちの方が、どうなるんだろう?と気になってしまうじゃないか。
あとね、オールダー・ビリー(栗山廉/大貫勇輔)と踊る場面…私、これまで、フライング怖いとか思ったことなかったけど、「ピーターパン」の事故がまだ記憶にあるのかな…なんか、子どもでフライング、大丈夫か?みたいな、よけいな気分になってしまった。本当に素敵なんですけどね。(ホリプロ。反省してくれ[パンチ]

上記、色々な点が絡み合って「好きなミュージカル」にはならなかった。
が、ビリーとマイケルが可愛すぎるのは間違いないので、ミュージカル好きな方には、オススメしたい。

最後に、出演者についても一言ずつ、書いてみるね。
木村咲哉(ビリー)…まず、名前、すぐ覚えるよね、これ(笑)最年少の10歳とのことで、まず、可愛い。でも、アクロバットは美しくて高さがある。バレエはちょっと苦手かもしれないけど、ダンスは上手い。歌は、台詞の延長的な感じで、途切れ途切れな感じになってしまうし、台詞と表情がマッチしてなくて(前方席だったからオペラを使っていないせいもあるとは思う)、深読みしてしまって疲れた。もっと表情を作った方がいいとは思う。成年の役者だったらね。でも、子どもだからな…あまり子役臭くはなってほしくないってことかもしれないし…。
とにかく可愛いし、個性もある。小さくまとまらず、でっかいスターになってください。木村拓哉?あ、咲哉くんと一文字違いの人ね、って言われるくらいに。
益岡徹(お父さん)…くたびれた感が、このお父さん役にピッタリ。バレエとか、全然理解できないけど、息子がやりたいって言ってるから、一生懸命理解しようとして、ロイヤルバレエでカルチャーショック受けまくりだけど、それも耐えて。踏んだり蹴ったりの人生だけど、愛情に溢れた人なんだな~と思える素敵なお父さんでした。
柚希礼音(ウィルキンソン先生)…いい意味で、田舎のバレエ教室のやさぐれた教師感がすごく出ていた。でもダンスは、オーラ溢れまくり。誰にでもやさしい人じゃないけど、ビリーみたいな原石を見つけると放っておけないんだろうなぁ~と思う。ダンサーになるために生まれてきた子を埋もれさせちゃなんねーという、使命感がハンパなかった。たしかに二流のバレエ教室かもしれないけど、二流のコーチじゃない。ロイヤルバレエが、ウィルキンソンさんの推薦状なんだから!と緊張するような、そんな逞しい先生でした。
しかし、フィナーレのチュチュ姿は強烈…なぜ、ちえちゃんだけ、インナーのパンツがハイレグなの[exclamation&question]それいらんサービスや[爆弾]
蛇足ですが、いつも「パッセ」と言っていたちえちゃんの口から、正確な用語「ルティレ」が出てきたことにちょっと受けた[わーい(嬉しい顔)]
久野綾希子(おばあちゃん)…超可愛いおばあちゃん。表情豊かで、彼女の愛情深い人生が想像できる。フィナーレのチュチュ姿も、脚が細くて美しくドキドキいたしました[るんるん]久野さんのパンツは可愛かった。
藤岡正明(トニー)…血気にはやる兄ちゃん、可愛すぎる。藤岡くんのトニーを観られただけで、私は幸せです[揺れるハート]また、好きな役が出来ちゃったなぁ[るんるん]
大貫勇輔(オールダービリー/バレエダンサー)…うぉー[exclamation×2]なんとも素敵なオールダー・ビリーでした。ビリーを見つめるまなざしが優しく、高みに導いてくれる感じで。いやー、すごいわー[exclamation×2]それを上回るバレエダンサーの白タイツ姿のインパクト[爆弾]益岡さんの視線が一点に集中しているので、私もつい意識してしまって…すみません…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
城野立樹(マイケル)…かわいい。マイケルかわいい[ハートたち(複数ハート)]タップもすごくうまくて。マイケルが可愛くないと、はじまらないミュージカルですね、これ。てか、マイケルに入れ込み過ぎだ[爆弾]

私とホリプロの相性のせいなのか、このミュージカル自体が好き、というふうには思わなかったけど、ここに出演した子たちが、将来のミュージカル界、バレエ界で大きく羽ばたいてくれるなら、このミュージカルを上演した意味はあるだろうなぁと思った。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

今年の「レ・ミゼラブル」MY感想 [┣ミュージカル]

ミュージカル
レ・ミゼラブル


作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク
原作:ヴィクトル・ユゴー
作詞:ハーバート・クレッツマー
オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
演出:ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエル


翻訳:酒井洋子
訳詞:岩谷時子
プロデューサー:田口豪孝/坂本義和
協力:読売新聞社/日本航空
製作:東宝


5月25日から上演されている帝劇の「レ・ミゼラブル」。今年は3回観劇した。
とりあえず、[1]3人のアンジョルラスはすべて観たい[揺れるハート][2]和音ファンテーヌは必ず観たい[かわいい][3]海宝マリウスも一度は観たい[exclamation×2][4]できれば橋本テナルディエも観ておきたい[ひらめき]という希望はすべて叶えられるようにチケットを取った。


前にも書いたかもしれないが、レミゼの超気の毒な展開は、私の趣味ではないので、このミュージカルを観る時は、コンサートを観るつもりで臨んでいる。なので、たとえば、ジャン・バルジャンとジャベールの歌がガンガン響き合ってくれれば、わりと満足している。そして、見た目も重要。そんなわけで、今回のレミゼ、私的には、かなり満足の内容でした[黒ハート]


アンサンブルも含めて、きっちりと配役スケジュールを発表してくれる、東宝さんのおかげです[ぴかぴか(新しい)]ありがとうございます[るんるん]


