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「レジェンヌ」 [┣大空ゆうひ]

ゆうひさんがCVを担当するゲーム、「レジェンヌ」


でも、ゲームって、すべてのシチュエーションを体験できるとは限らないから、ゆうひさんが録音した全部の声は聴けないのかな…[もうやだ~(悲しい顔)]


そして、なんか、課金に絡んできそうでおそろしい…[爆弾]


誰か、私に、ゲームのいろはを教えてください[あせあせ(飛び散る汗)]


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「ベルリンの東」観劇 [┣演劇]

「ベルリンの東」


作:ハナ・モスコヴィッチ
翻訳:吉原豊司
演出:小笠原響


美術:内山勉
照明:松井真澄
照明操作:松本由美
音響:井出比呂之
衣裳:樋口藍
演出助手:杉林健生
舞台監督:村田明
制作担当:栗原暢隆、松井伸子
著作権:Catalyst TCM Inc.
プロデューサー:名取敏行
製作:名取事務所


6月末の「屠殺人ブッチャー」からの連作上演。6月30日に「屠殺人ブッチャー」が終わり、7月1日から「ベルリンの東」が上演されるというスケジュール。なのに、佐川和正と森尾舞はどちらも出ている…すけぇっ[exclamation×2]
この「ベルリンの東」は再演なので、まっさらな状態から台詞を覚えるわけではないとはいえ…ありえない…[爆弾]
俳優さんの脳内はどうなっているのか、パックリと割ってみたいもんです。


タイトルの「ベルリンの東」というのは、ナチスの隠語で“東”がアウシュビッツを指していることから、付けられたとのこと。
主人公のルディ(佐川和正)は、パラグァイに住んでいるドイツ人。父は、パラグァイ人相手の不動産屋を営みながら、ドイツ人コミュニティの外に出ようとはしない人物。今でもヒットラーの誕生日を友人たちと祝っている。
学校でカエルの解剖が行われた日、級友のヘルマン(西山聖了)が口を滑らす。さすがおやじ譲りだと。
それでルディはヘルマンを詰問して、父親がアウシュビッツで人体実験をしていた医師だったことを知るのだ。ルディがヘルマンとホモセクシュアルの関係を結んだのは、父親への嫌悪がその根底にあったのは間違いない。
(ヘルマンは、ルディを本気で愛していたと思う。)
ルディは、ドイツに留学し、父の犯罪について調べようとする。そしてそこで、ユダヤ人学生のサラ(森尾舞)に出会う。二人はすぐに恋に落ちた。そして初めてアウシュビッツに見学に行った時、サラの妊娠がわかる。
結婚を申し込むルディだが、動揺を見せるサラ。それでも説得して、どうにか、結婚にこぎつけるが、その直前、ヘルマンがルディのもとを訪れ、ルディのいない間に、彼の素性を話してしまう。ルディは、サラに本名を告げていなかったのだ。
ルディがアウシュビッツでユダヤ人を人体実験の材料にしていたことを知ったサラは、ルディのもとを去り、電話にも出てくれない。
失意のルディはパラグァイの家に戻ってきた。ピストルを手に。そして、父の書斎のドアを開け―


衝撃的な幕切れだった。


ルディもサラも戦争には何の関係もない。けれど、逃れることはできなかった。
二人の間には、重い現実が横たわっていた。
そんな悲恋を縦糸に、もうひとつのドラマを作っているのが、ヘルマン。彼は、ルディの父親の正体をルディに知らせることで、彼を動揺させ、その動揺の中で二人は関係を持った。ナチでは、ホモセクシュアルもタブーなので、それを父親に見せつけることは、ルディにとって、これ以上ない父への反抗だ。
しかし、そもそもルディはゲイではなかったので、サラと恋をして結婚しようとしている。ヘルマンがそれを許せるはずはない。今度は、サラにルディの父親の正体を知らせる。それでルディを取り戻せるわけではなくても。ヘルマンの悲しい恋心が、この芝居の横糸になっている。


