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「THE LAST PARTY」配役発表 [┣宝塚情報]

月城かなと主演の日本青年館/シアター・ドラマシティ公演「THE LAST PARTY」の配役が発表された。


TSUKISHIRO/スコット・フィッツジェラルド… 月城 かなと
MITSUKI/ゼルダ・フィッツジェラルド… 海乃 美月
AKATSUKI/アーネスト・ヘミングウェイ… 千星
~*~*~*~*~
YUMA/マックスウェル・パーキンズ(マックス)… 悠真 倫
YURINO/シーラ・グレアム… 憧花 ゆりの
MIYAKO/ローラ・ガスリー[スコットの秘書]… 夏月 都
HIBIKI/医者[ゼルダの精神科医]… 響 れおな
HAYAKI/Mr.Critic[堅物の文芸批評家]… 颯希 有翔
RAN/アイリーン[パーキンズの秘書]… 清華 蘭
HANABUSA/エドゥアール・ジョザンヌ[仏海軍航空士・ゼルダの浮気相手]… 英 かおと
KAZAMA/公園の学生[文学を志す大学生]… 風間 柚乃
RAN/Mr.Idiot[お調子者のジャーナリスト]… 蘭 尚樹
YUKI/看護婦[ゼルダの看護婦]/Ms.Misunderstanding[勘違い女のジャーナリスト]… 桃歌
KIKI/ロイス・モーラン[ハリウッドの若手美人女優]… 夏風 季々
RURIA/読者… 天愛 るりあ
ARI/フランシス・スコット(スコッティ)[スコットとゼルダの一人娘]… 菜々野 あり
RANZE/読者… 蘭世 惠翔


おだちん、すっかりトップへの外堀埋まってる感じ…[ぴかぴか(新しい)]
いや、むしろ、ここまで使われていて、今さら公園の学生もないのに、敢えて…というくらい、大事にされてる…。だって、前回のラスパで公園の学生をやったみりお=明日海りお=は、その次の公演「エリザベート」で、ようやく新人公演のルドルフ(少年)だったんだから。研2だったし…。
それでも、出世役、公園の学生をやらせるってのがね、なんかすごいな…と思います。


あと、配役解説が微妙に感じ悪い気がするのですが、これ景子先生が書いたの[exclamation&question]


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住大夫さん… [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

文楽の竹本住大夫さんが亡くなられた。


文楽は、まだまだ数回しか観ていないが、4年前、住大夫さんの引退公演を観劇し、天皇陛下のご臨席に遭遇した。その時の記事はこちら


陛下のご退位まで一年。訃報に接し、あの日の住大夫さんの年季の入った声と、陛下のお優しい笑顔をあらためて思い出した。素晴らしい時間だった。


合掌。


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カンパニーあれこれ(2) [┣公演内容の考察・検証]

「あれこれ」の(1)は、こちらです。
なんか、まだまだ色々出てきてしまった…


[9]原作では、高野悠(美弥るりか)は海外在住というのに、“ショートカットペア”(美人ランナーと美人トレーナーのコンビが珍しかったのか、鈴木舞(美園さくら)がマイマイ、瀬川由衣(海乃美月)がユイユイ、二人そろってショートカットペアといつの間にか言われるようになっていた。舞も由衣を“ユイユイ”と呼んでいる。)を知っていた。そして、マラソンランナーのトレーナーをやっていたキミにダンサーの何が分かるの[exclamation&question]という意味で、最初から由衣を「ユイユイ」と呼ぶ。あんな形で、プロジェクトMAIを解散し、今やリストラ対象になっている由衣には、ユイユイの名はつらいだけだ。
からかうのをやめてからは、名前を呼ばれない日々…それが、ウィーンから帰国する時、「瀬川」と呼ばれる。その時の、原作の由衣の喜びを思うと、「由衣」と呼ばれて喜ぶのは、全然違う…と感じてしまう。


