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キスの日 [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

5月23日は、キスの日なんだそうです。


というのは、1946年5月23日に日本映画史上初めてキスシーンのある映画「はたちの青春」が公開されたから、らしい。


この当時、映画はGHQの検閲があって、キスシーンを入れなきゃ公開させない、と言われて、仕方なく作った場面なんだとか。とはいえ、キスシーンが見られるということで、映画は大ヒットしたそうです。
なぜ、GHQが検閲してキスシーンの必要性を説いたかというと、キスシーンこそが、日本に必要な「民主主義」の象徴だったらしい。
その後、時代が下り、映画全盛時代になると、キスシーンは当たり前のように映画に出てきて、ニューフェースでデビューした若い女優さんが、キスシーンがイヤで泣き明かした…という自叙伝を読んだりすると、本当にそれが民主主義か[exclamation&question]と思ってしまったりしたが、その謎は、宝塚の「ヘイズ・コード」で解けた。そっか、キスシーンを自由に撮影することは、アメリカ人にとっては、自由と民主主義の象徴だったのね[exclamation×2]


でも、この「はたちの青春」のキスシーン、実は、二人(大坂史郎・幾野道子)の唇の間にオキシドールを含んだ小さなガーゼが挟まれていたそうだ。当時は俳優といえども、赤の他人とキスをするなんて不潔…みたいな印象を持っていたのかもしれないが、GHQの要求を受け入れるふりをして、実は間にガーゼを挟んでいるとは、これぞ、日本映画界のレジスタンス[ひらめき]かっこいいエピソードです[揺れるハート]


そんなキスの日に、大空ゆうひさんは、キスシーンに挑んでいるわけですね。
この作品の中で、ただひとつのキスシーンは、それはもう意味があって、意味があって、意味があって…こんなに意味のあるキスシーンは日本演劇史上、例を見ないのではないかと思います[ハートたち(複数ハート)]


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住大夫さん… [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

文楽の竹本住大夫さんが亡くなられた。


文楽は、まだまだ数回しか観ていないが、4年前、住大夫さんの引退公演を観劇し、天皇陛下のご臨席に遭遇した。その時の記事はこちら


陛下のご退位まで一年。訃報に接し、あの日の住大夫さんの年季の入った声と、陛下のお優しい笑顔をあらためて思い出した。素晴らしい時間だった。


合掌。


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順みつきさん… [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

初演シリーズの星組「ベルサイユのばら」でオスカルを演じ、その後、初演の「風と共に去りぬ」でスカーレット役を演じた元宝塚スターの順みつきさんが亡くなられた。
初演シリーズは、現在の様式が固まり切っていなかったので、この星組版は、軍服を着たままのオスカルが「アンドレ、私を抱け」と言うパターンのラブシーンだった。


「ベルばら」までは星組にいたが、その後、月組に移り、最後は花組で松あきらさんとWトップとなり、松の退団後、一作だけ単独トップ公演「霧深きエルベのほとり/オペラ・トロピカル」をやって退団したと記憶している。(観てないけど…)


たぶん、生で観劇したのはオスカルの時だけだったと思うが、当時はステージグラフなどを舐めるように眺めていたので、勝手に親近感を抱いていた世代のスターさん。心の中にぽっかりと穴のあくニュースだった。


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手拍子考察 [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

先日拍手の話を書いたら、かなり反響をいただいた。それに気をよくして、もうひとつ、気になっている「手拍子」のことを書こうと思う。


私が宝塚を見始めた約30年前。その当時、ラインダンスの手拍子は、足上げの時に打たれるシンバルが全拍に入るところから…つまり、ダンサーが連続足上げに入ったところから、となっていた。
それまでも早い音楽でガンガン踊っていたその一番最後に、全拍足上げする(それも伸ばした足を高く上げる)、という最後の大仕事に対して、頑張れ[exclamation]という気持ちを込めた手拍子だったのだろう。
それが、手拍子のインフレにより、その手前のテンポアップするところから手拍子が入ることが多くなり、今はもう、それ以外の公演はなくなった。
これにはよい影響もあり、ラインダンスのラストを全拍足上げにしない振付が生まれた。(「エリザベート」のラインダンスがわかりやすいかな。)
前はこうだったけど、今はこう変わっている、とは書くが、最近間違っていると書かないのは、こんな風に変化が「別のなにか」を生み出すことがあるからだ。
それは、私のようなオールドファンの目線からは生まれない。
新しいファンの新しい行動から、新しい何かが生まれる。