ルディの父は、こんな息子の人生をどう受け止めるのだろうか。


「屠殺人ブッチャー」とは全然違う、冷笑的なルディの長ゼリフを見事にこなした佐川和正、本当に素晴らしかったです[黒ハート]作品ごとに、全然違うキャラクターになってしまう彼の芝居の虜になってしまった…[揺れるハート]
森尾舞は、「屠殺人ブッチャー」のエレーナ役が印象的過ぎて、スカート穿いてるのすら、なんか違和感[あせあせ(飛び散る汗)]もう少し時間をあけて、観てみたかったかも。(それだけ、「…ブッチャー」の演技がすごすぎたんだけど。)
西山聖了は、ルディとの距離感を詰めていくところが超リアル。戦争もナチスも関係ない、「ヘルマンの悲劇」もまた、形を変えて今も生き続けているんだなぁ~と思った。


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退団記念日は… [┣身辺雑事]

あれから、もう5年になるんですね…


私は一日楽しく元気に過ごしていました(笑)


同じゆうひさんファンのお友達に会って、星乃珈琲で夏らしいもの食べて、娘役さんのお茶会に行って…


ゆうひさんが退団して5年経っても、宝塚を観ていられることに感謝[exclamation]な一日でした。


そして、そんな風によい思い出を残して退団してくれた、それまで頑張ってくれたゆうひさんにあらためて感謝[ぴかぴか(新しい)]


星乃珈琲.jpg


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2018年ラインアップ発表 その2 [┣宝塚情報]

2018年大劇場公演のラインアップ、第2弾が出てましたね。


月組公演


主演・・・珠城 りょう、愛希 れいか    


宝塚大劇場:2018年2月9日(金)~3月12日(月)
東京宝塚劇場:2018年3月30日(金)~5月6日(日)


ミュージカル・プレイ 『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』
~原作 伊吹 有喜『カンパニー』(新潮社刊)~
脚本・演出/石田 昌也


さっそく、原作本をゲットしました[るんるん]
わりとありがちな「社命で異業種に飛び込むことになった普通のサラリーマン」もの。次から次へとトラブルが降ってくる。読んでいない方、まあ、あれです。『王妃の館』をずんちゃんの役を主演にしたような話です。(どやっ)
そう、主人公はサラリーマン。これをたまきちが演じるわけですね。でもって、世界的プリンシパル高野悠というのが、みやるり…なのかしら[exclamation&question]でもって、バレリーナの高崎美波がちゃぴ…[exclamation&question]
どっちかというと、陸上界の「はるみち」と言われながら(誰も言ってません)、ランナーに逃げられたトレーナー女子がすごーく気になるんですけど…[爆弾]私なら彼女をちゃぴに振るんだけどなぁ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)](トップコンビの間に恋愛がなくなる…[爆弾]
石田先生が、悪い面出さずに、真面目に舞台化してくれることを願います。


ショー・テント・タカラヅカ 『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』
作・演出/上田 久美子


宝塚史上、最高に長いタイトルなんじゃないかしら[exclamation&question]
お稽古始まる前の神事で、宮司さんがこのタイトルをフルで言ったかと思うと、それだけで笑える[爆弾]
上田久美子先生がショーに挑戦…と言っても、ストーリーショーみたいな感じですね。
そういえば、長いこと、ストーリーショーの傑作は、「ノバ・ボサ・ノバ」から上書きされていない気がする。久美子先生、どんな舞台を見せてくれるか、期待してます[黒ハート]


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東京宝塚劇場雪組新人公演(幕末太陽傳)超ミニ感想 [┣宝塚観劇]

雪組東京新人公演「幕末太陽傳」を観劇した。


新人公演担当は、栗田優香先生。初めて、担当の新公を観る気がする。


いつもは、サクサクと観劇し、サクサクと感想をアップするのに…いやー、なんというんでしょうか…スピード感についていけない…[バッド(下向き矢印)]
(寄る年波…)
そもそも、本公演がチケ難であまり観られないので、本役が誰の新公が誰みたいな部分を把握しきれず…それゆえに、ますます新人がわからず…本当にただぼーっと観ているだけになってしもうた…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