[1][0]高野が突然ウィーンに戻ってしまった時、後を追って、由衣は一人、ウィーンに飛ぶ。原作の青柳誠一は、由衣が飛んでいる間も、日本で寝ずに様々な準備をしてくれる。由衣の宿泊先の手配、高野を説得できた時の帰りの便の手配、そして由衣が空港に降り立った時には、高野の住所とホテルのURLが由衣のスマホに送ってあった。何かあった時のために、有明F&Pの現地駐在員にも連絡してくれたり、さすが総務のベテラン…という細やかな対応。
サラリーマンのカッコよさって、こういうとこじゃないかと思う。だから、由衣に同行してウィーンに来た舞台の青柳誠二(珠城りょう)には、すごーく失望した。


[1][1]盆踊りのフラッシュモブ、あれ、なに[exclamation&question]
フラッシュモブについては、原作の中で、参加者にしつこいくらい注意している。
「これが何よりも大事です。終わったら、即、その場から立ち去ってください。フラッシュモブとは、一瞬きらめく集団という意味です。みんなで踊ってキラッと光ったあとは、何事もなかったように通行人に戻る。そこが一番大事です」
普通の通行人が、突然踊り出す。みんなが注目する中、ものすごいパフォーマンスをして、何事もなく消える。それがフラッシュモブの真髄だ。盆踊りの途中で、灯りを消して、一斉にバッチリコスチュームで決めた集団が現れるとか、どう考えても違うんだけど。


[1][2]「白鳥の湖」の公演は3回。木曜日に初日、一日あけて土曜日、日曜日の3公演だ。初日のネット上での感想を気にして、休演日にバーバリアン側から振付変更の申し出がある。そして、王子役の水上那由多(月城かなと)は土曜日に無事リフトを成功させた。で、最終日の日曜に事故が起きた…というのが、原作の設定だ。
それが、最終日の前に振付変更をして、そのただ一度の公演で失敗するなんて、那由っち、ちょっと可哀想というか…バーバリアン、口だけのダメんずになっちゃうんだけど…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][爆弾]


[1][3]原作では、「白鳥の湖」のあと、高野はさらに高い評価を得て、この作品を「ロットバルト」として海外公演が決まるなど、順風満帆。由衣は会社をやめ、高野には、有明F&Pのプロジェクトの一環で優秀な男性トレーナーが付けられた。まだまだ引退は先のことになりそうだ。
しかし、舞台では、ラストシーンのダンスパーティーで、バレエ団の田中乃亜(憧花ゆりの)が高野に声を掛ける、その言葉をまっすぐに受け取ると、なにやら高野は引退したみたいな雰囲気。そして、ヨーロッパで新しい事業をやるのに由衣を誘う。
高野が引退するってことは、由衣は、彼の引退を伸ばすという目的を果たせなかったということで、そんな由衣を新しい事業のパートナーに選んでもいいの[exclamation&question]っていうより、好きになっただけじゃないの[exclamation&question]
これって、そういう話じゃないと思うんだけどな…
原作では、高野と由衣の間には、何も起こらない。でも、それ以上の素晴らしいシーンがある。ぜひ、原作を読んでほしい。


[1][4]紗良お嬢様(早乙女わかば)や、美波(愛希れいか)など、バレリーナたちは、原作では、みんなとても積極的で、さばさばしている。ライバルが幽霊じゃないので、青柳の元妻にガン飛ばしたりしている。紗良お嬢様は、ハルカチン(高野の幼少時の愛称)に、結婚を迫るのではなく、「遺伝子」を迫る。
優秀な遺伝子は、瑞穂先生が立派なダンサーに育てるし、生物学上の孫の父親なんだから、パパもハルカチンを一生大事にするだろうし、とかあっけらかんと言う紗良は、なんだか可愛い。
実は、そっちの方が、結婚を迫るより印象は悪くなかったりする。私が女性だからかな。


ネットで言われている「孕ませ…」「ファンもアンチも根っこは一緒」とかは、原作にもある台詞なので、そんなに気にならなかったが、主人公の性格や物語の流れ方が、あんまり好きじゃなかった。てか、舞台の青柳さん、わりと苦手かも。