とはいえ、知らないでやっているのと、理由を知っているのでは、何かが違うよね、と思うので、手拍子あれこれを書いていきたいと思う。


手拍子は、拍手と違って、観客が揃って行うことに意味がある
拍手は、実のところ、感動したら、一人でもガンガン拍手していいと思う。宝塚には、色々と拍手の決まりがあったりするが(お茶会とかで、生徒さん本人から、あの場面は拍手入れないでほしいと言われることもある)、会員さんじゃなかったら、そんなの無視していい。公演中、拍手する自由は、常にあると思っている。前にあんな記事を書いたのは、開演前のことだから。
(コンサートじゃないんだから、声を出す自由はないと思う派です。だからこそ、自分の感動は拍手で表現してほしい。)


手拍子は、拍手とちょっと違う。
誰かが手拍子を始めても、周囲が乗らなかったら、すごく中途半端に終わってしまう。
そもそも初見で手拍子なんて怖くてできないものだ。だって、この先曲がどう変化するか、わからないから。手拍子は、始めるより、終わるのが難しい。曲終わりまで手拍子を続け、拍手で終了できるナンバーなのか、それを知らないと手拍子はできない。
そして手拍子を始めたら、7分くらいの超大曲だった…ということもあり得る。プロローグ全部手拍子とか、恐ろしい公演もある。(過去、雪組や花組で経験した。)
手拍子してみたら、曲がだんだんしょぼくなっていって…ということもあったりするし、宝塚あるあるとしては、トップ娘役が出てきたとたんに、曲がスローになり、手拍子が途切れてシーンとなってしまう…みたいな場面とか、ホントつらい。こういう時は、登場の瞬間に拍手が入るような演出を望みたい。


中詰あるあるとしては、ジャジーなナンバーで、後拍が正解なんだけど、前拍でしか打てない日本人らしい日本人のお客さんが一定数いて、さみだれ式の手拍子になってしまう…みたいなヤツ。
それと、Wカウントの早い手拍子を客席がしているのに、出演者の振付が頭の上で大きく手を打つものになっていて、ノセる出演者と乗る観客のリズムが違うというパターン。これなんか、出演者に合わせたいな~と思ってしまう。


ロケット(ラインダンス)あるあるは、あまりに音楽がリズミカルすぎて、足も上げない頭から手拍子が入ってしまうパターン。これ、絶対途中にややリズムを落とすパートが仕込まれているので、手拍子尻すぼみ必至。なので、一緒に乗らないことが重要。初めて宝塚を観て、ノリノリになって手拍子を入れるお客さんには罪はない。先の展開を知っているリピーターが、しっかり対応することが肝要だと思う。足を上げる生徒さんには、手拍子尻すぼみは、すごくつらいので。


それと、これは私も教えていただいて知った話なのだが、タップダンスの場面では、すごく音楽が軽快でも絶対に手拍子はしちゃいけない。靴の音がかき消えてしまうからだそうだ。
宝塚には関係ないが、「HEADS UP!」の芋洗坂係長さんがタップを踏む場面、手拍子が入っていて、大丈夫かな…とちょっと心配している。


最初は「楽しい!」と思うものの、実は奥が深くて難しい手拍子。
決まると、一体感が感じられて本当に楽しいが、なんか違うな~と思うと公演が終わるまでずーっと尾を引く手拍子。


そして、宝塚じゃない外部のミュージカルで、一糸乱れぬ完璧な手拍子を見ると…疎外感を感じて、なんかノレなくなってしまうこともあったり…


たかが手拍子、されど手拍子…まだまだ研究中です[ひらめき]


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チケットは売れている? [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

[るんるん]チケットは売れている 約束は出来ている[るんるん]「HEADS UP!」中一番ゴキゲンなナンバーかもしれない。


シュープリームス的なノリのナンバーで、ラサールさんのご希望で、最後半音上がってさらに盛り上がる[わーい(嬉しい顔)]