そんな中、もう、一言言えるとしたら、永久輝せあ、すげぇ[exclamation×2]ということだけです。


もちろん、演技も度胸満点だし、心の感じられる永久輝らしい佐平次だと思ったのですが、永久輝だけの特長だなーといつも思うのは、終演後のご挨拶。
気持の伝わる心のこもった挨拶は、毎回すごいと思っている。
もちろん、どの組のどの生徒も、心のこもった挨拶をしていると思う。あの瞬間、感謝以外の気持ちを持って舞台に立つ人間はいないだろうし。
でも、「心がこもってるなぁ」だけでなく、稽古中の気持ちや、終演後の今の気持ちや、これからへの気持ちを、ちゃんと言葉で伝え、それを客席の一人一人に届ける力のある生徒は、ちょっとほかに見当たらない。
(トップさんの初日・千秋楽・貸切・ツアーの挨拶は、営業面が強くなるので、気持ちを伝えるというよりは、如才ないことが大事なので、ちょっと違う側面があるし、小劇場の主演さんは、感無量の気持ちが伝わればそれでいいものなので、こういう技量は、新公の主演者に特有のスキルだとは思うけれども。)


このまま、すくすく育ってほしい生徒の一人です。


ヒロインの、おそめ役は、野々花ひまり
初ヒロインだし、これまで、どういう役をしていたかもわからない。日本もので初ヒロインとか、大変だったと思う。このメイクで大丈夫だったのか、そもそも普段の顔を知らないのでわからない。でも…かなりやばかったような…[爆弾]


高杉晋作の縣千。セリ上がりの都々逸は、心臓が止まるかと思った。まあ、さすがに、研3だもんね。全体的には、度胸があったと思う。


もう誰が誰だかわからない中、こはる役の彩みちるが、さすがに一枚も二枚も上手だったのと、仏壇屋の親子(陽向春輝・彩海せら)が可愛かったのが印象に残った。


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「ハンナのお花屋さん」配役決定! [┣宝塚情報]

花組ACTシアター公演「ハンナのお花屋さん」の配役が発表されました…が、植田景子先生の思い入れが強すぎたのか、前代未聞の「PDF」による配役発表となりました。


クリス・ヨハンソン(Chris Johansson)…明日海 りお 
<ロンドのハムステッヒーで「Hanna’s Florist」を営み、将来を期待されるデンマーク人の新進フラワーアティスト>


ミア・ペ ルコヴィッチ(Mia Mia Perković Perković )…仙名 彩世
<旧ユーゴスラビアのクロアチアから、内戦の傷跡が残る故国を離れ、新たな人生を見つける為にロンドンにやってきた娘>


DENMARK in 1970’s~ 
アベル・ヨハンソン(Abel Johansson Johansson )…芹香 斗亜
<王室ともつながるデンマーク名門貴族の長男で、代々続く造船業大会社を継ぐ責務を背負っている。花屋の娘ハンナと恋に落ち 、クリスが生まれる>
ハンナ(Hanna)…舞空 瞳
 <第二次世界大戦後、リトアニアからデンマークに逃れてきた移民の娘。アベルと出会い、愛し合ってクリスが生まれる>
小さなクリス(Little Chris)…茉玲 さや那 <幼い頃のクリス>


LONDON in 2014 
~Hanna’s Floristで働く人々~
ジェフ・ウォーレン(Jeff Waren Waren)…瀬戸 かずや
<経営・営業マネージメント担当。英・リバプール出身。クリスの大学時代からの旧友>
チェン リ(丞琳)…美花 梨乃<フローリスト。 台湾出身>
トーマス・ルイク(Toomas Luik )…優波 慧<Web関連とカフェ担当。エストニア出身>
ナディア (Nadia )…雛 リリカ<フローリスト見習。ルーマニア出身>
ライアン (Ryan )…綺城 ひか理<フローリスト。アイルランド出身>
ヤニス (Iannis)…飛龍 つかさ<フローリスト。ギリシャ出身>
ヨージェフ(Józef)…帆純 まひろ<デリバーと下働き担当。ハンガリー出身>
アナベル (Anabel)…音 くり寿 <フローリスト。英・サセックス出身>

~Hanna’s Floristを訪れる人々&ご近所の人達~
エーリク・ヨハンソン(Erik Johansson)…高翔 みず希<クリスの叔父。年の離れたアベルの弟>
エマ・アザール (Emma Hazard)…花野 じゅりあ<エスニックレストランを経営するやり手のシングルマザー。ベルギー出身>
サラ・ウォーレン(Sarah Waren)…乙羽 映見<ジェフの妻で、同じくクリスの大学時代からの旧友。オーストラリア出身>


国際色豊かなところが、「Paradise Prince」を思い出すような、そんな雰囲気[黒ハート]