しかし、あの浴衣姿を見ただけで、すべてがチャラになるような気がしている。 そして、「月が綺麗ですね」の台詞。
浴衣と「月が綺麗」で別作品作った方が、石田先生の印象、良かったんじゃないかな…[あせあせ(飛び散る汗)]


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WOWOWドラマ「イノセント・デイズ」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

久しぶりにWOWOWの連続ドラマWを見た。
「イノセント・デイズ」全6話だったが、録画してほぼ一気に見た。
基本、新井さん目当てなのだが、死刑囚が無実だったというテーマなので、「新井さん素敵だった」では終われない。


真実が明らかになってなお、死刑になることより、もう一度世間に戻ることの方が怖いと言うヒロインは、最終回で刑を執行されてしまう。
WOWOWだからこそできる結末というか、こういう作品は、地上波で放送するのは難しいだろう。それくらいに後味が悪い。そのため、真犯人は既にこの世の人ではない、という結末は示されているが、えん罪の問題はそっち側だけではない。
死刑というのは、死をもってあがなう以外に手段がないほど凶悪な犯罪にのみ適用される。とはいえ、執行するのは、刑務官。我々と同じ普通の人間だ。彼らが、執行のボタンを押せるのは、裁判という過程を経て、有罪が確定し、その犯した罪に対して死刑という判決が下された凶悪犯だからだ。
彼女の無実を知ってしまった刑務官は、執行には関わらないが、「連行」を任命され、それだけでひどく取り乱す。
もちろん、日ごろ、死刑囚にかかわっているだけでも、思うところはあるだろう。相手がやがて絞首台にのぼるということは、どうしても脳裏を離れないと思う。どんな凶悪犯でも人間なのだから。
それでも時が来たらボタンを押せるのは、それが「正しい」と信じられるからだ。
無実の人間の死刑を執行したと知ってしまったら、もう、刑務官として生きていけない。自分のことしか考えずに死刑という手段で自殺したヒロインは、周囲の何人もの人々を絶望のどん底に陥れた。


その中には、孫の罪を庇い続けた祖母も含まれる。彼女は真実を告白してやっと救われたと思ったのではないだろうか。
もしかしたら、彼女のせいで後味の悪い人生を送らざるを得なくなった人々の思いゆえに、彼女は死なねばならなかったのだろうか。


慎ちゃん(妻夫木聡)が、ラストシーンで、ちゃんと生きていきそうな雰囲気だったことだけが、救い。


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2018年公演ラインアップ(星組) [┣宝塚情報]

2018年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】


2018/04/24


2018年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


星組公演


主演・・・瀬央 ゆりあ


宝塚バウホール:2018年10月11日(木)~10月22日(月)


『デビュタント』
作・演出/正塚 晴彦


正塚先生の青春群像劇といえば、2015年の「スターダム」、そして推理劇といえば、2016年の「私立探偵ケイレブ・ハント」がある。
今回は、時代的な要素もありそう。
「デビュタント」といえば、舞踏会。そして燕尾服。端正な美貌の瀬央がショーではなく、お芝居で燕尾服を着こなす姿は、さぞかっこいいだろうな~と思う。


それにしても95期、何人バウ主演者を出すんだ[exclamation&question]


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「雨に唄えば」配役発表! [┣宝塚情報]

現在、東京で上演中の月組公演終了後、別箱公演として赤坂ACTシアターで6月に上演されるミュージカル「雨に唄えば」の配役が発表された。


ドン・ロックウッド… 珠城 りょう
コズモ・ブラウン… 美弥 るりか
キャシー・セルダン… 美園 さくら
リナ・ラモント… 輝月 ゆうま
~*~*~*~*~*~*~*~
ドラ・ベイリー… 五峰 亜季
R・F・シンプソン… 光月 るう
ミス・ディンスモア/オルガ・マーラ… 玲実 くれあ
ナネット… 香咲 蘭
ロッド… 春海 ゆう
メイク係… 茜 小夏
ゼルダ・サンダース… 叶羽 時
ロスコー・デクスター… 蓮 つかさ
発声法の先生… 佳城 葵
助手… 朝霧 真、空城 ゆう、礼華 はる 
侍女… 姫咲 美礼
緑のドレスの女/白のドレスの女… 麗 泉里
シド・フィリップス… 蒼真 せれん
警官… 朝陽 つばさ
記録係… 陽海 ありさ
客の女… 妃純 凛