この日のチケットを買って楽しみにしてくれているお客さんがいるから、どんなにトラブルがあっても、絶対に幕を開けるぞ、というエンタメ魂に溢れた歌なんだけど、ずーっと聴いているうちに、ここで想定されている観客は「私ではない」という事実に気づいてしまった…[もうやだ~(悲しい顔)]


まあ、「朝から晩までルーティンワーク」のハズが、毎日トラブル続きで、「朝から晩までトラブルシューティング」という、オフィスHEADS UPな日々…というのは置いておいても…[あせあせ(飛び散る汗)]


「ランチの食事切り詰めてチケット買う」というよりは、「ランチは社食かコンビニの二択で、切り詰めなくても切り詰まってしまう」というか、ランチに期待していない日々…というのも置いておいても…[バッド(下向き矢印)]


カレンダーに印をつけてその日来るのを待ちわびて朝から少しおめかししてみんな劇場に向かう」って…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]


どこから突っ込んでいいのかわからない…[爆弾][爆弾][爆弾]


カレンダーに印なんかつけられないし(カレンダーが真っ黒になる)、待ちわびている間も劇場に向かってるし、おめかしって何[exclamation&question]だって、私にとって劇場は、「晴れ」の場じゃなくて、「日常」だもん。
そして、日本の演劇界の皆様、ぜひ知ってほしいのだけど…


たぶん、皆さんの生活を支えているのは、ここに歌われている、純情で可愛いお客さんじゃなくて、すれっからしの劇場クラスタだってこと。絶対、歌にはならない、「頼まれてもいないのに劇場に日参する私たち」を、ちょっとだけ、認識してください[もうやだ~(悲しい顔)]


そんな私たちでも、感動する時は、めっちゃ感動するし、「HEADS UP!」は、もう10回以上観てるけど、毎回すごく楽しんでいる。
だから、この日しか観られないお客さんも大事だけど、日参している人も楽しめる舞台を作ってね…と、作り手の皆さんには、激しく訴えておきます。


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はぴば [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

恥ずかしいので、こっそりアップです。


新たに俳優さんのファンになってから、誕生日いつだっけ[exclamation&question]と考えるまで、けっこう時間がかかる。たぶん、その人の仕事が好きなのであって、その人自身に興味があるわけじゃないんだろうな。


とはいえ、誕生日を知ってしまった以上は、一応、言いたくなりますよね。


新井浩文さん、39歳、おめでとうございます[黒ハート]
今年も、いい芝居をしてくださいね。


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今年観た舞台、総ざらい [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

宝塚以外の舞台の総括、2回目です。


(1) ミュージカル作品
観劇したのは、次の作品です。
1月 エリザベート20周年ガラコンサート(オーチャードホール)、ロミオ&ジュリエット(赤坂ACTシアター)
2月 手紙(新国立劇場小劇場)、ビッグ・フィッシュ(日生劇場)
3月 キューティー・ブロンド(シアター・クリエ)
4月 ノートルダムの鐘(四季劇場・秋)
5月 レ・ミゼラブル(帝国劇場)
6月 パレード(東京芸術劇場プレイハウス)
7月 RENT(シアター・クリエ)、ビリー・エリオット(赤坂ACTシアター)
10月 レディ・ベス(帝国劇場)
11月 デパート(三越劇場)
12月 HEADS UP!(KAAT神奈川芸術劇場)


全部で14作品。けっこう観ました。
この中で、私的に、これはっ[exclamation×2]と、評価したい作品は…


「手紙」[exclamation]
「パレード」
[exclamation]
そして…
「HEADS UP!」[exclamation×2]
この3本です。
その中で、ベスト1を決めるなら、「パレード」を推したいと思います。
明るく楽しく…じゃない作品なのに、ミュージカルとして成立している…これを、文化も何もかも違う日本で興行しようと思ったことを評価したいし、それに応えた出演者も素晴らしかったです[揺れるハート]
すっごくしんどいけど、でも再演があっても観に行きます[exclamation×2]