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「アジアン・エイリアン」観劇 [┣演劇]

「アジアン・エイリアン」


作・演出:古城十忍


美術:礒田ヒロシ
照明:磯野眞也
音響:黒澤靖博
舞台監督:尾崎裕
衣裳:友好まり子
映像:後藤輝之

演出助手:白井なお
舞監助手:有坂美紀、小山広寿
衣裳助手:増田和

大道具:イトウ舞台工房 伊藤幸夫
小道具:安田惣一、原田佳世子
特殊効果:(有)インパクト 緒方宏幸
運搬:加藤運輸(有)


オープニングアクトはとても変わっている。喪服の登場人物たちが、舞台奥から登ってきて、いくつかのパフォーマンスを見せる。日の丸を花瓶の水に溶かすと、どんどん水の色が赤くなっていったり、かき混ぜると白くなったり…なにやら不思議な科学実験のよう。人々が重力に逆らうように消えていって、本編が始まる。


いきなり病院の霊安室前。さきほどのパフォーマンスで、出演者がここに這い上がってきたせいか、手すりがあるせいか、屋上に霊安室があるような感じがする。
そこに項垂れている境田健吾(奥村洋治)。娘同様に可愛がっていた姪が婚約者と事故死したのだ。ところが、婚約者の岬邦彦(山田悠介)の姉・顕子と名乗る女性(関谷美香子)が現れ、その遺体が弟のものではない、と言い出して…。
境田は、何が何だかわからなくなっていた。
岬は、境田の事務所で契約カメラマンをしていた。彼は「見えざる顔」という個展を開こうとしていた。そこに写っていたのは、すべて、在日韓国・朝鮮人たちの写真だった。境田は、その中に、事務所の一人、金山孝弘(多田直人)の写真を見つける。偶然撮影しただけ、と言う岬だったが、実は、金山もその一員だった。なんとなく言いそびれていた、という金山。そして岬は、本物の岬邦彦から戸籍を買って、境田の前に現れたのだった。
境田は、在日への差別意識は自分の中にないと思っている男だった。しかし、姪は結婚するなら日本の戸籍が必要だと主張し、金山は彼に出自を明かさなかった。境田は、自分が妙な匂いに包まれているのを感じ始める。そして、アジアの片隅で生きている本物の岬邦彦(山中雄輔)に出会い、姪の本心を聞かされて激しく動揺するのだった。


他人の戸籍を買ってまで日本人になろうとした男、そして、日本人であることをやめたくて、他人に戸籍を売り渡した男…「日本人ってなんだろう」と思うお芝居だった。


在日韓国・朝鮮人の特別永住者は、ウィキペディアによると現在、33万人だそうだ。
最近、在特会という団体が、執拗なヘイト・スピーチを行っていて、それに憤りを感じている人も多いと思う。


では、よく知っている知人から、「実は私在日で…」と告白されたら、あなたはどう対応しますか[exclamation&question]


という問いかけが、ドラマの中で何度も登場する。
「あ、そういうの全然気にしてないから」と、告白したこと自体を「なかったことにする」=相手をそれ以降も日本人として遇するということは、「実は傷つく」と、ドラマで語られる。


そうだったのか…[あせあせ(飛び散る汗)]


ドラマの舞台は、調査会社なのだが、入社前の調査で祖母が帰化した台湾人だったことがわかった迫水剛という男が(池永英介)が怒鳴り込んくる場面がある。自分が採用されなかったのは、自分も知らなかった出自が原因ではないのか、と。
えー、そこまで遡って血筋を調べるかな[exclamation&question]と、かつて子会社で総務一般を担当していた人間としては、思う。そこまで気にしている会社は少ないはずだ。本人の国籍は多少影響するかもしれないが。あ、うちの会社は、社員が外国籍を取得したいと言い出した時も了承したし、国籍や出自で入社をどうこうすることはなかった。とはいえ、本人調査はやっていた。
今は、入社前の素行調査というのは、一般の調査会社は請け負わない。たぶんリスクが高いのだろう。でも、やはり蛇の道は蛇…で、まだまだそういう調査をしている会社は存在するんだと思う。カード利用実績みたいな公的に売買されている資料もあるし。
実際、彼が血筋のせいで採用されなかったのか、それは、わからない。でも、彼はそう思い込んでしまった。外国の血ゆえに差別されたのだと。それが本当であっても、思い込みであっても、不幸なことだと思う。


