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順みつきさん… [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

初演シリーズの星組「ベルサイユのばら」でオスカルを演じ、その後、初演の「風と共に去りぬ」でスカーレット役を演じた元宝塚スターの順みつきさんが亡くなられた。
初演シリーズは、現在の様式が固まり切っていなかったので、この星組版は、軍服を着たままのオスカルが「アンドレ、私を抱け」と言うパターンのラブシーンだった。


「ベルばら」までは星組にいたが、その後、月組に移り、最後は花組で松あきらさんとWトップとなり、松の退団後、一作だけ単独トップ公演「霧深きエルベのほとり/オペラ・トロピカル」をやって退団したと記憶している。(観てないけど…)


たぶん、生で観劇したのはオスカルの時だけだったと思うが、当時はステージグラフなどを舐めるように眺めていたので、勝手に親近感を抱いていた世代のスターさん。心の中にぽっかりと穴のあくニュースだった。


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「カンパニー」あれこれ [┣公演内容の考察・検証]

月組公演「カンパニー」、脚本へのバッシングが止まらない。
主にネット上のつぶやきなので、黒髪の貴公子・高野悠(美弥るりか)のように悠々と構えていればいい気もするが、石田先生、無駄に叩かれているような気もして、ちょっと気になっている。


「カンパニー」は原作の小説がある。
書いたのは女性の作家・伊吹有喜だが、主人公の青柳が、奥さんに愛想尽かされた40代半ばのサラリーマンで、会社人間が多く登場するため、非常におっさんくさい雰囲気の作品である。実のところ、宝塚で上演すると決まった翌日に原作本を購入し、半分まで読んだが、そんなに面白くないな…と思って途中で投げ出してしまった。
この手の話(サラリーマンの意に沿わぬ出向と、その先での奮闘記)なら、池井戸潤の方が数倍面白い。
しかし、実際に上演されてからあらためて読むと、これがどういうわけか、数ヶ月放置されて発酵・醸造したかのように面白くなっているからビックリする。
石田先生が物語の交通整理をしてくれたことで、紆余曲折する小説のポイントがハッキリしたのかもしれない。


でも、設定は、原作小説の方が全部味があってよかった、とは思う。というか、ストーリーは同じでも、キャラ設定が変わると、そのストーリに納得性が低くなる…というか。その辺が、塩梅っていうヤツかもしれない。


[1]青柳誠二(珠城りょう)は、「バツ1の40代半ば、しがないサラリーマン」という設定(原作では誠一。バレエ団での愛称は、それゆえにイチさん)だったはずが、なぜか、妻に先立たれた若きイケメンになっていた。珠城が演じる以上、若きイケメンになってしまうのは仕方ないが、妻に先立たれた…という設定は、逆効果だったのではないか、と思った。奥さんと別れている方が、実は、美波(愛希れいか)に惹かれていく過程が自然になるのではないだろうか。
舞台での彼は、亡妻を今でもものすごく愛していて、そんな思い出は美化されるものだから、別の女性に惹かれていくのを1時間半のミュージカルで創るのは難しい。なんだか、唐突な気がした。
それとも、男性である石田先生的には、離婚の方が創りづらいのかな[exclamation&question]


[2]青柳の出向の原因は、「可もなく不可もなくの仕事ぶりと、離婚」という設定が、脇坂専務(光月るう)から由衣(海乃美月)を庇ったことになっていた。合併に当たり、総務や経理のような、両社ともに存在する部門は当然、人がダブつくのでリストラの対象になりやすい。そうすると、やる気のなさそうな人材から、無体な異動=体のいいリストラをすることになる。
これは、時間的な制約上の変更かもしれないと思うが、青柳の成長物語にするためには、ちょっと残念な変更かな、と思う。
最初から、スリを捕まえたり、異動に対する発言も前向きだったり、彼をリストラする意味がわからないだけでなく、「彼が変わる物語」ではなく「彼が周囲を変える物語」になっている。それじゃ、この作品をやる意味さえ、もうないんじゃないだろうか。