(2) 演劇作品(中劇場・コンプレックス劇場の小劇場)
観劇したのは、次の作品です。
1月 磁場(サンケイホールブリーゼほか)
2月 アマテラス(紀伊國屋ホール)、お勢登場(シアタートラム)、食いしん坊万歳(紀伊國屋サザンシアター)
3月 びっくり箱(三越劇場)、花 虞美人(赤坂ACTシアター)
4月 魔王コント(本多劇場)、エレクトラ(世田谷パブリックシアター)リメンバー・ミー(俳優座劇場)、ハムレット(東京芸術劇場プレイハウス)
5月 それから(俳優座劇場)
6月 君が人生の時(新国立劇場中劇場)、六月大歌舞伎(歌舞伎座)
7月 他重人格(東京芸術劇場シアターイースト)、遠い夏のゴッホ(銀河劇場)
8月 ローマの休日(世田谷パブリックシアター)、鎌塚氏、腹におさめる(本多劇場)、罠(サンシャイン)、モマの火星探検記(銀河劇場)
9月 円生と志ん生(紀伊國屋サザンシアター)
10月 危険な関係(シアターコクーン)、ペコロスの母に会いに行く(中日劇場)
11月 24番地の桜の園(シアターコクーン)、この熱き私の激情(銀河劇場)、「プライムたちの夜」(新国立劇場小劇場)、終わらない世界(紀伊國屋ホール)
12月 欲望という名の電車(シアターコクーン)、「ティアーズライン」(サンシャイン劇場)


全部で28作品…目眩が…[あせあせ(飛び散る汗)]
この中で、私的に、これはっ[exclamation×2]と、評価したい作品は…


「びっくり箱」[exclamation]
「ローマの休日」
[exclamation]
「円生と志ん生」[exclamation]
そして…
「欲望という名の電車」[exclamation×2]
この4本です。
その中で、ベスト1を決めるなら、「円生と志ん生」を推したいと思います。
「欲望という名の電車」もすごくよかったのですが…これはえこひいきです[わーい(嬉しい顔)]
「プライムたちの夜」もすごくよかったです。


(3)演劇作品(小劇場以下)
小劇場の区分が、昨年と少し変わっています。それぞれでより多くの候補を出したいこともあり、今年はスタジオライフをこっちの区分に持ってきました。
観劇したのは、次の作品です。
2月 アトレウス(吉祥寺シアター)
3月 不埒な花が誘惑する(神楽坂THE GLEE)、エッグ・スタンド(シアター・サンモール)、エレファント・ソング(劇・小劇場)、親愛ならざる人へ(座・高円寺)
4月 弁当屋の四兄弟(シアター711)
5月 蒼べか物語(文学座アトリエ)、I LOVE A PIANO(DDD青山クロスシアター)、成スベキカ(千本桜ホール)
6月 屠殺人ブッチャー(劇・小劇場)、アジアン・エイリアン(赤坂REDシアター)、THE SMALL POPPIES(シアター・サンモール)
7月 ベルリンの東(劇・小劇場)、カントリー(DDD青山クロスシアター)、鳥の名前(ザ・スズナリ)、カゾクマンII(赤坂REDシアター)
8月 ルート64(スペース梟門)、卒塔婆小町(シアターモリエール)、しずのおだまき(シアターX)
9月 グローリアス!(DDD青山クロスシアター)、冒した者(文学座アトリエ)、サブマリン(吉祥寺STAR PINE'S CAFE)
11月 はみだしっ子(東京芸術劇場シアターウェスト)、ダイナリィ(座・高円寺)
12月 RACE(ザ・スズナリ)、Tri-anGle(神楽坂THE GLEE)


全部で26作品…ヤバすぎる…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
この中で、私的に、これはっ[exclamation×2]と、評価したい作品は…


「不埒な花は誘惑する」[exclamation]
「弁当屋の四兄弟」[exclamation]
そして…
「屠殺人ブッチャー」[exclamation×2]

この3本です。
その中で、ベスト1を決めるなら、「屠殺人ブッチャー」を推したいと思います。
ここは、同じ佐川和正の出演している「エレファント・ソング」、「ベルリンの東」も含めて…の評価です。