さて、ジャン・バルジャンは、三人の役替りだが、私が観たのは、ヤン・ジュンモ吉原光夫。ジャベールも3名の役替りだが、私は、岸祐二川口竜也を観た。組み合わせ的には、ヤン×岸、吉原×岸、吉原×川口の3パターン。一番ヒリヒリしたのは、吉原×川口の対決だったかな。とはいえ、この辺は、完全に趣味の世界になるんだろうな。
ファンテーヌ役は、三人すべて観ることができた。やはり、宝塚ファンなので、和音美桜のファンテーヌが印象深かった。また、吉原バルジャン×和音ファンテーヌという組み合わせは、私生活で新婚さんだと思いながら観ているせいか、何とも言えない空気のハーモニーが感じられて、観劇後、不思議な爽快感に包まれた。
エポニーヌも三人すべて観劇。松原さんは、ちょっと逞しいエポニーヌで、悲壮感に欠けた感がある。私の好きなエポニーヌは、可哀想なエポニーヌらしい。その点、可愛いし可哀想だし…という意味で唯月エポニーヌは最高だった。エポニーヌは、コゼットが生田絵梨花だったために、そうだよね、しょうがないよね…的な同情心で観てしまって、それが似合うエポニーヌだったが、「美女と野獣」のベル役の声優やってから、ちゃんも、自信が出てきたのか、そういう意味で、自虐感はなくて、ちょうどいいエポニーヌだった。あー、私、エポニーヌが好きなんだなーと気づいた、公演でした[わーい(嬉しい顔)]
マリウスは、内藤大希海宝直人の2名を観た。王子様みたいな内藤の優しい歌声と、良く通る海宝のハイトーン、どちらも素敵だった。二人ともイケメンだったし、マリウスは見た目も重要[黒ハート]
コゼットは、小南満佑子生田絵梨花の2名。生田の出演回は、帝劇の男性割合が明らかに違っていて面白かった。この日は、アンジョルラスが相葉裕樹だったこともあり、私の脳内は「美しいは正義」となっていた。夢々しいマリウスとコゼットのデュエットと、可愛いのに、コゼットには及ばないエポニーヌの悲壮まではいかない痛みを抱いた歌唱が、一幅の絵のようで美しかった。小南を2回観ているのに、私の趣味的には、生田コゼットが好みでした。また演じてほしいな。
テナルディエは、橋本じゅん駒田一の2名。KENTAROさんは、前回観たはず。橋本は5月に観たので、なんとなく自分のテナルディエ的特色を出そうと、色々試しているような印象。駒田は、さすがに余裕だった。前回より、テナルディエ夫妻がイヤな夫婦という感じが減ったように思う。あんまりイヤな夫婦感を出すと、最後まで尾を引くので、ミゼラブルな民衆の裏側にある逞しさの代表だ、と気づける程度の演出が好み。今回は、いい感じだった。
マダム・テナルディエは、鈴木ほのか谷口ゆうなの2名。モリクミさんも、何度も観ているし、これでよかったかな。鈴木は、音域的にこの役で合っているのかな[exclamation&question]という印象が抜けなかった。挑戦は素晴らしいと思うけど。
アンジョルラスは、上山竜治・相葉裕樹・上原理生の順で観劇。上山うわっ、暑苦しい…[あせあせ(飛び散る汗)]学生運動って、なんかこういう、世間知らずの暑苦しさ的印象があるよね、と冷静に感じた。でも、なんつーか、頭でかい…ような…すみませんっ[あせあせ(飛び散る汗)]相葉うわっ、無理だ、最初から負けしか浮かばない…つか、勝ちそうになったら、客席全員で悲劇に追い落としそう…[爆弾]というくらい、悲劇がお似合いでした[黒ハート]上原やばい、革命が成功しそうだ[exclamation×2]さすが、もうすでにロベスピエールの風格でした[るんるん]
そう、私は、アンジョルラスが一番好きです[黒ハート]
ところで、グランテールとガブローシュは付き合っているんでしょうか[exclamation&question](腐)てか、むしろ、ガブローシュが左ですよね[exclamation&question](黙)


最後に、元星組、五條まりなちゃん、可愛すぎる…[揺れるハート]


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

「RENT」観劇 [┣ミュージカル]

「RENT」


演出: マイケル・グライフ
振付: ラリー・ケイグウィン
装置: マーク・ウェンドランド
衣裳: アンジェラ・ウェント
映像デザインピーター・ニグリーン
日本版リステージアンディ・セニョールJr.
振付補: マーカス・ポール・ジェームズ
訳詞: 吉元由美
音楽監督: 佐藤真吾
照明: 高見和義
美術アドヴァイザー: 松井るみ
音響: 山本浩一
ヘアメイク: 宮内宏明
音楽監督補: 安崎 求
演出助手: 福原麻衣
舞台監督: 本田和男
制作助手: 田中景子、千葉文香
プロデューサー: 小嶋麻倫子
製作: 東宝


【観劇時配役】
マーク:村井良大
ロジャー:堂珍嘉邦※
ミミ:ジェニファー※
コリンズ:光永泰一郎
エンジェル:平間壮一※
モーリーン:紗羅マリー※
ジョアンヌ:宮本美季
ベニー:NALAW
(※印Wキャスト)


今回も行ってきました。
かつて、ケロさんが出ていた時の情熱はないけど[あせあせ(飛び散る汗)]やっぱり、一度は、行ってしまう…


感想は、ごく簡単に。
村井マークは、すごく日本人っぽい。世紀末のアメリカじゃない感が強いのはなんだろうなぁ。
日本語の変更も大きいのかもしれない。オープニングの語り「燃やす薪もないんだ」…これが気になる。「燃やす薪も、ない」だったんだよね、ずっと。その、あくまでも映像につけるナレーションのような、無機質な語りが、世紀末NYの片隅、今思えばどこが[exclamation&question]な、サイバーシティの一角の冷え冷えとした世界に、私を飛ばしてくれていたのかな、なんて思う。
マークのママの電話に始まる、家族たちの勝手な留守番電話の吹込みも、普通に近くなって、引っ掛かりが小さい。そういう外側のちょっとした違和感が、語り手のマークに反映されて、どうも違う感を醸成するのかもしれない。


堂珍ロジャーは、ミュージシャンだなぁ~と思う。
この役は、ミュージシャンが演じても違和感が少ないんだなぁ~とあらためて。日本初演がウツ(宇都宮隆)だもんねぇ~[るんるん]瞬間湯沸かし器的な感情表現がむしろミュージシャン向きなのかもしれない。