[3]鈴木舞(美園さくら)の結婚相手は、イベントで対談したことがあるチャラチャラしたカタカナ職業(インナービューティー・アプロ―チャー)の男だったが、これが、幼馴染のやさしい芸人に変更された。このことで、由衣の「お前が孕ませたんだろうが!」(原作では心の声だけど)の意味が変わってくる。
そもそも、この原作、舞の授かり婚について、それほど肯定的な設定になっていない。
それをそのまま舞台に反映すれば、由衣のあの台詞も、あそこまでいやーな空気の中で言う羽目にはならなかっただろう。もう、ホントに見ててつらいわ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]リピーターの99%があの台詞が発せられる前から、拒否反応を示す中、絶叫する海乃を思うと涙が出る。が、原作を読んでいる私としては、その99%のうち、90%くらいが、石田先生だからああいう無神経な台詞になっていて、それがイヤ…的な拒否反応に思えて、いや、それ、原作にあるから[exclamation]と、擁護したくなってしまう。
たぶん、石田先生は、この、間内澄人を演じた千海華蘭のキャラも考えて、心優しい幼馴染の芸人にしたんだろうな、と思う。それは石田先生のやさしさなのだと思っている。
でもね、原作の間内は、「有名人の鈴木舞と付き合うオレすげぇ」的なチャラい男だから。出産後の舞が世間から忘れ去られそうになると、復帰のアプローチをするような男だから。舞と二人三脚で頑張って来た由衣にとっては、本当にこの男に舞を任せられるのか…一瞬考えてしまうような相手なのだ。だから、「結婚しますよ」と言われてキレるのだ。
その間内のキャラを変えると、由衣が酷い女になってしまう。
実際、女性の作家であっても、「お前が孕ませたんだろうが!」や、「ナマでやったの?」(「阪急電車」)というあからさまな台詞を書く。そこに至る当然の前提がある時に。原作にあるからと、そのまま使うとこのように火傷することを、石田先生には肝に銘じてほしいと思う。


[4]由衣は、全日本に入れるような実力ではなかったが、小学校の先生が唱えた「努力、情熱、仲間」を信じていた。それが幻想かもしれないと中学で気づき、推薦でバレーの名門校に入った時に確信する。努力に努力を重ね、ようやくレギュラーになった時、練習のし過ぎが原因で故障引退を余儀なくされた。それが彼女のアイデンティティの根源になっている。
全日本のセッター出身では、由衣のキャラが変わってしまう。彼女は世界を見たことになる。それは、鈴木舞や、高野と同じレベルだ。
そこに到達した人の見る世界を由衣は知らない、としなければ。世界を前にした時の心理状況もわからない。そこが重要なのだ。だから、あれだけの情熱で高野の後を追い、彼を知ろうとするのだ。
これ、けっこう大事なことなんだけどな。


[5]水上那由多(月城かなと)は、人気ユニットのバーバリアン・Jのメンバーではなく、下部組織である“スピリット”のメンバーで、この舞台を機にステップアップして、Jメンバー入りを狙っている。また、バーバリアンの事務所も那由多の下剋上を話題にしたくて、ドキュメンタリー撮影班をバレエの稽古場にまで派遣している。
これが原作のリアリティーだ。スピリットは、J事務所でいうところの「ジュニア」みたいなもので、スケジュールも分刻みでなく、ピンで動けるので、舞台出演なども簡単に組める。
忙しいアイドルがバレエの王子様を演じるというのは、無理がある。ヘリコプターを使ったとしても、バーバリアンとしての活動と両立はできない。少なくとも、本番に関しては、他のメンバーが彼一人のために、休演日も含めた4日間、オフになってしまうわけだし。
また、この「白鳥の湖」が3日間の公演なのに休演日を設けているのは、バレエの主役が連日踊れるものではないことに起因している。バレエ全幕に出演することは、それだけのダメージを身体に与えるのだ。
普通は、Wキャストで公演を組むのだが、有明が後援することから、社長令嬢・有明紗良(早乙女わかば)と、有明のCMキャラクターである高野と、イメージソングを歌うバーバリアングループの那由多というトリオを動かせない。それで、3日間の公演なのに休演日を入れて、ギリギリ三人が全公演出演するということにしたのだ。
せっかくバレエをテーマにした舞台なのに、観に来たバレエ関係者が、「ちょっとねー」って思っちゃったら、宝塚も損だし、原作者も損するんじゃないかなぁ。


[7]紗良と青柳は、原作では、あまり面識がない。あくまでも社長令嬢。青柳の妻は、そもそも有明の社員だったが、縁故採用で、その縁故というのが、紗良のおばあちゃん(社長の母)と、彼女の母親が同じフラワーアレンジメント教室に通っていた、というものだった。母が亡くなった後は、妻が通っていて、娘のように可愛がられているので、青柳の悪口をあることないこと吹き込んでおり、それが異動の一因にもなっている。紗良は、バレエ団に出向となった青柳の本当の人柄を知り、それをおばあちゃんにも伝えてくれたが、その程度の付き合いだったりする。
舞台では、青柳の亡妻と親友ということになっているので、「ともちゃん」とか呼んで、青柳がどれだけステキかということを説明する一端を担っている。でも、それ、必要だったかな…[exclamation&question]見れば、青柳さんがステキなのは、わかるんだけど。