ひるがえって、私自身のこと。
相続等で戸籍を見た…という意味で確実なのは、両親、祖父母は日本国籍だ、ということだけだ。それより前の、私も会ったことがない祖先がどこの国の人か、私は知らない。考えたこともない。たぶん、みなさんもそんなものだと思う。
でも、そんな私は、本当に純正の日本人だろうか[exclamation&question]
江戸っ子は三代前から江戸に住んでいたら江戸っ子らしいので、そういう意味では、日本人かな[exclamation&question]という程度の認識だ。
でも、普段は、日本人だと名乗っている。ごく自然に。


そもそも日本人って、何をもって日本人なんだろう。
国籍=日本の人を言うはずだ、普通は。
でも、なんか「私、日本人だなぁ~と思うんですよね」という文脈の時は、脈々と受け継がれている「日本民族」っていうものの一員だという自覚に基づいた発言っぽい。
この、「日本民族」ということを少しも疑っていないところが、我々「日本人」の特徴かもしれない。日本列島には、いわゆる「日本民族(=大和民族)」だけが住んでいたわけではなく、日本は単一民族国家でもない。しかし、それすらも忘れがちだったりする。
とはいえ、なにぶん、島国だから、ヨーロッパほど他国の人が流入せず、混血しにくいってことはあると思う。鎖国もしてたし。


タイトルの「アジアン・エイリアン」。
エイリアンというのは、映画で一躍有名になった英語。空港の入国審査のところにもこの文字があったように、そもそも外国人を指すのだが、映画の影響か、感じ悪いということで排除された。
なんか、侵入者みたく思っちゃうものね。
で、見た目で外国人だとわかるヨーロッパ系、アフリカ系の人々に比べて、分かりづらい、でも確実に日本に入ってきている人々「アジアン・エイリアン」に対して、日本人は、どう考え、どう行動しているのか、みたいなことがテーマの芝居…なんだろうな。


本編が始まってから、舞台には、少しずつ水が注入されていく。少しずつ水が増えていく。明らかに、水のせいで演技が変わる。くるぶしくらいまで水が上がってくると、歩くのも一苦労だ。
なのに、誰も水の存在に言及しない。水は増え続ける。それでも、みんなが見ないふりをしている。
「この水、どうしたんですか」
誰か言えばいいのに。


見て見ぬふりをしている間に、水はどんどん増えていく。


差別するっていうのは、自分が上だと思い込んでいるということ。差別してないよ、発言も、同じ。
増え続ける水に遮られて、もはや、身動きできないのに、まだ、そんな虚勢を張っている日本人…カッコ悪いな。


考えさせられる芝居だった。
また再演してほしいので、芝居の内容より、芝居を観た私の思いを中心に書かせてもらいました。


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「THE SMALL POPPIES」観劇 [┣Studio Life]

「THE SMALL POPPIES」
  by DAVID HOLMAN


上演台本・演出:倉田淳


美術:乘峯雅寛
舞台監督:倉本徹
照明:日下靖順(ASG)
照明オペレーター:伊藤直子
音響:竹下亮(OFFICE my on)
衣裳:竹内陽子
衣裳協力:井口茉実
ヘアメイク:MUU
大道具:俳優座劇場
演出助手:宮本紗也加
宣伝美術:嶋倫子
語学協力:ギリシャプラザ、東洋大学教授 村田奈々子、東京中央日本語学院、HOANG THI QUYNH、中村祐介、マイ
デスク:武井啓子、平河夏
制作:大野純也、三浦未来
制作協力:東容子、小泉裕子
Special Thanks:天沼蓉子


オーストラリアを舞台に、小学校入学前の子供たちを主人公にした芝居に、男優だけの劇団スタジオライフが挑戦する[exclamation×2]
といえば、刺激的に聞こえるかもしれないが、今やスタジオライフにとって、年齢や性別は、「演じる」上で、それほど大きな要因にはなっていない。彼らは魂を演じる劇団なのだ。