その他、これらの枠に当てはまらない、イベントやライブ、朗読みたいなものも、たくさん行きました。
13作品も観ているみたいです。この中では、4月に観たスタジオライフの「言葉のおくゆき」(ウェストエンドスタジオ)をベストに挙げたいです。
私、朗読が好きなのかな…[黒ハート]


たくさん観た外部公演、どれが一番なんて決められないですが…誰かに、賞をあげるとしたら…


文学座の佐川和正さん[exclamation×2]
今年初めて知った俳優さんなのですが、年末には、彼の公演は通い倒すレベルになっている自分…来年はどうなることやら…[あせあせ(飛び散る汗)]
彼の芝居は、とてもシンプルなんだけど、どこかに引っ掛かりを感じて癖になる…のです。
そして、2017年紀伊國屋演劇賞受賞おめでとうございます[黒ハート]
自分の観た公演が受賞対象になっていて、とても嬉しかったです[るんるん]


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チケット転売防止に対するチケット会社の新サービスについての検証 [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

今年、チケット転売に対して、アーティスト側から意見広告が出た。主催者側も対応を頑張っている状況が各地で見られる。その流れで、チケット販売サービス会社もまた、正規ルートでのサービスを拡充する動きが出てきた。
私が主に利用している「チケットぴあ」でも、“リセール”というサービスが始まっている。
この“リセール”は、購入したチケットの日時に行けなくなった場合に、そのチケットをもう一度販売の枠に戻してもらうというもので、リセールが成立したら、チケット代金全額ではなく、リセール手数料のみを支払えばよい、というもの。ただし、リセールが成立しなかったら、そのチケットは購入することになる。
「転売」ではなく、「販売者による条件付き買い戻し」というイメージかな。


私の場合、チケットを買ったら、手帳に印をつけ、それ以降に入る予定をブロックする方針ではある。
しかし、どうしても外せない宴会の予定が入った場合or大空ゆうひさんがとんでもないスケジュールをぶっ込んで来た場合は、調整の必要が生じてしまう。(ゆうひさんのお仕事が決まるタイミングは、私の観劇予定上、やや遅めなのです。)←責めてません[あせあせ(飛び散る汗)]
毎年12月1月は、この「宴会」の発生が多い。しかも、宴会というやつは、だいたい1~2ヶ月前に決まる。そんなの観劇予定は既にぱっつぱつなのに…。
(部の忘年会だけは、1年前に決まっていたのでセーフでした!しかし、こちらは、後から死ぬほど行きたいイベントが出てきて泣いた…[もうやだ~(悲しい顔)]


というわけで、12月に2件の「行けない公演」が発生したため、“リセール”を試してみることにした。
リセールに出した公演は、ひとつが、マンガ原作の2.5的舞台で、もうひとつが、人気劇団の新作公演。どちらも平日夜公演で、先行一次抽選でゲットしたもの。
マンガの方は、熱狂的なファンが多いせいか、リセールをポチッとしてから半日でリセールが成立した。
問題は、先にリセールに出した人気劇団の方で、平日夜公演とはいえ、3週間も買い手が現れず、少々焦り出した公演一週間前にようやくリセールが成立した。
結果的に両公演ともリセールが成立したので、このシステムが「機能している」ということは、納得した。
今後、ぴあのチケットで、万一行けない公演が発生した場合は、このシステムを利用したいと思う。そのためにも、チケットの発券は、直前まで待った方がいいのかもしれない。(未発券のチケットが“リセール”の対象)

観るつもりだった公演に行けなくなってしまった…という残念さは計り知れないが、こうやって別の方に観ていただけるのは、素晴らしいことだな~と思う。
こういう制度は、どんどん宣伝していただいて、活用してほしい。
…と演劇クラスタとしては、心底思うわけですが。
世の中には、「損を取り戻したい」と考える人が一定数いることは否定できない。
チケットの転売で得をしたい、と考えた瞬間から、その人は「転売やー」という別の種類の人間に変貌
するのだが、その手前側に、多数の「損をしたくない」人々がいることは、もう少し考えてもいいかもしれない。
普通にネットでチケットをポチッとするだけで、ぴあの場合、システム利用料と発券手数料で324円がチケット1枚に対して上乗せされる。定額で譲渡するということは、324円を自分がかぶるということだ。(先行抽選だったりすると、その手数料としてさらに540円がプラスされる。)
そういうことを考えると、定価+1000円は取りたいんだろうな~というのも、何気に理解できたりする。
さらにリセール手数料を取るこのシステムがどこまで成功するか、成り行きに注目したい。