通常、全体の配役が発表されるのは、集合日なのだが、これは早い!
再演で役がわかっているからかな…。
それにしても、五峰さんの役、藤京子さんの役でしたね。それならシーラでもよかったのにな。


とはいえ、リナ・ラモント役がまゆぽんという…しかも、「~*~」マークの上という…楽しみでしかない…が、歌、うまいよ[exclamation&question]


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「凱旋門」配役発表! [┣宝塚情報]

次回雪組大劇場公演「凱旋門」の主な配役が発表された。


ラヴィック… 轟 悠
ボリス・モロゾフ… 望海 風斗
ジョアン・マヅー… 真彩 希帆
~*~*~*~*~*~*~*~*~
フランソワーズ… 美穂 圭子
ウージェニー… 梨花 ますみ
リュシェンヌ・マルチネ… 舞咲 りん
シュナイダー… 奏乃 はると
ビンダー夫人… 早花 まこ
ケート・ヘグシュトレーム… 沙月 愛奈
娼婦… 千風 カレン、愛 すみれ 
アンドレ・デュラン… 透真 かずき
ヴェーベル… 彩凪 翔
アーロン・ゴールドベルク… 真那 春人
マルト… 笙乃 茅桜
アンリ・シャルダン… 彩風 咲奈
ビンダー… 久城 あす
マルクス・マイヤー… 煌羽 レオ
デミアン夫人… 杏野 このみ
ハイメ・アルヴァレス… 朝美 絢
アベール/アコーディオン弾き… 桜路 薫
警官… 天月 翼、真地 佑果、叶 ゆうり 
バーテン… 橘 幸
ルート・ゴールドベルク… 朝月 希和
イヴェット… 妃華 ゆきの
ローゼンフェルト… 永久輝 せあ
ペペ… 綾 凰華
黒い影… 綾 凰華、鳳華 はるな、諏訪 さき、眞ノ宮 るい、日和 春磨、彩海 せら   
シビール… 星南 のぞみ
絵描き… 叶海 世奈
ギャルソン… 陽向 春輝
花売り娘… 野々花 ひまり
ユリア… 彩 みちる
ヴィーゼンホーフ… 縣 千
オットー… 潤 花


「凱旋門」の初演は2000年。
ちょうどその時、ベルリン公演が開催されていたため、雪組からも主力メンバーが参加、なので、「凱旋門」はフルメンバーの公演ではなかった。しかも当時は、ちょうど“新専科”制度への移行時期で、大劇場公演と東京公演では出演専科メンバーが違う状態になっていた。
というわけで、再演の時に必ずやる、出演者一覧表は、今回ちょっと意味がないかな…と思って、下記に当時の主な出演者の表を添付しようと思う。


当時の雪組フルメンバーの序列(男役)は…
轟悠(71期)
<ここに新専科>
安蘭けい(77期)
成瀬こうき(77期)
朝海ひかる(77期)
貴城けい(78期)
立樹遥(79期)
未来優希(79期)
蘭花レア(81期)
音月桂(84期)
新公主演メンバーとしては、こんな感じかな。


その中での配役はこんな感じでした。


役名 大劇場 東京
ラヴィック 轟悠 轟悠
ボリス・モロゾフ 香寿たつき 汐風幸
ジョアン・マヅー 月影瞳 月影瞳
~*~*~*~
ヴェーベル 汐風幸 風早優
ハイメ・アルヴァレス 安蘭けい 朝海ひかる
マルクス・マイヤー 成瀬こうき 成瀬こうき
ローゼンフェルト 朝海ひかる 未来優希
アンリ・シャルダン 立樹遥 貴城けい
ユリア 千咲毬愛 紺野まひる
シュナイダー 汝鳥伶 汝鳥伶
ルート・ゴールドベルク 貴咲美里 貴咲美里
オットー 山科愛 山科愛
フランソワーズ 矢代鴻 矢代鴻