[8]敷島版「白鳥の湖」の原型は、敷島瑞穂(京三紗)が、ヨーロッパで活動していた時に、自ら考案し出演した作品。
この作品で、瑞穂先生は、ロットバルトとオディールを踊って人気に。「エリザベート」でトート閣下が一瞬ベールを被ってマリー・ヴェッツェラになる演出みたいなもんですかね。敷島先生、原作では長身の女性だったようです。
でも、このままでは、敷島先生しかやれない「白鳥…」になってしまうので、内容を改変し、当時ケガのため引退を考えていた年下の旦那様にプレゼントした。作品は好評だったのに、旦那様はその直後、自ら命を絶ってしまう。それで瑞穂先生は、この作品を封印してしまった。
この作品におけるロットバルトは、主役以上に主役というか、作品テーマを背負った人物なのだが、やはり、故障を抱えた旦那様にプレゼントしただけのことはあり、出番は少ない。だから、体調に不安のある高野が、この作品の上演とロットバルト役を願ったわけだ。
なんだけど、宝塚版では、この作品で、先生の旦那様がロットバルトとオディールを踊ったという設定になっていて、当然、高野もそれを踊ろうとしている。
もしもーし[exclamation×2]
3幕でオディールのナンバーを踊るくらいなら、王子を踊ってもいいんじゃね[exclamation&question]


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「坂東玉三郎 越路吹雪を歌う『愛の讃歌』」 [┣大空ゆうひ]

「坂東玉三郎 越路吹雪を歌う『愛の讃歌』」


構成・演出:小林香
音楽監督:三枝伸太郎
照明:高見和義(クリエイティブ・アートスィンク)
音響:牧野恵司(デルタ音響)
美術:野村真紀(東宝舞台)
衣装:中村秋美
舞台監督:八木清市(ニケステージワークス)


<オーケストラ>
ピアノ・指揮:三枝伸太郎
ドラムス:今井義頼
ベース:川本悠自
ギター:田中庸介
ヴァイオリン:会田桃子、吉田篤貴、地行美穂、村松宏樹、向山有輝
ヴィオラ:三品芽生
チェロ:島津由美
パーカッション:相川瞳
アコーディオン:佐藤芳明
トランペット:武田恒夫、菊池成浩
トロンボーン:三塚知貴
アルトサックス:白石幸司
テナーサックス:川村裕司
ハープ:SANAE


東京・NHKホールでは、たった一回きりのステージ。ゆうひさんの出演も一回きり。
万難を排して行ってまいりました[黒ハート]


なのですが、なんせ一回きりのステージなので、ゆうひさんを観ているだけで、あとは吹っ飛びまして…今回は、ゆうひさんを中心にお伝えすることをお許しください。


楽曲は、プログラム記載のセットリストをもとに記載しております。


舞台はとてもシンプル。
左右にオーケストラを配して小ステージを置き、そこから階段で5~6段で本舞台という感じ。背景がシンプルながらとても綺麗なセットで、照明によって雰囲気が変わる。


まずは、キラキラのスーツに身を包んだ、坂東玉三郎様が登場し、『バラ色の人生』を歌う。
今回の舞台、越路吹雪さんが長年歌ってきた楽曲をメインに構成されているが、一部、越路さんの歌っていない曲も入っている。しかし、「作詞:岩谷時子」もしくは「作曲:内藤法美」というところで、統一感が取れている…と感じるのは、ドラマの影響かもしれない。
(録画してコンプリートしました[黒ハート]


『バラ色の人生』は、エディット・ピアフが幸せの絶頂にいる時に作られた歌なのだそうだ。


続く『夢の中に君がいる』は、アダモの楽曲。そして、3曲目の『群衆』は、ゆうひさんのレパートリーでもある。
そして、ゆうひさんが歌ったのと同じ歌詞だったので、あれは、岩谷さんの詞だったんだな~と、知った。ドラマチックで、曲に合っていて、でも、ちゃんと歌詞に立ち止まれる。流れてしまわない。ちょっとだけ違和感がある。だから、記憶に残る。絶妙な感覚のある詞だと思う。


ここで、ゲストメンバーがわらわら登場。
みんな玉三郎さんと同じ生地で作られた衣装。海宝直人くんはスーツで、宝塚OGはロングドレス。それぞれの個性によく似合ったデザインになっていて、素晴らしかった。
そして、とにかく、照明が当たると眩しいくらいに光る[ぴかぴか(新しい)]


越路吹雪.jpg


ゆうひさんはこんな感じ。
肩の出し方と、スカートの広がりにデザインの勝利を感じた[ひらめき]
まず、それぞれが客席にご挨拶…ここで、ゆうひさん、“玉三郎さん”という言葉で噛む…[exclamation×2][爆弾][爆弾][爆弾]緊張してたのね…[あせあせ(飛び散る汗)]