さて、それとは別の話として、今回、“リセール”を利用したことで、チケットぴあの「先行抽選」に対して、少々疑惑を持ってしまった。
一般発売後は、(一部先行販売でも)席を選ぶことができる。選ばなくても、その時点で、一番良い席が自動的に売られる。にもかかわらず、たった1枚のチケットが3週間も買われなかったということは、手持ちの中で、比較的良くない席を「先行抽選」に“わざと”入れているんじゃないか、という疑惑。
まあ、発売日をかなり過ぎてから購入する人は、演劇クラスタじゃないことが多いし、そういう人は、「1枚」ぽっきりの席は敢えて買わないというだけかも…ですがね。


リセールが成立しなかった場合の「空席ができてしまう」無念については…また、考える機会が出てくるんだろうな、と思います。


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推しの舞台俳優が結婚するということ [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

今年、いわゆる【推し】の舞台俳優が結婚する、という事態に遭遇した。


【推し】といっても、ガチ恋(芸能人相手に本気で恋をすること)状態で応援したことはない。
もはや、未婚の舞台俳優のほとんどは、私のはるか年下になっているし、てか、そもそも【推し】が複数いる時点でガチ恋じゃないし。
それでも、その【推し】が結婚したことで、当方のスタンスは変わった。
つまり、観劇回数が減ったのだ。 同じ公演を複数ポチらなくなった。再演は、もう一度観たい作品に絞られるだろうし、脚本・演出・公演地によっては、「行かない」という選択肢もあり得る。


で、私は、自分の中でのこの変化が不思議だった。
ガチ恋じゃない…てか、そもそもオフにはまったく興味がないのに。


結婚の発表自体は驚いたが、ショックではなかった。
でも、観劇意欲が落ちたのは、結婚の発表がキッカケだった。


これって面白い心理だな…と思った。それで、考察してみた。どうして、観劇意欲が落ちたのか…と。


それで、いろいろ考えた末に、「結婚を発表する」ことは、若手俳優にとっての独立宣言のようなものなのだな…と思い至った。


それまでは、この世界で生きていくために、「自分の出ている舞台を何度でも観に来てほしい。それだけ集客力のある俳優だと認識されたい。そのためならファンサービスもするし、独身であることをウリにもする」というスタンスでやっていたのが、ファンに対して、「これからは芸だけで勝負します」と宣言することが、「結婚の発表」なのだと。


それに対して、「それならこちらも、あなたを俳優として遇します」というのが、「観劇意欲が落ちる」ということなのだろう。


つまり、観劇意欲が落ちたのではない。これまでの観劇回数が異常だったのだ。
本当の意欲に沿って観劇を決めたら、この程度、ということなのだろう。


これまでは、「主演だからいっぱい観てあげた方がいいよね」と複数回観たり、客席がガラガラだと自分のことのように胸が痛んだり、自分の嫌いな座組でも、あきらかにつまらなそうな作品でも、無理して行っていた。
だって、彼が消えてしまったら悲しいから。


でも、結婚するってことは、しかも、即日ツイッターで報告するってことは、消えないんだよね、とりあえず。
もう結婚しても消えない人になったんだよね。そこまでの足場を築けたんだね。


それなら私は、選ぶ。


あなたは、私が、観劇する動機のひとつ。いちばん大きな動機。


でも、もう絶対じゃないよ。


だから、私が観たいと思う舞台に出てね。
出られるように頑張ってね。


これからが、本番だよ[exclamation]


