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不正転売防止法施行 [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

いよいよ「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」、通称「不正転売防止法」の施行日がやってまいりました。


この法律、来る2020年の東京オリンピックチケットが不正に高騰するのを防ぐのが第一目的ではないかと、私は考えています。たしかに、一時、アーティストの方達が、チケットの不正転売に対して一斉に声をあげるというニュースがありました。とはいえ、こんなに早く、法律として成立するというのは、やはり東京オリンピックあってのことではないか…と。オリンピックは世界規模でチケットを販売しますから、そこで不正転売などあっては、国の威信にかかわりますもんね。
まあ、そもそも、発売当日、観る気もないのに、チケットを大量購入して不正に高値で転売する…という商売が存在しているのは事実。そして、そのような不正転売が、闇の資金ルートになっているのかもしれません。かつて、ダフ屋が反社会勢力の資金源だったように。
で、そもそも、そのように大量にチケットを購入し、高値で転売したりしない一般庶民の我々にこの法律がどのように影響するか、さしずめ、知りたいのは、そこですよね。


我々庶民としては、主に、ふたつの点が気になるところだと思います。
ひとつは、どうしても見たくて、多少積んで購入したあのチケット、入場を断られたらどうしよう[exclamation]問題。
もうひとつは、観るつもりで購入したチケット、ダブってしまった、または、事情で観に行けなくなってしまったから、転売したいけど…問題。


最初の問題については、断られたら仕方ない…くらいの気持ちで購入する…ということしかないでしょうね。
ただ、入場を断られるようなチケットは、だいたいネット上で高額で売られているのが確認されており、それを見た人が通報することにより、観劇が断られる流れになっています。前方席を相当の高額(10万円とか?)で購入したのでなければ、通報の対象にはなっていないように思います。
とはいえ、これに関しては自己責任。断られたら、自分が悪いと思うしかありません。


ふたつめの問題は、ふたつの不安要素を孕んでいます。ひとつめは、処罰の対象になるかも…という恐怖、もうひとつは、チケットの入手先(俳優さんのFCとか、宝塚友の会とか)を退会させられるかも…という恐怖。
まず、最初の方ですが、これは、「業として」「繰り返し」「高額」転売をしている…ということが認められれば…ということなので、まず、安心していいと思います。あくまでも、自分が観たいと思って取ったチケットが、「たまたまかぶった」「たまたま行けなくなった」という転売なのですから、上記の条件にあてはまるハズがありません。特に定価以下で販売していれば、まったく当てはまりません。
で、退会させられるかも…問題は、やはりネットという証拠の残る場所に出してしまったら、どういう処分をされても仕方がないというのが、現状だと思います。さまざまな事情で観劇できない時は、個人の伝手で転売するしかないのかな…と思います。


ただ、宝塚の場合は、あれですよね…
チケットなんて、その料金が無駄になってしまうのを諦めたら済むもの…と思っている方も多いかもしれませんが、宝塚ファンはそうではないのです。自分が座らなかったら「空席」になってしまう…真っ赤なシートを観たら、出演者が可哀想…というこのファンの心意気。だから、転売するという側面もあるんですよね。(この場合の転売は「高額転売」じゃないですよ。)
そして、誰だって、友達百人いるわけじゃないし、いや、たとえ百人いたとしても、チケットの当たり外れって、均等じゃないから、友達のチケットばっかり当たって、友達は当ててくれない…ということになれば、友情にひびがはいることもあるかもしれない。(だから、ネットでやり取りできるチケットサイトって便利ではあるんですよね。)
宝塚の世界には、長年、「サバキ」というよい相互扶助の場があったのに、それもダメになって、次は、ネット…観たい人にチケットが行き渡るなんて、夢のまた夢かもしれないけど…切ないですね。


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宝塚歌劇団からのお知らせ [┣宝塚情報]

「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」の施行にともなう宝塚歌劇公演チケット販売のサービス内容一部変更について