でもって、ジェニファーのミミは…えーと…[爆弾]
オペラじゃないんだから、ここまで体格のいいミミはどうなんでしょうか[exclamation&question]
「あんなに痩せて…」とか、笑ってもいいですか、と思ってしまった。
それに言いたくないけど、ミミは19歳だから。どうしてジェニファーを使い続けるのかなぁ。私には解せなかった。


コリンズの光永は初めて観た。低音が魅力的。
私の愛する米倉コリンズは永遠だけどねー。


エンジェルの平間だけは、狙ってチケットを取った。「ラディアント・ベイビー」を見て、クォンを演じる平間にエンジェルを想像したからだ。そして、そのカンは当たった。
このエンジェル、好きだぁ~[揺れるハート]


紗羅モーリーンは、ちょっとこれまでにないタイプのモーリーンに感じた。もしかしたら、ジョアンヌも演じることができそうな。
“むーーーーーー”のところは、客席のコールを全く期待していない演出になっていたが、それってどうなん[exclamation&question]
あと、“La Vie Boheme”の場面で、別の女子と浮気して、顔じゅう口紅だらけのキスしている…というのは、なくなったのね[爆弾][爆弾][爆弾]あれ、好きだったんだけどな。


宮本ジョアンヌは、嵌まり役だと思う。
“Tango Maureen”の場面、最高[黒ハート]


実はいいヤツ感の漂う、NALAWのベニーもいいなぁ~と思った。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

すてきすぎる! [┣ミュージカル]

帝国劇場で上演中の「レ・ミゼラブル」。
詳細な感想は、MY楽後にゆっくりと書く予定だが、今回は、私の浅いレミゼ史上、革命的な舞台を観た感激をちょっとだけ。


一番槍でおなじみ(もはや、こう書くことすら失礼かも[爆弾]相葉裕樹くんのアンジョルラスが、神々しくて、荷車じゃなくて、砦から逆さにぶら下がってほしい…と、心から思った。


そして、この日のコゼットは生田絵梨花ちゃん、おおー可愛い[黒ハート]


マリウス内藤くんも、先月とは髪形が違うのかな[exclamation&question]なんか、王子様みたいで素敵でした。


そして、ちゃんが…なんか、めっちゃ、可愛くなっている[ぴかぴか(新しい)]「ベル(美女)」役を何度もテレビで演じた効果でしょうか[exclamation&question]


というわけで、「レ・ミゼラブル」がなんだか宝塚みたいに、綺麗前提な舞台になっていて、とても心地よかったです。


(そもそもの「レ・ミゼラブル(悲惨×複数)」という物語が苦手な私ゆえの感想かもしれないですが。)


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

ミュージカル「I LOVE A PIANO」観劇 [┣ミュージカル]

「I LOVE A PIANO」 -THE MUSICAL-


Music and Lyrics by IRVING BERLIN


Conceiced by RAY RODERICK and MICHAEL BERKELEY
Musical Arrangements by Michael Berkeley
World Premiere Production Produced by Tri-Arts,Sharon,CT


上演台本・訳詞・演出:小林香
音楽監督:大貫祐一郎
振付:木下菜津子


美術:土岐研一
照明:奥野友康
音響:山本浩一
衣裳:四方修平
ヘアメイク:川端富生
歌唱指導:大嶋吾郎
タップ振付:本間憲一
演出助手:落石明憲
振付助手:権藤あかね
稽古ピアノ:伊藤祥子
舞台関東:田中力也


アーヴィング・バーリンの楽曲を用いたジュークボックス・ミュージカル。
ユダヤ系ロシア人の青年、レオンがティンパン通りの楽器店に就職し、別離や戦争を経て、大作曲家になるまでを描いている。
出演者は、ピアニストを除いて男性三名、女性三名。この三人の男性キャスト(屋良朝幸・上口耕平・鈴木壮麻)が、それぞれの年代のレオンを演じる。 そして、おそらく日本版だけのキャラクターとして、その恋人役を三人の女性キャスト(小此木まり・吉沢梨絵・樹里咲穂)が演じている。ラブラブの恋人として、離れ離れの人生を送りながらふと思い出す相手として、そして、孫がいる年になっての再会シーンとして。 そこにひとつの仕掛けがあって、レオンは、この楽器店にあったピアノにほれ込んでいる。楽器店で働きたいと思ったのも、そのピアノがあったから。そして、彼は、恋人に贈る楽曲を、このピアノの中に仕込んでいた。それが40年ぶりに発見されるシーンが、ドラマのクライマックス…かな。ピアノが重要な小道具になっているから、数あるバーリンのヒット曲の中から、「I LOVE A PIANO」をミュージカルのタイトルとしたのだろう。
実際は、60曲に及ぶミュージカルナンバーを整理し、日本版の脚本も担当したのは、小林香。その昔「イフアイifi」という舞台で、この人の世界観と私は相いれないと思った記憶がある。たぶん、そういう世界観的な違和感が、最後まで気になってしまった作品だった。今回も。


レオンが作曲し、ピアノの中に封印した曲―それは後にレオン自身が演奏して、元恋人のサディーに聴かせるのだが―誰もが知る「ホワイト・クリスマス」だった。それが、1970年代にピアノから掘り起こされ、初老となった恋人に捧げられる。ここで、私は、めちゃくちゃ戸惑った。
「ホワイト・クリスマス」は、事実として1930年代に、世界的ヒット曲になっている。作曲者名もよく知られている。アーヴィング・バーリンだ。
ドラマはいきなり、アーヴィング・バーリンがいなくて(レオンが作曲したということは、アーヴィング・バーリンは存在しないということだ)、「ホワイト・クリスマス」が封印された(1930年~1970年代まで一度も演奏されることなく、ピアノの中に楽譜のメモがしまわれていた)パラレル・ワールドの物語にチェンジしてしまった[exclamation]
 「イフアイ」はともかく、この作品は、SF仕立てにするのは間違ってるぞ…[爆弾]