こうやって見てみると、初演とは、配役の比重が変わったりするのかしら…と、ちょっと思う。
アンリは当時新人の美味しい役というイメージだったけど、今回は咲ちゃんが演じるわけだし…。


どんな風に21世紀の「凱旋門」として生まれ変わるのか、楽しみです[黒ハート]


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雪組集合日 [┣宝塚人事]

雪組 退団者のお知らせ


2018/04/20


下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。   


雪組


叶海 世奈


桜良 花嵐


2018年9月2日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団


大河 そあ


2018年4月20日付で退団


かなみせなくん、入団した時、瀬奈じゅん&彩乃かなみコンビみたいな名前だったので、一発で名前を覚えた。今日、お誕生日だったのか[exclamation]ファンの方は、お誕生日が退団発表日になっちゃって、複雑な気持ちかも…。
桜良嬢は、99期。大階段を降りてご挨拶もできる学年だが、いったい何公演舞台に立ったんだろう…
宝塚といえど、ぽっちゃりタイプの生徒さんもゼロではない。しかし、ラインダンスをやる学年の間は、やはり節制しないと舞台に出られないんだとか。
そんなこんなで休演が続いていたが、千秋楽では、どんなご挨拶をするんだろう[exclamation&question]


大河くんは本日付退団。まだ103期だったんだね…。


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順みつきさん… [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

初演シリーズの星組「ベルサイユのばら」でオスカルを演じ、その後、初演の「風と共に去りぬ」でスカーレット役を演じた元宝塚スターの順みつきさんが亡くなられた。
初演シリーズは、現在の様式が固まり切っていなかったので、この星組版は、軍服を着たままのオスカルが「アンドレ、私を抱け」と言うパターンのラブシーンだった。


「ベルばら」までは星組にいたが、その後、月組に移り、最後は花組で松あきらさんとWトップとなり、松の退団後、一作だけ単独トップ公演「霧深きエルベのほとり/オペラ・トロピカル」をやって退団したと記憶している。(観てないけど…)


たぶん、生で観劇したのはオスカルの時だけだったと思うが、当時はステージグラフなどを舐めるように眺めていたので、勝手に親近感を抱いていた世代のスターさん。心の中にぽっかりと穴のあくニュースだった。


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「カンパニー」あれこれ [┣公演内容の考察・検証]

月組公演「カンパニー」、脚本へのバッシングが止まらない。
主にネット上のつぶやきなので、黒髪の貴公子・高野悠(美弥るりか)のように悠々と構えていればいい気もするが、石田先生、無駄に叩かれているような気もして、ちょっと気になっている。


「カンパニー」は原作の小説がある。
書いたのは女性の作家・伊吹有喜だが、主人公の青柳が、奥さんに愛想尽かされた40代半ばのサラリーマンで、会社人間が多く登場するため、非常におっさんくさい雰囲気の作品である。実のところ、宝塚で上演すると決まった翌日に原作本を購入し、半分まで読んだが、そんなに面白くないな…と思って途中で投げ出してしまった。
この手の話(サラリーマンの意に沿わぬ出向と、その先での奮闘記)なら、池井戸潤の方が数倍面白い。
しかし、実際に上演されてからあらためて読むと、これがどういうわけか、数ヶ月放置されて発酵・醸造したかのように面白くなっているからビックリする。
石田先生が物語の交通整理をしてくれたことで、紆余曲折する小説のポイントがハッキリしたのかもしれない。


でも、設定は、原作小説の方が全部味があってよかった、とは思う。というか、ストーリーは同じでも、キャラ設定が変わると、そのストーリに納得性が低くなる…というか。その辺が、塩梅っていうヤツかもしれない。