2019/06/13   

いつも宝塚歌劇をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
宝塚歌劇はこの度の「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」の施行にともない、以下の通り、チケット販売におけるサービス内容を一部変更いたします。   
一般前売チケットご購入時におけるお客様の氏名取得およびチケット券面への記載… 6月27日より宝塚歌劇Webチケットサービス(電話受付も同様)にて、一般前売チケットをご購入の際にお客様の氏名を取得させていただきます。
それにより、ご購入いただいたチケットには券面にご購入者の氏名が表記されます。
※劇場窓口での販売時やWeb上でのお客様情報入力画面の操作方法等については、後日、宝塚歌劇公式ホームページ内にてご案内いたします。   
なお、上記の「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」において、違反者は「1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金又は併科」に処される可能性がございます。お客様におかれましては、本法律の内容をご確認のうえ、法令を遵守いただきますようお願い申し上げます。
また、チケット裏面に記載しております通り、不正に転売されたチケットや、券面記載事項が改ざん・改変されたチケットは無効となり、当日は入場をお断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

「宝塚友の会 チケット先行販売」チケット引取方法の一部変更について

2019/06/13

いつも宝塚歌劇ならびに宝塚友の会にご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。
宝塚友の会では、以前より転売を目的としたチケットのご購入を固くお断りしてまいりましたが、現在も不正な転売によるトラブルが後を絶たないため、今般、トップスターの退団が発表されている下記の千秋楽公演はSS・S・A・B席のお引き取り方法を「入場認証または当日発券のみ」とさせていただきます。   
対象公演: 星組 東京宝塚劇場公演『GOD OF STARS-食聖-』『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
10月13日(日)13:30公演 《第1抽選方式申込み期間 6/28~7/1》
:花組 東京宝塚劇場公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』
11月24日(日)13:30公演 《第1抽選方式申込み期間 8/9~12》   
会員の皆様におかれましては、SS席と同様に会員様ご本人がご観劇される前提でお申し込みください。
上記公演の全席種については郵送でのお届けはございません。
(電話購入の際は、必ず結果照会を行い、ご観劇日を忘れないようご注意ください。)
入場認証はシステム対応の会員証カード(ロゴが白字)に限ります。 申込方法等の詳細については、デジタルカタログ98号(最新号)をご覧ください。 宝塚友の会会員の皆様へは後日ハガキまたはメール配信にて、あらためてご案内いたします。 皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
宝塚友の会   


6月14日から施行となる通称「不正転売防止法」対応策として、宝塚歌劇団からリリースが行われました。


いろいろ書いてありますが、ポイントを簡単に纏めると…


〇6月27日以降、歌劇団が発行するチケットについては、友の会先行予約、webチケット予約分ともに、すべてチケット券面に購入者の指名が印刷される。(←不正転売防止法の対象チケット条件)
〇当日券の販売等、窓口販売チケットについては、今後、宝塚歌劇HPで対応を発表する。あと、webチケット申し込み時の氏名入力方法も。
〇これまで、チケット券面に記載された名義をマジックで消したチケットがあったりしましたが、そういうチケットを持ったお客さんについては、入場を断る場合があります…ってか、間違いなく事情は聞かれるでしょうね。
〇紅さん、明日海さんの東京宝塚劇場千秋楽公演については、「入場認証または当日発券のみ」となる。


という感じになります。


千秋楽チケットが当日発券しか対応しない…というのは、ちょっとビビりますが、宝塚友の会が発行しているチケット枚数は、2000席のうち、多くて数百枚と考えられるので、まあ、どうにか、間に合うんじゃないかと思います。
とはいえ、こうなったら入場認証できるカードを、カード有効期限にかかわらず、全員に送付べきなんじゃないでしょうかね。


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更新情報 [┣ブログ]

過去記事の更新情報です。明日海りおクロニクル記事はこちら、甲府城に行った時の記事はこちら、夏目漱石「こころ」の感想はこちらです。


最近の記事については、この下をスクロールしてご覧ください。


そして、写真帳のブログは、丹波・篠山城です。こちらからご覧ください


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大賀蓮 [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