元宝塚&ミュージカル界のプリンス出演、そして越路さんも日本のミュージカル界をリードしていたということで、直接越路さんに関係ない作品もあるけれど、ミュージカル・メドレーへ。


楽曲は、「サンライズ・サンセット」(屋根の上のヴァイオリン弾き)~「魅惑の宵」(南太平洋)~「ワンダフル・ガイ」(南太平洋)~「炎のアグネス」(I DO! I DO!)~「シャル・ウィー・ダンス?」(王様と私)~「木陰のくちづけ」(王様と私)~「メイム」(メイム)~「私のお気に入り」(サウンド・オブ・ミュージック)~「さようなら、ごきげんよう」(サウンド・オブ・ミュージック)~「道化をよこして」(リトル・ナイト・ミュージック)


ゆうひさんは、「シャル・ウィー・ダンス?」のソロ、「私のお気に入り」は、凰稀かなめちゃんと二人で、「さようなら、ごきげんよう」は、みんなで歌った。「さようなら、ごきげんよう」は、ひとりずつ歌っては、階段を上がっていくのだが、ゆうひさんは、最後に歌う役…ということは、いちばんちっちゃい子の役[exclamation&question]いや~、ゆうひさんの本質をわかってくださった演出と思っていいのでしょうか[あせあせ(飛び散る汗)]
「シャル・ウィー・ダンス?」の時、チャチャチャの手拍子をマミさんが入れてくれて、会場が一緒に入れることができたのも嬉しかった。


ここから再び、越路さんのナンバーから、それぞれのソロ曲へ。


坂東玉三郎『18歳の彼』。年の差のある若い彼氏に翻弄され、やがて別れを経験する女性の哀しみを歌ったナンバー。
真琴つばさ『パダム・パダム』。宝塚でもおなじみのナンバー。越路さんを意識した歌い方で、とてもかっこよかった[揺れるハート]
凰稀かなめ『サン・トワ・マミー』。越路さんのレパートリーの中でも5本の指に入る有名な曲を爽やかに[ぴかぴか(新しい)]
海宝直人『誰もいない海』。この曲は、内藤法美(越路さんの夫で作曲家)の初めての大ヒット曲。作詞は山口洋子で、岩谷さんではないのだが、内藤作曲ということで歌われたのだと思う。あ、でも、トワ・エ・モワのレコードが有名だが、一応越路さんも競作でリリースしているんだよね。(と、ドラマでやっていた。)
ミュージカル歌唱ではなく、一人のシンガーとして、歌詞を大事に歌っていて気持ちよく聴くことができた。


最後に玉三郎さんが『谷間に三つの鐘が鳴る』を歌って第一部は終了。


第二部は、白スーツに着替えて、玉三郎さんの歌うところからスタート。
『枯葉』
これも、ゆうひさんレパートリーの一曲。そしてゆうひさんが歌っていたものと歌詞が一緒。
ゆうひさん、プログラムでも「越路吹雪さんが大好き」と語っていたが、本当にそうなんだろうな…だから、岩谷さんの歌詞をいつも使うんだろうな、とあらためて感じた。
そして、『私の心はヴァイオリン』。岩谷さんの歌詞は、ちょっと色っぽいことを歌っている[exclamation&question]と、ドキドキさせる絶妙なところがある。ここでトークタイムがあったのだが、岩谷さんは、作詞を真夜中にしていたという。
真夜中に書いた“お手紙”はやばい…と、宝塚のFC界ではよく言われているが、岩谷さんほどの方になると、ちょっと恥ずかしい感じの歌詞でありながら、そこに客観性を残して鑑賞に堪えるものにするのだから、さすが、というほかない。


ここのトークタイムは、玉三郎さんを囲んで、大空ゆうひ・水夏希・霧矢大夢の三名。なにげに一番上級生…ということで、一応仕切ろうとするものの、トークのネタは、下級生に丸投げしているゆうひさん。
体を張って、玉三郎さんにバッサリ切られるきりやんが、最高です[黒ハート]
きりやんだけに切られる…とか、呟くゆうひさんも最高です[爆弾]
とはいえ、前半はマミさんの仕切りがさすがだったので、ここは、本当にゆるかった[爆弾]と思う。