[1]青柳誠二(珠城りょう)は、「バツ1の40代半ば、しがないサラリーマン」という設定(原作では誠一。バレエ団での愛称は、それゆえにイチさん)だったはずが、なぜか、妻に先立たれた若きイケメンになっていた。珠城が演じる以上、若きイケメンになってしまうのは仕方ないが、妻に先立たれた…という設定は、逆効果だったのではないか、と思った。奥さんと別れている方が、実は、美波(愛希れいか)に惹かれていく過程が自然になるのではないだろうか。
舞台での彼は、亡妻を今でもものすごく愛していて、そんな思い出は美化されるものだから、別の女性に惹かれていくのを1時間半のミュージカルで創るのは難しい。なんだか、唐突な気がした。
それとも、男性である石田先生的には、離婚の方が創りづらいのかな[exclamation&question]


[2]青柳の出向の原因は、「可もなく不可もなくの仕事ぶりと、離婚」という設定が、脇坂専務(光月るう)から由衣(海乃美月)を庇ったことになっていた。合併に当たり、総務や経理のような、両社ともに存在する部門は当然、人がダブつくのでリストラの対象になりやすい。そうすると、やる気のなさそうな人材から、無体な異動=体のいいリストラをすることになる。
これは、時間的な制約上の変更かもしれないと思うが、青柳の成長物語にするためには、ちょっと残念な変更かな、と思う。
最初から、スリを捕まえたり、異動に対する発言も前向きだったり、彼をリストラする意味がわからないだけでなく、「彼が変わる物語」ではなく「彼が周囲を変える物語」になっている。それじゃ、この作品をやる意味さえ、もうないんじゃないだろうか。


[3]鈴木舞(美園さくら)の結婚相手は、イベントで対談したことがあるチャラチャラしたカタカナ職業(インナービューティー・アプロ―チャー)の男だったが、これが、幼馴染のやさしい芸人に変更された。このことで、由衣の「お前が孕ませたんだろうが!」(原作では心の声だけど)の意味が変わってくる。
そもそも、この原作、舞の授かり婚について、それほど肯定的な設定になっていない。
それをそのまま舞台に反映すれば、由衣のあの台詞も、あそこまでいやーな空気の中で言う羽目にはならなかっただろう。もう、ホントに見ててつらいわ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]リピーターの99%があの台詞が発せられる前から、拒否反応を示す中、絶叫する海乃を思うと涙が出る。が、原作を読んでいる私としては、その99%のうち、90%くらいが、石田先生だからああいう無神経な台詞になっていて、それがイヤ…的な拒否反応に思えて、いや、それ、原作にあるから[exclamation]と、擁護したくなってしまう。
たぶん、石田先生は、この、間内澄人を演じた千海華蘭のキャラも考えて、心優しい幼馴染の芸人にしたんだろうな、と思う。それは石田先生のやさしさなのだと思っている。
でもね、原作の間内は、「有名人の鈴木舞と付き合うオレすげぇ」的なチャラい男だから。出産後の舞が世間から忘れ去られそうになると、復帰のアプローチをするような男だから。舞と二人三脚で頑張って来た由衣にとっては、本当にこの男に舞を任せられるのか…一瞬考えてしまうような相手なのだ。だから、「結婚しますよ」と言われてキレるのだ。
その間内のキャラを変えると、由衣が酷い女になってしまう。
実際、女性の作家であっても、「お前が孕ませたんだろうが!」や、「ナマでやったの?」(「阪急電車」)というあからさまな台詞を書く。そこに至る当然の前提がある時に。原作にあるからと、そのまま使うとこのように火傷することを、石田先生には肝に銘じてほしいと思う。


[4]由衣は、全日本に入れるような実力ではなかったが、小学校の先生が唱えた「努力、情熱、仲間」を信じていた。それが幻想かもしれないと中学で気づき、推薦でバレーの名門校に入った時に確信する。努力に努力を重ね、ようやくレギュラーになった時、練習のし過ぎが原因で故障引退を余儀なくされた。それが彼女のアイデンティティの根源になっている。
全日本のセッター出身では、由衣のキャラが変わってしまう。彼女は世界を見たことになる。それは、鈴木舞や、高野と同じレベルだ。
そこに到達した人の見る世界を由衣は知らない、としなければ。世界を前にした時の心理状況もわからない。そこが重要なのだ。だから、あれだけの情熱で高野の後を追い、彼を知ろうとするのだ。
これ、けっこう大事なことなんだけどな。