友人に誘われて、千葉公園に大賀蓮を見に行ってきました。
なんか、“ヨハス”というイベントがあるらしいけど、昼でも蓮は見られるから…ということだったんだけど…どうやら、まだ満開には遠かったらしい。
たぶん、満開前に、“ヨハス(夜ハス)”イベントをやって盛り上げて、その後、満開を迎えるという流れだったのかな…と、後になって気づいた。ヨハスは、夜には決して咲かない蓮の花が、池の水面を使ってプロジェクションマッピング映像となる…という内容だったらしい。(寒かったので、夕方までで帰って来ました。)
でも、一応、少しだけ蓮も咲いていたので、ご紹介です。


千葉1.jpg


明日の朝には咲くかな[exclamation&question]あるいは、今朝咲いて閉じたのかもしれない。
露は、葉の上にコロンと溜まっています。


千葉2.jpg


2日目くらいの咲き具合でしょうか。
ちなみに、夕方の4時くらいに行ったのですが、噂ほど蓮は、閉じてません。


千葉3.jpg


3日目の閉じたハスかな[exclamation&question]


千葉4.jpg


とにかく、葉が大きくて、花も隠れてしまっている感じです。


千葉5.jpg


1日目の閉じたところですかね。


千葉6.jpg


こちらは3日目くらいかな。


千葉7.jpg


葉の大きさがハンパないです。


千葉8.jpg


ほら、夕方でも開いている花もあるのです[黒ハート]
このまま散ってしまうのかな…[もうやだ~(悲しい顔)]


千葉9.jpg


荒木山という小高い山があり、まあ、たいがい、これだけの土地があって高低があると、陸軍の用地になっている…というお約束通り…[あせあせ(飛び散る汗)]
そして、その上にあった銅像が接収されたという説明書きを見つつ、ほんと、あの戦争ってあかん…と思った。銅像ごときで何を作れるっていうんだよ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


千葉10.jpg


紫陽花も綺麗[黒ハート]


千葉11.jpg


こちらはガクアジサイ。


千葉12.jpg


土の酸性度によって、色が違うんですよね。


千葉13.jpg


どれも綺麗[黒ハート]


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「最遊記歌劇伝」観劇 [┣演劇]

「最遊記歌劇伝ーDarkness-」


原作:峰倉かずや『最遊記』『最遊記RELOAD』(一迅社刊)
脚本・演出:三浦 香
音楽:浅井さやか
アクション監督:栗田政明(倉田プロモーション)
振付:後藤健流
照明:川口 丞(キングビスケット)
音響:門田圭介(K2sound)
美術:岡田志乃
衣裳:小泉美都
ヘアメイク:工藤聡美
京都弁指導:黒木敦史
舞台監督:ザ・サムシングエルス
演出助手:神野真理亜
グッズ制作:サカキハジメ
フォトグラファー:渡部俊介
デザイン:渋谷悠子
現場制作:アプル
制作統括:CLIE
宣伝:荒井沙樹(CLIE)、巽 千夏(CLIE)
プロデュースコーディネーター:今藤佳美
アシスタントプロデューサー:田加井愛穂(CLIE)/赤坂茉里奈(Frontier Works)、陣野真実(Frontier Works)
プロデューサー:渡辺詩織(CLIE)/岩崎 卓(Frontier Works)
協力:オウサム、GVM、S、アミュレート、ブルーエール、オフィス・モレ、インパクトワン、テアトルアカデミー、タイムリーオフィス、倉田プロモーション、ブロッサムエンターテイメント、アルファベットプロモーション、放映新社、スーパーエキセントリックシアター、えりオフィス
特別協力:峰倉かずや/一迅社
主催:最遊記歌劇伝旅社


鈴木拡樹主演の「最遊記歌劇伝」、初めて観てきました[黒ハート]


鈴木拡樹氏が2.5次元の帝王と呼ばれているのは、把握していたが、ずっと見ていなかった私の中では、蘭丸(「戦国鍋TV」内ユニット“信長と蘭丸”)のままで…。で、先日、映画「刀剣乱舞」を見て、ド嵌まりしたため、ミカシュン枠で取れたチケットながら、けっこう拡樹氏目当ての観劇だったかも。