後半のソロは、霧矢大夢『メケ・メケ』から。
『メケ・メケ』というと、美輪様の方を思い出してしまうが、きりやんらしい、コミカルでお芝居っぽい作りが素晴らしく、いい曲を選んだな[るんるん]と思った。
続いて、水夏希『ラストダンスは私に』。こちらも、超有名ナンバー。ダンサーらしくひらひらと揺れながら歌うと、ドレスの光沢が乱反射して、ドレスが歌に合わせて踊っているかのようだった[ひらめき]
そして、大空ゆうひ『さくらんぼの実る頃』。映画「紅の豚」で知る人も多いシャンソンだが、一応、越路さんもアルバムの中で歌っているそうだ。フランス語のまま歌われることが多い曲だが、今回は、越路さんのアルバムと同じ歌詞で。
あらためて、シャンソンが似合うし、歌い続けてほしい、と思った。
そして、大音声で歌うなら、もっとうまくて声の出る人はたくさんいると思うが、マイクをうまく使って、ニュアンスを響かせるなら、いくらでもチャンスはあるんじゃないか…そんなことを感じるひとときだった。ステキでした[グッド(上向き矢印)]


ここでサプライズ。
実は、東京公演に来れないはずだった、姿月あさとさんが登場し、一曲歌ってくれた。
姿月あさと『そして今は』。素晴らしい[ぴかぴか(新しい)]
この曲は、歌の上手い人じゃなきゃ、歌っちゃいけないわ…[ひらめき][ひらめき][ひらめき]


ここから、衣装替えがあり、全員が黒い衣装。
そして、「宝塚のシャンソンメドレー」へ。
(ゆうひさんの出番以外は、自信が…ありません…[爆弾]
「ユーヌ・シャンソン」(玉三郎・みんな)「ろくでなし」(真琴・霧矢)「パリ野郎」(大空・霧矢)「サ・セ・パリ」(玉三郎・海宝)「ブギウギ巴里」(大空・水)「セ・シ・ボン」(水・凰稀)「幸福を売る男」(みんな)
「パリ野郎」のところで、これ、手拍子入った方がいいんじゃないかな…でも、手拍子してもいいのかな…と戸惑った時に、ステージ上で待機していたテルが、さりげない手拍子を入れてくれたので、客席も一緒に盛り上がれた。ありがとうございます[揺れるハート]
「ブギウギ巴里」は、しっかりハモっていて、安心した。


ここで、メンバーの出番は一応おしまい。
ひとりずつご挨拶があったが、ゆうひさんは、これからも歌い続けていきたいってたしかに言ったと思う[耳]


最後に玉三郎さんのソロで、『愛の讃歌』『水に流して』が歌われ、アンコールのなかで、『すみれの花咲く頃』姿月を含む全員で歌われた。楽しく、贅沢な一夜限りのショーだったし、そこに出演できたのは、本当に幸せなことだと思った。


そして、今はみんな女優としてキラキラと輝いているけど、きりやんとあまり女性を意識しない、バディものの舞台をやってほしいなぁ~と「パリ野郎」のいたずらっ子のような二人を見て夢が膨らんでしまった。いつか、実現しますように。


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そういえばラスパ [┣宝塚情報]

月城かなと主演の「THE LAST PARTY~フィッツジェラルド最後の一日~」のポスター画像が公式HPに掲出された。14年経っても、ラスパ…といえば、このイメージなのね。


ということで、みっつのラスパ、三人のスコットを比べてみたい。


ラスパ1.jpg


大和悠河のスコット。美しい。指先のラインがセクシーですね。


ラスパ2.jpg


大空祐飛のスコット。捩った身体のラインから、うらぶれた雰囲気が…。


ラスパ3.jpg


そして、月城かなとのスコット。
赤い薔薇は、タニちゃんと一緒。(ゆうひさんは、グラスに白い薔薇。舞台では赤い薔薇でしたが。)
そしてグラスを持っているのはゆうひさんと一緒。


さて、三人目のスコットはどんなパーティーを開催してくれるのか…心穏やかに…は無理かもですが…期待しております。


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宝塚宙組大劇場公演 [┣宝塚観劇]

宙組大劇場公演を観劇してきました[exclamation]


天は赤い花.jpg


ロビー内の花飾り。赤い生地は、お芝居「天は赤い河のほとり」のポスターの衣装と同じような柄に見える。


実は、私は、原作を全く読んだことがなくて…。
ついて行けるだろうか…と心配していたが、普通に宝塚歌劇として楽しめた。
東宝は「王家の紋章」をやり、宝塚は「天は赤い河…」をやるのね!どちらも成功してよかった[るんるん]


ほとんど半裸状態の登場人物も、宝塚版らしく処理されていて、この方法なら、私のイチオシ作品「夢みる惑星」もイケるんじゃないかしら[exclamation&question]


天は赤いカクテル.jpg


休憩時間にはこちらの赤いカクテルを。


一方、ショーは、初演から知っている「シトラスの風」。
岡田先生のショーは、再演場面がひとつのコンセプトになっている。これは、名作のお芝居が再演されるのに、ショーはいつも新作というのが納得できなかった30数年前の岡田先生の「勝手にMY名シーン再演」という、ある意味、ひとつのレジスタンス活動。