日本版を製作するに当たり、楽曲の整理や、ヒロインを登場させるなどの改変を加えた、と上演台本・訳詞・演出の小林氏はプログラムで語っている。
その程度の自由度のある上演契約だったのだろうが、アーヴング・バーリンのジュークボックス・ミュージカルに、まったく関係ない新曲を追加する自由はさすがにないだろうし、あったとしてもそれを作曲する勇気のある作曲家もいないだろう。
だからといって、日本ではおそらくアーヴィング・バーリンと言って一番に思い浮かぶ曲を、「なかった」ことにするとは…[爆弾]
また、今、ここにあるピアノが、かつてレオンが愛し、それゆえに手放した「あのピアノ」である証拠として、一番高いキーを押下しても音が出ない=40年前に封印した楽譜メモが挟まっているというのは、ドラマチックではあるが、40年間一度も調律してなかったのかよ[exclamation&question]みたいなことも含めて、もはや、突っ込む気力も起きない。 (つか、むしろ、日の目を観る前に、関係者で突っ込んでくれ[ちっ(怒った顔)]
いったい、どこまでが、オリジナルで、どこからが日本版の改変部分かは知らないが、どちらの責任であっても、この辺の設定はお粗末極まりない。
また、小林氏は、アーヴィング・バーリンの名は、日本ではコール・ポーターほど有名ではないとプログラムで語っているが、それは、ちょっと納得できない。少なくとも、私はバーリンの名を先に知ったし。
それでも、え、この曲もバーリンの作曲だったか[exclamation]と驚きながら見ることとなった。天才か[exclamation×2]なので、あまり、侮らないでね[ちっ(怒った顔)]


とはいえ、ストーリー部分を別にすれば、(おっと大胆な発言[あせあせ(飛び散る汗)])ミュージカル作品として、実に楽しい。それは、


[1]音楽が素晴らしいから


[2]出演者が素晴らしいから


にほかならない。てか、この出演者陣、神ですよっ[黒ハート]


そして、全員が主役、全員がスター。優劣などない。


なのですが…それじゃ味気ないので、印象に残ったナンバーを。樹里咲穂の歌った「ブルー・スカイ」から「ゴッド・ブレス・アメリカ」は、鳥肌ものでした。
先ほどは、演出家をあれこれこき下ろしたけど、この「ゴッド・ブレス…」で、一度もタイトルを歌詞に盛り込まなかった(原曲には当然ある)見識は素晴らしいと思った。日本で、あの歌詞は、あの場面では鼻白むよね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:演劇

「ノートルダムの鐘」 [┣ミュージカル]

近年の音楽に力を入れたディズニー映画は、後にミュージカル化して舞台作品となり、その後、もしかすると実写ミュージカル映画になる…らしい。なーんて、「美女と野獣」の公開に際して思ってみたり…。
ディズニーが舞台化する作品は、さまざまな経緯があるようだが、日本での上演は、劇団四季がすべて行っている。
「ライオンキング」はいまだにロングランを続けているし、現在は、「アラジン」「リトルマーメイド」…と、「キャッツ」以外のロングラン上演はすべてディズニー作品となっている。
そんな劇団四季のディズニー作品最新作がこのノートルダムの鐘」
なんとなくディズニー映画は、空くのを待っているうちにチャンスを逃してしまうことが多いのだが、この映画は珍しく観ている。
知っている感満載で、ウキウキと出掛けたところ、なにやら全然違う作品を見せられ、その重さにぐったりしてしまった…というのが今回の「ノートルダムの鐘」舞台版だった。アニメ版とストーリーを大きく変えているという点で、過去のディズニー・ミュージカルとは大きな違いがあると思った。
おそらく原作の設定を生かしたミュージカルということだと思うが、私、原作は読んでいないのだ。
あ、原作は、ヴィクトル・ユゴー。5月から再演される「レ・ミゼラブル」も彼の作品なので、ちょっとしたユゴー・ブームかもしれない。

アニメ版では、とにかく悪くてキモくて歌が上手い(笑)フロローだが、ミュージカルでは彼のこれまでの半生を描くところからスタートする。どうやら、カジモドは、フロローの弟とジプシーの間に生まれた子ども、という設定になるらしい。
親がなく、ノートルダム寺院で育った兄弟。清く正しく美しく生きようとしていた兄の人生を堕落させようとしているかのような美しい弟の存在が、兄・フロローの心をいつしか苛むようになっていた。ジプシー女と出奔した弟は、死の間際にフロローを呼び、生まれたばかりの息子を託した。何の因果か、一目で醜いとわかる赤ん坊だった。
弟の死後、フロローは赤子を連れ帰り、カジモド(出来損ないの意)と名付け、養育する。そして、大きくなったカジモドは、ノートルダムの鐘突き男となっていた。フロロー以外の誰とも接することなく、建物の石像が友達…というような日々を送っていた。
(そういえば、ここで三体のガーゴイルがカジモドの仲間…というアニメ設定が、そんなに親しそうじゃない石像達(人間がマントを被って表現)のコロスになっている時点で、結末を予想すべきだったかも?)
アニメ版のカジモドは、背が低く、背中が湾曲していて、顔つきも恐ろしい(できるだけユーモラスに描こうとしているので、恐怖をおぼえるような顔ではない)。その辺については、カジモド役の俳優が、背中に砂袋を背負って、身をかがめ、顔に墨を塗ることで、彼の外見を表現している。

その後の展開はほぼアニメ通りだが、アニメに登場するノートルダムの普通の司祭は出てこない(そもそもアニメでは、フロローは司祭ではない)ので、フロロー=神的図式があり、より絶望感が感じられる作り。フロローは、まともに見えるからこその恐ろしさを象徴していて、芝清道さんのキャラ作りもあって、圧巻。
で、最後に、あっと驚く悲劇的展開(たぶん原作通り)!
(すべて、私が、アニメしか知らないのがいけない。偉大なるヴィクトル・ユゴー様、ごめんなさい[もうやだ~(悲しい顔)]
エスメラルダ(岡村美南)は、なんとなくディズニーアニメの女性っぽい顔立ちで、すぐに馴染んだ。フィーバス(佐久間仁)は、背が高くハンサムで、こちらもディズニーっぽい雰囲気。クロパン(吉賀陶馬ワイス)やエスメラルダが操る、ぱーんと花火のようなものを出して、逃げるという技も、わくわくする。