[5]水上那由多(月城かなと)は、人気ユニットのバーバリアン・Jのメンバーではなく、下部組織である“スピリット”のメンバーで、この舞台を機にステップアップして、Jメンバー入りを狙っている。また、バーバリアンの事務所も那由多の下剋上を話題にしたくて、ドキュメンタリー撮影班をバレエの稽古場にまで派遣している。
これが原作のリアリティーだ。スピリットは、J事務所でいうところの「ジュニア」みたいなもので、スケジュールも分刻みでなく、ピンで動けるので、舞台出演なども簡単に組める。
忙しいアイドルがバレエの王子様を演じるというのは、無理がある。ヘリコプターを使ったとしても、バーバリアンとしての活動と両立はできない。少なくとも、本番に関しては、他のメンバーが彼一人のために、休演日も含めた4日間、オフになってしまうわけだし。
また、この「白鳥の湖」が3日間の公演なのに休演日を設けているのは、バレエの主役が連日踊れるものではないことに起因している。バレエ全幕に出演することは、それだけのダメージを身体に与えるのだ。
普通は、Wキャストで公演を組むのだが、有明が後援することから、社長令嬢・有明紗良(早乙女わかば)と、有明のCMキャラクターである高野と、イメージソングを歌うバーバリアングループの那由多というトリオを動かせない。それで、3日間の公演なのに休演日を入れて、ギリギリ三人が全公演出演するということにしたのだ。
せっかくバレエをテーマにした舞台なのに、観に来たバレエ関係者が、「ちょっとねー」って思っちゃったら、宝塚も損だし、原作者も損するんじゃないかなぁ。


[7]紗良と青柳は、原作では、あまり面識がない。あくまでも社長令嬢。青柳の妻は、そもそも有明の社員だったが、縁故採用で、その縁故というのが、紗良のおばあちゃん(社長の母)と、彼女の母親が同じフラワーアレンジメント教室に通っていた、というものだった。母が亡くなった後は、妻が通っていて、娘のように可愛がられているので、青柳の悪口をあることないこと吹き込んでおり、それが異動の一因にもなっている。紗良は、バレエ団に出向となった青柳の本当の人柄を知り、それをおばあちゃんにも伝えてくれたが、その程度の付き合いだったりする。
舞台では、青柳の亡妻と親友ということになっているので、「ともちゃん」とか呼んで、青柳がどれだけステキかということを説明する一端を担っている。でも、それ、必要だったかな…[exclamation&question]見れば、青柳さんがステキなのは、わかるんだけど。


[8]敷島版「白鳥の湖」の原型は、敷島瑞穂(京三紗)が、ヨーロッパで活動していた時に、自ら考案し出演した作品。
この作品で、瑞穂先生は、ロットバルトとオディールを踊って人気に。「エリザベート」でトート閣下が一瞬ベールを被ってマリー・ヴェッツェラになる演出みたいなもんですかね。敷島先生、原作では長身の女性だったようです。
でも、このままでは、敷島先生しかやれない「白鳥…」になってしまうので、内容を改変し、当時ケガのため引退を考えていた年下の旦那様にプレゼントした。作品は好評だったのに、旦那様はその直後、自ら命を絶ってしまう。それで瑞穂先生は、この作品を封印してしまった。
この作品におけるロットバルトは、主役以上に主役というか、作品テーマを背負った人物なのだが、やはり、故障を抱えた旦那様にプレゼントしただけのことはあり、出番は少ない。だから、体調に不安のある高野が、この作品の上演とロットバルト役を願ったわけだ。
なんだけど、宝塚版では、この作品で、先生の旦那様がロットバルトとオディールを踊ったという設定になっていて、当然、高野もそれを踊ろうとしている。
もしもーし[exclamation×2]
3幕でオディールのナンバーを踊るくらいなら、王子を踊ってもいいんじゃね[exclamation&question]


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