そのような努力の結果、「シトラスの風」は、初演以来、II、III、そして今回のSunrise…と順調に再演を重ねている。
でも、先生の「勝手にMY名シーン再演」は止まらない。
おそらく岡田先生の中では、プロローグとフィナーレが“作品のキモ”で、それ以外の部分は、スターによって入れ替え自由なコンテンツになっているんじゃないだろうか。そういう作り方も、ショー作品のひとつの在り方かもしれない。
統一のテーマに沿って全シーンが創られるというのも、もちろん、あるけれども。


今回の新シーンは、ミスター・ボージャングル。
ボージャングルに扮した寿組長にすべて持っていかれたが…いくら枯れた組長が素晴らしいからって、男役群舞から組長を外すなんて、何考えてんの[exclamation&question]
組長は現役ですっ[むかっ(怒り)]
前に、宙組出身、ちーちゃんが出演した外部のショーで、大澄賢也さんがボージャングルをやっていたが、それに匹敵するくらい、ステキなお姿でした。


新トップコンビ、真風涼帆・星風まどか、そして、宙組生として大劇場デビューした芹香斗亜、みんな危なげなく、見事なデビューだったと思う。
東京でお待ちしています[exclamation]


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「Senhor CRUZEIRO!」主な配役発表 [┣宝塚情報]

マイティの初主演バウ「Senhor CRUZEIRO!」の主な配役が発表された。


クルゼイロ… 水美 舞斗
ロベルト… 冴月 瑠那
フロールプレータ… 白姫 あかり
カルロス… 舞月 なぎさ
ルアブランカ… 華雅 りりか
サンドラ… 新菜 かほ
ミゲル… 千幸 あき
ビアンカ… 城妃 美伶
アントニオ… 綺城 ひか理
ルイス… 碧宮 るか
アクルックス… 飛龍 つかさ
フランシスカ… 若草 萌香
エマ… 凛乃 しづか
ソニア… 糸月 雪羽
ガルックス… 聖乃 あすか
ミモザ… 一之瀬 航季
セシリア… 咲乃 深音
パリダ… 翼 杏寿
バルバラ… 舞空 瞳
リタ… 朝葉 ことの


ストーリーショーとなる第一幕の配役かな。
ラテン系の名前が羅列されているだけで、テンションが上がります。


ステキな作品になりますように。


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伝統ってなんだろう [┣かんがえごと]

大空ゆうひさんは、相撲女子らしいが、私は、まったく相撲には興味がない。
日馬富士の暴行事件からの引退、貴乃花親方の乱、そして昨今の緊急事態での女子土俵入り話…全部、へぇ~くらいの情報しか持ち合わせていなかった。


しかし、向こうから話が寄って来たのなら、語らざるを得ないじゃないか。


そう、この件に関して、


[1]歌舞伎や宝塚を引き合いに出して、これは、男女差別ではない、と言い出した方がいた[ちっ(怒った顔)]


[2]宝塚市長(女性)が、大相撲宝塚巡業の際、土俵上で挨拶したいと言ったら、相撲協会から断られた[むかっ(怒り)]


ということがあり、私のテリトリーに向こうが踏み込んで来たのだ。


宝塚は、私のテリトリー。
なので、今度は、私も考えてみたい。


そもそも、「土俵は聖域だから、女は上がれない」という発想と、宝塚や歌舞伎は、別次元の話だ。


「土俵」を「舞台」と置き換えてみればすぐわかる。


宝塚歌劇の出演者は、女性だけだ。
宝塚は劇団として、出演者を女性に絞って採用しているが、そういう劇団はプロ・アマ含めて数多くあると思う。Studio Lifeもそのひとつだ。
劇団だけなく、出演者を片方の性別に限定して上演する演劇もある。蜷川さんのオールメイル・シェイクスピアシリーズなんか、典型的な例だろう。


しかし、それは、演劇的な効果(効果の種類は、それぞれある)を期待しての話で、舞台に男性が上がってはいけないという意味ではない。舞台上には、裏方さんというのがいて、大道具の出し入れやスモークなどの効果を担当している。その人達は、公演中、客席から見えないようにしながら、舞台に立っている。
公演中じゃなければ、演出家やその他のスタッフも普通に舞台に上がる。
テレビの特番などで男性タレントが、「神聖な女性だけの舞台に…ドキドキしますね」とか言いながら、舞台に乗ったこともあった。
東京宝塚劇場で、専門家や演出家(男性)を呼んで、公演後にレクチャーを行ったこともあった。
そもそも、前の東京宝塚劇場の取壊し前最後の公演は、ジャニーズ事務所の公演だったし。