ラスト、登場人物がすべて顔を墨で汚し、カジモド(田中彰孝)一人が素顔で肩の荷を下ろし、清々しい姿となる場面が印象的だった。
あと、鐘つき堂の内部のセットがすごくすてきだった。
別の場面では鐘が上がっていて、その場面だけ下りてくるんだけど、全身を使って鐘を突くカジモドも素敵だし、彼がこの仕事のために耳が聞こえにくくなっている、ということも含めて、ジーンとくる。
石像のコロスだけは、アニメ版がよすぎて、中途半端な存在がちょっと残念。メインキャラを三人くらいに絞って、キャラクター化してくれるともっと伝わるかな、と思った。
満喫でした[るんるん]


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

「花・虞美人」観劇 [┣ミュージカル]

ミュージカル
「花・虞美人」

演出:花虞美人制作委員会
演出協力:本間憲一
演出協力補:西祐子
脚本:岡本貴也
脚本協力:長谷川晃示
作曲・音楽監督:鎌田雅人
楽曲製作:黒木渚
美術:柴田隆弘
照明:吉枝康幸
音響:相川幸恵
振付:麻咲梨乃
殺陣指導:TeamAZURA
歌唱指導:宮崎誠
衣裳:山下和美
ヘアメイク:中原雅子
舞台監督:小笠原幹夫
演出助手:出口雅敏

都内の劇場で、私が仕事帰りに行きやすいのは、東京国際フォーラム、帝国劇場、そして、東京宝塚劇場&シアター・クリエかな。
ACTシアターは、微妙に行きづらい。「MY HERO」の後、この先、この劇場に来るのはいつかな~[exclamation&question]なんて、思っていた。

ところが、突然行けなくなってしまった…と友人からSOSのコールがあり、たまたま夜に予定がなかったので、観劇することに。チケットを受け取り、いよいよ観劇する日前日くらいに確認してみたら、開演時間18:00…[爆弾][爆弾][爆弾]ぜーったいに間に合わない[exclamation×2]
赤坂18:00開演、無理です、無理[もうやだ~(悲しい顔)]

しかも年度末。休みを取ることもできないし、時間有休特典も使い果たしている。
考えあぐねた末、取引先から直行するという、裏技を行使した。関係者の皆様、申し訳ございません[あせあせ(飛び散る汗)]

宝塚ファンの皆様は、大昔から「虞美人」は、お馴染みの物語。宝塚ファンは、古代中国にも造詣が深いのだ。
しかし、今回の「花・虞美人」は、ひとつ、大きな創作がある。なんと、虞美人、そもそもは、劉邦の恋人だった、という設定だ。

始皇帝が統一した中国。もとは楚の国だった沛県の小さな村では、村一番の美女、虞(凰稀かなめ)が、結婚を控え、父(鈴木智久)や、弟・子期(松田凌)と幸せな時間を過ごしていた。相手は、劉邦(ユナク)。
しかし、結婚の直前、始皇帝の兵が村を襲い、娘を差し出すように、と言いつける。村一番の美女、虞は、当然目を付けられるが、結婚式当日なので許してほしいと取りすがる父親は兵士に斬り捨てられ、村人も多く殺され、虞は、兵士に連れ去られる。
生き残った、劉邦、その親友の樊噲(ハンカイ・岡田亮介)、そして子期は、始皇帝への恨みを募らせる。
愚は、始皇帝の後宮に入れられ、純潔を奪われるが、そのまま愛妾になることをよしとせず、宦官の趙高(桑野晃輔)から刀を奪うと、始皇帝を殺そうとする。もちろん果たせずに、返り討ちに遭いそうになるところで、阿房宮に項羽(黒川拓哉/池田努)の軍がやってくる。始皇帝は、他人の振りをして逃げようとするが、虞はそれを許さない。彼女の言葉により、始皇帝は、項羽に成敗される。
汚れてしまった自分はもはや帰る所もない、と、燃え上がる阿房宮と運命を共にしようとする虞を、項羽は、助け出す。彼らがハケた直後、劉邦、樊噲らが、阿房宮に攻め込んでくる。
以後、虞と劉邦は何度もすれ違いを繰り返して、観客をハラハラさせる作戦と見た。
で、ラストシーンは、項羽の死後も虞は生き残り…そして…という意外なものだった。

殺陣が大迫力[ぴかぴか(新しい)]こればっかりは、宝塚を見慣れているせいか、おおーっ[目]と思ってしまう。アクロバット技を含んだ激しい戦闘シーンと、あと剣舞のシーン、素晴らしかったです[ぴかぴか(新しい)]
セリフ的な部分は、劉邦の日本語の発音がたどたどしいこともあり、なかなか、気持ちが伝わって来ない。私が観劇したのは、黒川版の項羽だったが、こちらは、荒々しい場面での緊迫感が伝わって来ない。主役の男性二人がそんな感じなので、全体的に盛り上がりに欠ける部分もあった気がする。
そんな中で、大澄賢也の范増が素晴らしすぎた。全部さらった感じ。大澄のソロの後の拍手が凄かったのが、私も嬉しかった。残念ながら、この作品には、張良は出ていなくて、韓信(石橋直也)がそのキャラクターも含めて演じていた。こちらも素敵だった。呂雉(高橋由美子)は、もっと上手に使ったら、作品に厚みが出る人になったと思うのに、権力欲の塊のようなステレオキャラになっていて残念。

題材はよいのに、たとえば、村に始皇帝の軍隊がやってきて、剣を抜いて娘たちをかどわかしていく場面、どうして愚の父親があっさり斬り殺されるのに、劉邦、樊噲、子期だけは、斬られないのか[爆弾]とか、演出に疑問を感じる部分は多かった。
なんだよ、演出の花虞美人制作委員会って[爆弾]誰か、演出を立ててくれ、頼むから。

こんな状態の中、世紀の美女・虞美人を演じ切った凰稀かなめ美しさは際立っていたが、運命に翻弄される美女という存在に、なんとなく居心地悪そうな雰囲気があった。もう少し、自立した女性として書いてあげた方が、似合っていたような気がする。
項羽と劉邦、それぞれに魅力があり、虞への接し方も違うので、両方に惹かれてもしょうがないなーと私は思ったのだが、凰稀は、項羽への想いは、恋愛感情ではない的解釈に感じた。そのわりに、劉邦への思慕が弱い気もするし…あまり、三角関係的なドラマが感じられなかったのは残念[バッド(下向き矢印)]