舞台俳優を応援するためには、チケットを買うだけではダメだ。チケットを買ったら観に行かなければならない。そこまでが1セットになる。だって、チケットは売れてるのに空席バンバンじゃ、興行とはいえない。
で、観に行く。どんなに遠くでも、どんなに作品がゴミでも。
それは、「彼」という俳優が好きだから、だし、応援が必要だから、と思うからだ。それに対して、相手も、ファンの存在が必要だから、自身のプライベートを犠牲にして、あるいは秘匿して、言葉は悪いが「男芸者」に徹しているわけだ。
結婚したということは、それを公表したということは、結婚後も俳優を続けるということは、今後は芸だけで勝負するという宣言でもある。
だから、私も、それに対して宣言したということなのだ。
芸だけで勝負すると相手が言っているのだから、こちらも芸にお金を払おう。
いい作品に出て、いい芝居をして。それが信頼できるからチケットを買う。いい芝居を観たからチケットを買い足す。 「彼」の出る芝居は、払った金額以上の結果が観られるから買う。
若い舞台俳優は、何人客がついているか、によって起用されるかどうかの差がある。駄作の危険があっても複数枚のチケットを買い続けていたのは、彼の生活を支え、彼の演劇活動を支える意味合いもあった、のかもしれない。
しかし、「彼の家庭までも支える気はない」…ぶっちゃけ、そういうことなのかな…。 実も蓋もないけど。
そこは、彼が選んだものであり、選ばされたものではないからだ。
彼が、家族を養えるかどうか、それは、今後の彼の働きいかんだ。自分で選んだ道だから、自分で頑張ってほしい。


支えない。でも、応援してるよ。そして、これからも、私をわくわくさせてください。


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壁ドンあれこれ [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

宝塚月組公演「All for One」を沸かせている「壁ドン」。
エンタメ業界で数年前に大流行りして、今は下火になってきたネタではあるが、そもそも壁ドンなどない17世紀を舞台にした本作では、むしろ新しいのかもしれない。
さて、壁ドン全盛期にはとても言えなかったが、私は壁ドンが好きではなかった[爆弾]もっと、詳細に書くと、男子⇒女子の壁ドンが好きではなかった。流行り始めの頃は、壁ドンってBLアイテムかと思っていた[あせあせ(飛び散る汗)](←商業誌のBL小説を読んだことがないので、全然違っていたらすみません…[ふらふら]
通常、壁にドンっとやられると逃げ場がない。逃げるためには、相手をドンっと突き飛ばすしかない。それができる力関係があるにもかかわらず、壁にドンってやられて大人しく言いなりになるってのは、こちらも気があるから。そういうシチュエーションにこそ「萌え」があるべきで、だから、BLアイテムなのかな、と思っていたわけです。
圧倒的な体力差がある状態の壁ドンは、暴力でしかない。それは、相手が好きな人かどうか、には関係ない。そこには、恐怖しかない。
というわけで、「壁ドンシチュエーションで撮影」みたいなイベントも、宝塚スターのお茶会なら大丈夫だけど、男性の俳優さん相手ってのは、ちょっとあり得ないなーと思って。
そういうのにキャーキャー言えるファンの子って、シチュエーションに対する想像力がないのか、好きな俳優さんに接近している事実だけに特化できるのか、なかなか理解できない世界です。
(同じようなイベントで、女子アイドルを壁ドンできる、とかいうのもあったりしたんでしょうかね、まさか。)

そんな私ですが、「All for One」の壁ドンは、楽しく拝見しました[揺れるハート]
それは、珠城りょうがタカラジェンヌだからじゃなくて。(ちゃんと男子認識で公演は観ていますので。)
おそらく、あそこで女子ルイ(愛希れいか)が、ドンっと押し返したら、ダルタニアン(珠城)は、突き飛ばされて尻もちをつくだろうな、と想像できるからかな、と思っている。
圧倒的な体力差があるにもかかわらず、ガスコンの無骨な男にもかかわらず。
珠城の演じる役には、そんな可愛げと、女子へのコーテシーが溢れまくっている。逞しいけど砂糖菓子でできているようなファンシーな存在。宝塚史上、なかなか表現しがたい魅力があると、思うのですよね。

私的に、壁ドンという壁を乗り越えられた「All for One」、楽しかったけど、ちょっと余人をもって替え難いアテ書き公演だったな、と思っています。


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