というわけで、出演者を女性に限定した宝塚歌劇団であっても、男性が舞台に上がることは、まったく無問題。この話と宝塚は別問題だということは、まず申し上げておきたい。


その上で、宝塚市長が悔しく思ったという相撲協会の対応について、思うところを書く。


まず最初に、人命より大切な決まりなんてない、ということは、「当たり前すぎる」ので、この件については、ここでは、述べない。


過去何度も、官房長官とか、首長とかが、業務の遂行上、土俵に上がることを要請しては断られている。
なんで要請するかというと、どうやら、巡業では、首長は土俵上で挨拶する慣例になっているらしい。そして、大臣や知事は、優勝力士に杯を授与する仕事がある。総理大臣杯は、官房長官が代わりに渡すことが慣例になっている。
なので、女性がそのポジションに就いている場合は、副大臣とかが代わりに行くか、大阪府の太田元知事や、今回の宝塚市長のように、土俵の下から…となるらしい。


相撲協会は、その理由を「伝統」と言っていて、「女性が穢れているから」とは言っていない。なので、穢れているとか、非科学的とか、時代錯誤とかは、言わないでおく。


相撲は、日本の国技なので、「伝統」を大切にしているなら、それは尊重しなければならないとは思いつつも、その女性たちは、選挙でえらばれてその地位に就いていたり、総理大臣から任命されているのだから、安易にお断りするのは、国技としての義務を果たしていない、とは考える。
この伝統があるゆえに、女性を任命することを、女性に投票することをためらうなんてことが、あってはならない。


まあ、伝統と言っても、現在の大相撲のしきたりは、明治維新以降のことらしいので、150年程度の歴史しかない。
実は、この明治からの伝統、というのが、やっかいな感じがしていて、今の日本で、「古来ゆかしい」とか「由緒ただしい」とか「伝統と格式」と言い張られている色々なものが、実は明治スタートの歴史の浅いもので、そういうものに限って、頑強に排他的な論をぶちかましてくる。
それに対して、なんとなく胡散臭いなーと思ってる人が多い。


で、ギクシャクしている。協会も頑なになっている。それが、今回のような事態を生むのだろう。


日本国中、探せば、大昔から女人禁制の場所なんて、山ほどある。
でも、わざわざ訪ねていって、入れろ~と言う人は少ない。
ひとつには需要がない。あるいは代替施設(小規模な女性だけがお参りできる場所とか)がある。大臣や官房長官が訪れるようなところにない。男性もみだりには行けるところではなく、厳選された人のみがi行ける場所だったりする。


大相撲はそうじゃない。
男であれば、子供でも、外国人でも、悪魔でもOK。女は一切だめ。
だから物議になる。


私なんかは、力士が裸足で戦っていた場所に、土足でずかずかとスーツ姿の男がえらそうに杯を渡したりするのを見るのも、実はあんまり好きではないので、この際、男性も土俵に上げないか、古式ゆかしい衣装(行司さんみたいな)でご登場いただいたらいいのに、と思ったりしている。


あ、宝塚の伝統は100年。でも、最初から男子禁制じゃなくて、途中、男子を入れてはどうかという模索もしているし、ほんと、心の狭い話とは、まったく違うのよね。


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赤穂城 [┣百名城]

宝塚のついでに…というにはちと遠かったですが、赤穂城に行ってきました。


赤穂城ー1.jpgこちら、大手門前。
赤穂城の主な構築物は、昭和30年に再建されたものとのこと。それ以前は、大石神社の境内になっていたのだとか。
元禄赤穂事件の後も改易で違う殿様が治めていたのに、大石内蔵助の屋敷跡と、大石神社だけは残っていたのね…さすが忠臣の鏡[exclamation×2]


赤穂城ー2.jpgそんな赤穂城には、満開の桜が[ぴかぴか(新しい)]


城と桜と青空…これほど似合う景色があるだろうか[exclamation]
(満開の桜を見て、桜咲き誇る姫路城に行くというのもありだったかも…と一瞬思ってしまったことは、ナイショです。ま、たぶん、あっちはめちゃくちゃ混んでいたと思うし、なにより、スタンプはもらっちゃったので、赤穂城でよかったんですけど。)


赤穂城は、山鹿素行の助言により、本格的な築城をされているのだが、1648年という、江戸幕府が開闢して50年近く経った時代に築城許可が下りた、とても珍しいお城。藩祖の浅野長直が築城マニアだったという説もあるらしい。


赤穂城ー3.jpgこちらは、大石内蔵助邸長屋門の先にある公園[exclamation&question]
桜がこれでもか[exclamation]というくらい植わっている。
桜=潔く散る=赤穂義士みたいなイメージがあるから、ここに桜が咲いているのが、すごくしっくりくる。