今回の公演もWキャストになっている。(コアラカンガルーの記載順。シングルキャストは黒字
主人公のクリント(山本芳樹岩崎大)は、5歳の子ども。オーストラリアでは、5歳になると、小学校入学前の準備学校に入学する。作品では、「大きい子のがっこう」と呼ばれている。クリントは、揺れている。両親は離婚、母親(仲原裕之)には既に新しいボーイフレンドができたようだ。その上、一緒に大きい子のがっこうに行くつもりだった、唯一の親友・マリア(緒方和也江口翔平)は、引っ越してしまうという。
それでもどうにか、初登校にまでこぎつけるが、同じがっこうには、やたら落ち着きのない元気印の少年、テオ(笠原浩夫船戸慎士)がいたり、いじめっ子っぽいシェーン(藤原啓児)がいたり、言葉の通じないカンボジア難民女子のレップ(宇佐美輝松本慎也)がいたり…5歳のハートはもう壊れそう…[爆弾]
出身も言葉もバラバラな子どもたちを預かるのは、ウォルシュ先生(関戸博一緒方和也)。でも、やっぱり、英語の話せないレップの面倒を見ることが多くて…。ぼっちで落ち込むクリントをそっとサポートするのが、校長のブレナン先生(笠原浩夫船戸慎士)。これをテオを演じる俳優が早変わりで演じているところがすごいところだ。
そして、いつの間にか、クリントは、テオとレップを「親友」と呼べるようになって、母親と新しいパートナーのことも受け入れられるようになる。そんな、クリントの生まれて初めての冒険物語。


まず、舞台装置が秀逸。客席前方からは全容は見えないのだが、「子どもたちのお絵かき」という体で、全面にエネルギッシュな絵が描かれているとか。この舞台を出演者たちが手動で回らせ、そこで残りの出演者がめちゃめちゃ踊る…という、冒頭からものすごいエネルギー放出[exclamation×2]みんな最後まで保つの?と不安になるが、シニアの出演者も元気・元気[exclamation]
そして、謎のハイテンションキャラクター、ジョーカー(岩崎大・船戸慎士山本芳樹・笠原浩夫)が登場する。彼らのショートコントを挟んで、クリントたちの物語が、少しずつ進んでいく。ジョーカーの役割はよくわからない。おそらく原作にもあるのだろう。ただ、内容は日本版用に倉田さんがアレンジしているようだ。
よくわからないが、軽快なコントというか、漫才みたいで面白かった。
ただ、「詩」という意味で、ポエットと言っていたように聞こえたが、poetは詩人だよね[爆弾](文学のカテゴリー的な意味の「詩」ならpoetry)
このよくわからないジョーカーたちのテンションの高さと、成人が子役を演じるテンションの高さが似ていて、そのせいで痛々しさを感じない、ということはあるかもしれない。
コントみたいなショートリリーフで区切ることにより、クリントたちのエピソードが、それぞれスケッチのように浮かび上がる効果があった。


出演者は、みんな5歳に見えて、本当に可愛かった。
主役のクリントは、ポツンと寂しそうな雰囲気の似合う山本、爆発力がハンパない岩崎、どちらも魅力的だった。レップは、嫌味のない子役の宇佐見、そして演技でレップを積み上げていく松本、どちらも真摯に役に向き合っていて好感がもてる。テオは、笠原船戸も5歳児以外の何者でもなかった。あー、でも、すね毛はどうなんでしょうね…(笑)
ブレナン先生への早変わりは、笑うしかなかった。でもブレナン先生、二人ともオトコマエでした。
宇佐見松本が演じたトゥアン役も好対照。宇佐見は、まさにトゥアンとして存在していたし、松本は、ウォルシュ先生をサポートする存在としてトゥアンを捉えていて、気働きのきく女の子だなぁ~と思った。あと、レップの姉、ノイを演じた若林健吾、可愛かった~[かわいい]
ウォルシュ先生は、関戸緒方も、ちょっとどうかと思うほどの画伯ぶりだったが、心底優しい関戸先生、女性的な魅力もありつつ、涙もろい緒方先生、どちらも魅力的。
クリントのママを演じた、仲原は、なかなか美人なお母さん。恋と息子の間で揺れる心情を見事に表現していた。パンティストッキングをはく時の、がに股スタイルは、客席をさらっていた[爆弾]


この作品は、スタジオライフにとってエポックメイキング的な作品になるんだろうなぁ~なんてぼんやり考えている。 


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「六月大歌舞伎」その3 [┣演劇]