あとね、個人的な感想ですが、スタジオライフで娘役メインでやっている鈴木智久くんを、お父さんとか、おじいさんとかで使うなんて[爆弾]どゆことよっ[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

「キューティー・ブロンド」観劇 [┣ミュージカル]

MUSICAL
「キューティー・ブロンド」

音楽/詞:ローレンス・オキーフ、ネル・ベンジャミン
脚本:ヘザー・ハック

翻訳/訳詞/演出:上田一豪

音楽監督:小澤時史
振付:藤林美沙、伊藤今人(梅棒)、楢木和也(梅棒)、野田裕貴(梅棒)
歌唱指導:市川祐子

美術:伊藤雅子
照明:岩下由治、小川修
音響:高橋秀雄
衣裳:屋島裕樹
ヘアメイク:井上京子

演出助手:永井誠
舞台監督:宇佐美雅人
舞台監督代行:田中直明

久々にゴミなミュージカル観たなー(笑)アメリカにもこんなクオリティーのミュージカルがあるんだな。○イトーくんが作ったのかと思った。すみません、口が悪くて。

簡単にストーリーを紹介すると、UCLAN(架空の大学)に通うエル・ウッズ(神田沙也加)は、ビバリーヒルズ生まれの超お嬢様。大学ではソロリティサークル“デルタ・ヌウ”の会長を務め、ボーイフレンドのワーナー(植原卓也)ともラブラブで充実した日々を送っていた。しかし、プロポーズを待っていたエルに対して、彼は別れを切り出す。30歳で上院議員になるためにハーバード・ロースクールに進学を決めた彼は、地に足のついたもっと頭のいい女と結婚しなければならない、という理由で。
エルは、見事なブロンドの持ち主。そのせいで、“頭が悪い”という先入観を持たれて生きてきた。しかし、彼女は、賢い美女。ずっと付き合ってきたのに、そんなことにも気づかない恋人なんか…と思わないところがエル。彼女は、恋人の心を取り戻すべく猛勉強して、ハーバード・ロースクールに合格してしまう。
しかし、ここでもエルはブロンドへの差別に苦しみ、頼りのワーナーは、すでに黒髪の同級生、ヴィヴィアン(新田恵海)と交際していた。
エルは努力の末、教授の推薦を受け、インターンとして実際の司法の場に立つことになる。そこで出会ったのは、夫を殺害した容疑で弁護を依頼してきた女性、ブルック(木村花代)。彼女は、アリバイがあるのに決してそれを言わず、それでいて無罪を主張していた。エルは、デルタ・ヌウのOG繋がりで彼女の信頼を得、決して言えないアリバイを教えてもらう。
それはなんと、全米で大活躍中のフィットネス・トレーナーである彼女が、“脂肪吸引”を受けていた!というもの。どうしても言えない、という彼女のため、エルはアリバイ抜きで戦う決意をする。
担当のキャラハン教授(長谷川初範)のセクハラにも、元恋人・ワーナーの理不尽な糾弾にも負けず、周囲をいつしか味方に巻き込みながら、エルの快進撃は続く-

一応、ハッピー・ミュージカルの系譜になるらしいんだけど、これだけ爆弾を抱えていると、本当にハッピー・ミュージカルなのか、疑問に思ってしまう。
もちろん、主演の神田沙也加ゴー・フォー・ブレイク精神に溢れたエル像は、魅力的だった。
しかし、脚本、音楽、演出については、うーん…と言わざるを得ない。私が、頑張る女子的ミュージカルに合わないかもしれない症候群のせいもあるんだろうけど…その辺は、以下の記事を読んでご判断いただければ…と思います。

まず、ヒロインのキャラクター設定がイケてない。彼女のボーイフレンドは最低なヤツだと思う。彼は上院議員になるという「進むべき道」があり、本人もそれを望んでいる。そのためには、「相応しい妻」と結婚する必要がある、と彼の両親は考えていて、彼もそれに異論はない。にもかかわらず、彼は、条件に当てはまらない「ブロンドの女の子」と交際し、深い関係を持ち、プロポーズの期待までさせておいて、卒業の直前一気に別れを切り出す。学生時代を楽しむために、見た目のいい可愛い恋人と付き合い続け、卒業後は、自分の将来を支えてくれる良妻賢母を妻にしようなんて、ずうずうしいにもほどがある。こんなカスのような男が、上院議員になったらアメリカの恥だと思う。
エルは、上記のようなことを正確に理解しているにもかかわらず、彼に相応しい女になるために、ハーバード・ロースクールに入り、一度は黒髪に染めようとまでする。もう典型的なダメンズ(ダメ男しか愛せない女)である。

おっとこの作品、この先ツアーに行くようです。
これ以上のネタバレ部分は、下記「続きを読む」に記載しておきます。

続きを読む


nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

劇団メリーゴーランド「不埒な花は誘惑する」観劇 [┣ミュージカル]

劇団メリーゴーランド特別公演 Vol.III
ミュージカル・コメディ「不埒な花は誘惑する」

脚本・演出:平野華子、俵ゆり
作曲:内海治夫
振付:俵ゆり、平野華子
音響:長柄篤弘(ステージオフィス
照明:花木秀行(THEGLEE)
宣伝写真:Kikineko_Musik
制作:劇団メリーゴーランド

劇団メリーゴーランドの三人ミュージカル「不埒な花は誘惑する」を観劇した。劇団本公演ではなくて、選抜メンバーでの公演。アナザー・メリゴ的な公演で、通称“大人メリゴ”と言われている。

今回は、三人出演(いつもの大人メリゴは二人芝居)ということで、ショーを入れず、90分間一本勝負のワン・シチュエーション・ミュージカル。すごい[ぴかぴか(新しい)]膨大な台詞量[exclamation]みなさん、本当にお疲れさまでした[exclamation×2]
劇団メリーゴーランドのお芝居は、基本、ミュージカル・コメディ。予期せぬ展開と、見事に伏線を回収しまくる大団円が見どころだと勝手に思っている。挟みこまれる「くすっ」と笑えるポイントの配分や、繰り返しが生み出す笑いの効果も、本職だって間違うことの多い昨今、納めどころを見事に把握しているのは、脚本家自身が、その脚本で舞台に立っているから、かもしれない。昨今、優れた脚本家は、みな舞台経験がある。これって、ギャグが滑った時の現場の寒さが分かるゆえ…なんじゃないだろうか。