赤穂城ー4.jpgその向かい側にあるのが、こちらの大石神社。
超立派な鳥居。その向こうにある「義」とか書いてあるあの文字は、東郷平八郎の書だとか。立派過ぎて読めなかった…[バッド(下向き矢印)]鳥居の影にある、反対側の文字は「忠魂」だった。


赤穂城ー5.jpg最も似合うだろう絵柄を作ってみた[exclamation]
桜と大石神社の鳥居のコラボ。まさに忠義に散った大石…みたいなベタなイメージが表現できているのでは…[わーい(嬉しい顔)]


さらにベタなイメージの写真を掲載したい。


赤穂城ー6.jpgここ、大石神社の御利益は、「大願成就」である。
こりゃ、誰もが納得するわ[黒ハート]
私もしっかり、ゆうひさんの大願成就をお祈りしてきた。
ゆうひさんの大願は知らないが、私の大願として、こんな役をやってほしい…みたいな妄想を祈ってみたり…。


赤穂城ー7.jpgこちらが、お堂。創建は明治天皇の宣旨がきっかけだったそうで、実際には大正元年に鎮座なったということは、まだ100年程度の歴史。神社としてはかなり新しい。
明治天皇が評価したことで、赤穂義士の評価が定まったというのはあるらしい。庶民的には、忠臣蔵は江戸時代から人気の演目だったのは間違いのないところだと思うが。


赤穂城ー8.jpgこちらは、石垣と隅櫓。櫓が石垣から外に飛び出している珍しい形。
こうすることで、さらに横矢がけポイントが増えるんだとか。
(江戸時代の半ばに、何が横矢がけなのか、と言われると言葉もないが、山鹿素行さんって、平和な時代の軍事オタク的な存在だったのではないか…と想像している。)


ちなみに私も、この石垣から隅櫓のラインは、かなりお気に入り。
江戸城の辰巳櫓レベルの美しさ[ぴかぴか(新しい)]
しかも、桜も見えるし[黒ハート]


赤穂城ー9.jpgちなみに周辺のマンホールは、このように桜だった。やはり、忠臣蔵=桜なのかもしれない。


てか、そもそも、内匠頭の切腹が桜の季節だったし。


風誘う花よりもなほ我はまた 春の名残を如何にとかせむ


(この短歌は、実のところ、後世に作られたもののようですが。)


赤穂城―10.jpg駅に戻ってきたら、トマト銀行があった。
一時、変わった銀行名がたくさん登場して、面白かった記憶があるが、トマト銀行、健在だったのね。
ちなみにトマト銀行は岡山県の第二地銀。播州赤穂は兵庫県だと思っていたら、ほとんど岡山県だったというのを知った今回の旅…駅前のトマト銀行がそれを物語っていた。
(兵庫県の第二地銀はみなと銀行だそうです。)


-11赤穂城.jpgこちらが、播州赤穂駅。
赤穂城までは徒歩で15分くらい。かなりアクセスはよかった。
南国的な木々の真ん中に、采配を振るう大石内蔵助の銅像がある。駅前には、多くはないが飲食店(含む飲み屋)もコンビニあって、夜遅く到着しても困らなかった。
赤穂城は、本丸庭園に入れるのが、午前9時。
スタンプは本丸門の内側に設置しているので、その時間じゃないと対応できない。平日の朝に訪れたのに、スタンプを押している人を3人見かけた。城ブームを実感する。


-12赤穂城.jpg駅には、大石内蔵助の辞世(こちらは実際に大石が詠んだものという記録がある)掲げられていた。


あら楽し 思いは晴るる 身は捨つる 浮世の月にかかる雲なし


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宝塚の桜 [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

桜の季節にちょうどムラを訪れるというのは、関東人にはなかなか難しい。観劇スケジュールは2ヶ月くらい前に決まるし、桜前線は、天候に大きく左右される。
今年は、うまい具合に満開の時期に訪れることができた。


宝塚1.jpg


花の道は、満開の桜。


宝塚2.jpg


「花乃みち」のモニュメントのあたり。ちょうど大劇場に向かう人たちの後ろ姿も、なんとなくうきうきしているような。


宝塚3.jpg


桜と椿のコラボ。


宝塚4.jpg


大劇場到着。おりしも、トップコンビのお披露目公演中。行ってきます[exclamation×2]


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ブルームーンと桜 [┣写真ネタ]

3月も満月が2回ある“ブルームーン”。


そのブルームーンの満月と桜のコラボが撮れるのではないか…と期待して、公演を観た後、外へ。


池袋1.jpg


桜の上の満月。


美浜5.jpg


こちらは戻ってきて近所の桜です。


夜桜は本当に美しい。月も美しい。心洗われる時間だった。


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