「その2」はこちらです。


では、最後の演目、行きますね。


長谷川伸 作
村上元三 演出
「一本刀土俵入」 二幕五場
  長坂元弘 美術
  長倉稠 美術


この作品は、昭和6年初演なので、新歌舞伎の系譜に連なる作品のようです。なので、演出がいます。
歌舞伎作品だけど、内容的には、明治以降の演劇的というか。もう普通の芝居にしか見えない。
内容的にも新派みたいなお話です。


利根川沿いの宿場、取手から芝居は始まる。
安孫子屋という茶屋旅籠の前、船戸の弥八(市川猿弥)が暴れているところを、旅籠の二階から眺めている酌婦のお蔦(市川猿之助)。
弥八は、お蔦にも食ってかかり、通りがかった相撲取りの駒形茂兵衛(松本幸四郎)にも言いがかりをつける。そしてお蔦からは茶碗の水をかけられ、茂兵衛からは頭突きを食らわされて去って行く。
その後、ふらふらしている茂兵衛にお蔦が声を掛けると、なんと腹ペコなのだという。
お蔦は、手持ちの金子を与えて、立派な横綱になるようにと、声を掛ける。


その後、利根の渡しのところで、船に乗り遅れた茂兵衛は、食べ物を手にしているところを追ってきた弥八らに捕まるが、逆に川へ投げ込んだりしてしまう。その時、弥八がお蔦を「父無し子を産んだ女」と言ったため、恩あるお蔦を侮辱したと思い、さらに弥八をボコボコにしてしまう。


それから十年以上経ったある日、博徒となった茂兵衛が付近へやってくる。
船頭らに安孫子屋のお蔦のことを聞くが、誰も覚えていない。
お蔦は、今、飴売りをして娘を育てていた。そこへ、この辺りの大親分、儀十(中村歌六)たちが現れる。娘・お君(市川右近)の父親、辰三郎(尾上松緑)が、いかさま賭博をしたかどで手配されていたのだ。
儀十たちが去った後、辰三郎が現れ、すべてを告白し、一緒に逃げてほしいと言い出す。
支度を始めるお蔦だったが、そこへ、お君の歌声を聴いて近所までやってきた茂兵衛が登場、今は博徒になってしまったが、十年前の借りを返したいと言う。
そして、相撲におぼえがある、という儀十親分との相撲に勝って、お蔦たちを旅立たせるのだった。


幸四郎さんのこういうお芝居を観たのは初めてで、なんか、すごく不思議な感じ[あせあせ(飛び散る汗)]
博徒たちの元締め、儀十親分の切れ者子分、という役どころで尾上松也くんが登場。好感度高いお役でした[黒ハート]
そして、辰三郎役の松緑さん、すっかり、肩の力の抜けた芝居が、良かったです[るんるん]
でも、まあ、猿之助さんのお蔦が、すべてをさらった感じの舞台でした[ぴかぴか(新しい)]


なかなか行けない歌舞伎ですが、年に一度くらいは、こういう時間もいいなぁ~と思いました[るんるん]


 


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宝塚花組大劇場公演 [┣宝塚観劇]

大劇場公演「邪馬台国の風/Sante!!」を観劇してきました。例によって箇条書きで公演感想を書きたいと思います。


  • 劇場の冷房が効きすぎていて、非常に寒かったが、もしかしたら、冷房だけのせいではないかもしれない[ダッシュ(走り出すさま)]
  • 中村暁先生の宝塚大劇場オリジナル芝居は、21世紀になって初めて…ということになる。前回のお芝居、「麗しのサブリナ」は原作ものだし、その前の「大海賊」はオリジナルだが、東京公演しかない、という変則的な上演だった[ひらめき]
  • 2017年、今世紀初のオリジナル芝居は…淡々と物語が進み、いつから盛り上がるのかな~と思っていたら、緞帳が降りてビックリ[exclamation×2]という、「愛と死のアラビア」方式だった[爆弾]
  • ショーは、さすが、藤井大介先生というか、「Cocktail-カクテル-」好きにはたまらない、ちょっと懐かしい感じのショー[るんるん]
  • プロローグの美女たち(男役5名)の美脚を覗かせた場面は、懐かしい岡田先生のレビューを思い出すような雰囲気もあり、藤井先生の円熟を感じた。これからも芳醇なワインのようなショー作りをしていただきたいです[黒ハート]

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