で、メリゴのヒロイン羽良悠里嬢の爆弾娘ぶりが、今回も素敵に発揮されている。そして、翻弄される男Sと書いて、「スタア」と読む、華波蒼氏[exclamation×2]今回は、人の話を聞いてない人物が二人に増え、さらに翻弄されている。そして、会社社長なのに、拳銃をホルスターに入れて持ち歩くのがサマになっている辺りも、素敵過ぎる[黒ハート]そしてそして、大人メリゴ新加入の斎桐真氏。前回本公演では、ゲスト出演的な立場だったが、その時から、もう絶対メリゴの人になってくれーと、思っていた。
(私の)念願叶ってのご出演、もう盤石ですね、メリゴさん[ぴかぴか(新しい)]
とはいえ、
男性が二人になっても翻弄されるのは、スタア華波さんだけ。(やっぱり[爆弾]

天才植物学者なのに、わけわかんない坊やの斎さんが、最高すぎ[黒ハート]あの育ちすぎの美貌で「ルークにーに[るんるん]」と言い出すなんて、何のプレイですかっ[exclamation&question][揺れるハート][揺れるハート][揺れるハート]

今回は、ショーがない1本物ミュージカルだったが、そういうのもいいなぁ~[るんるん]本公演はお芝居とショーで、別箱はじっくりとミュージカルって、いいかもしれない。
最後にちょこっとだけ登場された、黒柳芽里子さん(羽良さんの化身)も、相変わらず素敵なトークで、次回公演まで、皆様に幸あれ~[黒ハート]と私も思いました。

今回は、お芝居の脚本に、俵さん(=羽良さん)も参加され、メイン・ライターの平野さん(=華波さん)が、自分のこと、こんな風に書くのは恥ずかしいし…みたいな部分にも、ぐいっと切り込んだため、さらに容赦なく笑えて、素晴らしいと思った。これも、いつもはショー脚本を担当される俵さんの手が空いていたからこそ。そういう意味でも、別箱は1本物って、いい企画だと思った。

あ…ストーリーとか、なんにも書いてない…

あれですよ、つまり、花粉症の原因になるような不埒な花から、マフィンの香辛料が採れるという…しかも、そのめしべは堕胎薬でもあったらしい…それが教会が運営している孤児院の庭にてんこもり植えられているという…なかなか不埒なお話なのですが、望まない妊娠をした女性に対して、不確実な堕胎薬を用いて、それでも生まれてくる子供については、孤児院に引き取るというのは、孤児院で育った子供たち(登場人物3人は全員その孤児院出身)にとっては、自分が望まれずに生まれてきたとも取れるわけで、悲しい気持ちになると思うけど、それこそ、“神の御心に委ねる”ということなのだろうな…なんて妙に納得したのでした。(本筋そこじゃないから…[たらーっ(汗)]

しかし、スタア華波さまの魅力はいささかも揺るがないにしても、おねーさんたち(誰[exclamation&question])、斎さんみたいな美少年は大好物だからっ[黒ハート]
というわけで、ますます、メリゴから目が離せないですね[るんるん]


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」観劇 [┣ミュージカル]

ミュージカル
スカーレット・ピンパーネル」

原作:バロネス・オルツィ
脚本・作詞:ナン・ナイトン
作曲:フランク・ワイルドホーン
編曲:キム・シェーンベルグ
訳詞・翻訳・潤色:木内宏昌
潤色・演出:ガブリエル・バリー
音楽スーパーバイザー:ジェイソン・ホーランド
音楽監督:前嶋康明
指揮:小林恵子、川嶋雄介
演出補:石丸さち子
美術:二村周作
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:前田文子
ヘアメイク:鎌田直樹
振付:港ゆりか
アクション:渥美博
歌唱指導:満田恵子
演出助手:伴・眞里子
舞台監督:北条孝、有馬則純

宝塚で初演のミュージカルを外部で上演する。そのヒロインを宝塚で初演に出演した女優が務める。「エリザベート」の東宝初演を思い出すな~[わーい(嬉しい顔)]
もっとも、安蘭けいの場合、既に外部デビュー作が、星組で演じたアイーダではあったけれど。
そして、今回、これまでの、宝塚⇒外部ミュージカルと大きく違うのが、演出=小池修一郎ではないところ。宝塚版で初めて使用された「ひとかけらの勇気」は採用されているが、曲順とエピソードは大きく異なっている。また、今回の日本版上演に際し、ロベスピエールの新曲が加わり、このことにより、ショーヴランの立ち位置がロベスピエールの側近というか、一蓮托生の存在だということがハッキリした。
ロベスピエールはフランス革命で最も有名な革命家だが、この作品には、他の著名な革命家は登場しない。このため、宝塚版では、ロベスピエールとショーヴランの間に指示命令関係があることはわかるものの、ロベスピエールがそれほど近い存在なのか、よくわからない。圧倒的な上司という感じにも取れた。今回のスカピンでは、より直部下感が出ていたように思う。
あとは、マルグリット姉弟が処刑されるための馬車に乗せられるところで、一緒に呼び出しをされたメンバーの中にアンドレ・シェニエがいたことで、この物語のクライマックスがテルミドール7日だったということがわかった。

愛すべきショーヴラン、ピンパーネルとしてパリに送り返された頃には、ロベスピエールも死んでいて、なんとか命拾いできるんじゃないかしらね。運が良ければ[黒ハート]

マルグリットを騙してサン・シール公爵一家を処刑した過去が消えるわけではないけど、あの胸がすくようなラストシーンの後味を考えると、ショーヴランがパリに戻った後、ギロチンで処刑されただろう…と想像するのは、ちょっとつらい。たぶん、パーシーたちがショーヴランを出し抜いてやっつけるというのが、とても気持ちいいから、そこから極刑というのが、繋がらないのだと思う。そんな、観客側の生理にすごくピッタリくる終わり方が、これなのかもしれない、と思った。
日本版しか知らないので、宝塚版との違い、ということで書くと、もちろん、ルイ・シャルル救出作戦は登場しない。そもそも、この手の“死んだことになっているけど、実は…”的な物語って、日本人は大好きだけど、外国ではどうなんだろう?(「真田十勇士」でも、猿飛佐助や霧隠才蔵、そして豊臣秀頼までもが薩摩に逃れている。←薩摩ってとこがまた、秀逸だな~[揺れるハート]
じゃあ、誰を救出するか、というと、アルマンなのだ[ぴかぴか(新しい)]
宝塚版では、何も知らない姉に代わってピンパーネル団の一員になる青年で、恋人のマリー・グロシュルツが、シャルル救出のために大活躍する、という設定だったが、その辺り、小池先生が宝塚らしい物語に変えたんだな~と、納得。
外部には外部の、宝塚には宝塚の良さがある。両方を観られる日本の観客って、幸せなのかも[揺れるハート]
アルマンを救出するために、マルグリットが単身パリに潜入する。(彼女は、夫の正体を知らないから)
そして、ショーヴランに捕えられ、姉弟は、処刑されることになる。
その途上、アルマンが口を滑らし、マルグリットは、夫がピンパーネルであることを知る。ちなみに、マリーには別に恋人(作品途中で結婚)がいるし、マルグリットは弟を溺愛しているので、アルマンの姫ポジは増している。
あと、ピンパーネル団の面々に特定の恋人がいるという設定も宝塚的事情によるようで、体形的に差別化できるオッジ以外は、美しい男たちの団体っぽくなりがちだったが、アルマンだけは、姫として別格扱いで、おいしい[かわいい]その代わり、衣装とヘアスタイルは、一人だけ地味。仕方ない、革命フランスのヒトだから。
あとは、最初の方にも書いたが、目玉として、ロベスピエールに二幕冒頭の新曲が追加されたことがポイントになるかな。
ロベスピエールの革命家としての信念が投じられた大ナンバーで、あまりに壮大かつ、心情が吐露されているので、うっかり、ロベスピエールに気持ちが傾いてしまった(笑)
そこを長引かせないための素晴らしい演出が、ロベスピエールとウェールズ公を同じ役者に演じさせるというウルトラCだ。ロベスピエールが瞬時に、飄々としたウェールズ公に変身することで、彼の印象が霧消する。これにより、観客は最後までピンパーネル団の味方でいることができる。
突っ込みどころの多い物語かもしれないが、音楽もストーリーも爽快で、何度もリピートできる、と思える作品。早々の再演を願ってやまない。

そんな作品の成功の第一人者が、パーシーを演じた石丸幹二
パーシーにしか見えないし、彼のいる方が正義に見える。これって、ラウルの時から変わってないな。あなたこそ正義[ぴかぴか(新しい)]
英国紳士っぽい皮肉屋なところも、世をしのぶ仮の姿ではしゃぐ姿も、橋の上でマルグリットと対峙するシーンの真面目な姿も、どれもこれもぶれずにパーシーであり続ける。
そして、圧倒的な歌声[ぴかぴか(新しい)]本当にごちそうさまでした[黒ハート]

マルグリットは、安蘭けい
既に女優としての実績は十分なので、いまさら、8年前のパーシー役を持ち出す必要はないかもしれない。
元・パーシー役、元・男役ということで、「ひとかけらの勇気」を一節歌ったり、フェンシングで活躍するシーンがあったり…というサービスショット満載で、昔から応援しているファンも喜んだのではないかしら[exclamation&question]
シトワイエンヌな英国貴族夫人という難しい役どころが、ピッタリと嵌まっていた。
弟愛がすごくて、そんなとこも可愛かった[かわいい]

ショーヴランは、石井一孝
宝塚版では、いまひとつキャラがつかめなかったショーヴランだったけど、このミュージカルの石井ショーヴランは、キャラ立ちしていた。やはり、宝塚の2番手に演じさせるのは難しい役なんだな~と思う。清濁がごっちゃになっている人だから。
そんな部分を余すところなく演じられ、しかも、歌唱力ハンパないし…[ぴかぴか(新しい)]
本当に素晴らしかったです[黒ハート]

ロベスピエールとウェールズ公は、佐藤隆紀(LE VELVETS)と平方元基
私は、佐藤版しか観られなかったが、見事な押し出し&歌唱力&ひょうきんさで場をさらっていた。
特にロベスピエールのソロは、あまりの迫力に、夢まで見てしまったほど…[ひらめき]いや、ほんと、昨今の活躍は目を見張るばかりです。

そして、アルマンの矢崎広
これまでもミュージカル作品には出演しているが、一般的にはストプレの印象の方が強いと思う。
歌声も高音まで綺麗に出ていてまずは一安心。ただ、セリフの声と歌声が一致していない、というか、歌声がやや細く綺麗すぎるきらいはあったかもしれない。
次の「ロミオとジュリエット」でも大曲が待っているので、一層の精進を期待している。
しかしまあ、ほんと、可愛いアルマンでした[黒ハート]

ピンパーネル団は、リーダー格のデュハーストを演じた上口耕平、コミカルな味のオジー役、駒木根隆介が目立っていた。
あとはちょっとキャラかぶり感が否めないかも…。
お気に入りの相葉裕樹くん(ベン役)があまり目立たなくて残念…[もうやだ~(悲しい顔)]ほら、今回、1番槍・2番槍・5番槍共演だったからさ。
ただ、「ジャージー・ボーイズ」ですごく気になった、太田基裕くんばっかり見てしまっていた部分はあったんだよね[あせあせ(飛び散る汗)]新たなお気に入りになっちゃったかしら[あせあせ(飛び散る汗)]

女性陣では、マリー役の則松亜海が、やはり目を引く。宝塚を退めたのは正解だったかもしれない。水を得た魚だった[ぴかぴか(新しい)]

“今日は何の日”
【12月3日】
1872(明治5)年のこの日を明治6(1873)年1月1日とし、日本は太陽暦採用の国家となった。
(←ということで、新暦では1873(=明治6)年1月1日となります。)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇
前の10件 | - ┣ミュージカル ブログトップ