「最遊記歌劇伝」は、峰倉かずやさんのマンガ「最遊記」シリーズを原作とし、2008年から上演されている。…ということは、「信長と蘭丸」の方があとだったのか…[あせあせ(飛び散る汗)](彼らのデビュー曲は『敦盛2011』)もう10年以上の長期シリーズだったんですね…[目]
サイユウキというタイトルから分かるように、玄奘三蔵(鈴木拡樹)・孫悟空(椎名鯛造)・沙悟浄(鮎川太陽)・猪八戒(さいねい龍二)が主な出演者。ただ、従来の西遊記と違って、玄奘三蔵もめっちゃ戦っている。強い[exclamation]
そして、三蔵というキャラが他にも出てくる。光明三蔵(三上俊)と、烏哭三蔵(唐橋充)…光明三蔵は、どうやら、もう死んでしまったキャラクターらしい。金髪で後ろ髪を三つ編みにしていて、いつも物腰柔らかな光明三蔵だけど、動きは俊敏で目を引く。烏哭の方もダークなキャラでかっこいい。
そして、主な出演者4名も、イケメンばかり(悟空はちょっと小さいけど)で、しかも、アクションシーンがめちゃくちゃすごい。色々な場面で、思わず息をのんでしまうことが多かった。
そして、何にも増して、鈴木拡樹の偉大さが、尊かった[黒ハート]
映画でも思ったのだけど、役によって、声がまるで変わる。でも、いつもいい声。この作品では、鋭い声がすごく効いていて、それが作品のアクセントになっていた。あー、嵌まる…ずるずる…[台風][台風][台風]ずぶずぶ…[爆弾][爆弾][爆弾]
とりあえず、「刀剣乱舞」の円盤を買おう[黒ハート]


ところで、どうして、ミュージカルにしたんだろ[exclamation&question](真顔)


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「BACKBEAT」観劇 [┣演劇]

「BACKBEAT」


作:イアン・ソフトリー、スティーヴン・ジェフリーズ
翻訳・演出:石丸さち子
音楽:森大輔
振付:三井聡 
美術:伊藤雅子 
照明:吉川ひろ子 
音響:山本浩一
衣裳:前田文子 
ヘアメイク:鎌田直樹 
演出助手:伊達紀行 
舞台監督:山本圭太
音楽監督補:磯貝サイモン
ドラム指導:赤迫翔太 
楽器:岸拓央、塩屋高嗣
舞台製作:クリエイティブ・アート・スィンク 加賀谷吉之輔
宣伝美術:永瀬祐一 
宣伝写真:西村淳
宣伝衣裳:関けいこ 
宣伝ヘアメイク:奥山信次、国府田雅子、chiyo
協力:ザ・ビートルズ・クラブ 
版権コーディネート:シアターライツ 
演奏利用許諾:日本音楽著作権協会
宣伝:ディップス・プラネット 
票券:インタースペース
制作:伊藤夏恵、竹葉有紀 
プロデューサー:江口剛史


5人目のビートルズの物語を観に行ってきました。


ビートルズ(THE BEATLES)は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人組のバンドだと、みんな思っている。でも、5人目のビートルズと呼ばれた男がいたんだよ…という物語は、この作品だけではない。デビュー直前にメンバーから外されたピート・ベストこそ5人目のビートルズだという意見もあるし、ビートルズを世界的なスターに押し上げたマネージャーのブライアン・エプスタインが5人目のビートルズなのだ、というドラマもあった。
今回の5人目のビートルズは、彼らのデビュー前、まだ10代だった頃に、ベースを弾いていたスチュアート・サトクリフにスポットを当てている。当時のビートルズは、本当に5人組のバンドだった。彼らは、リバプールで出会い、ドイツのハンブルクのショーパブで1日6時間という過酷な演奏を続け、にもかかわらず、最年少のジョージが17歳だということがバレて強制送還される。
このハンブルクでの日々、サトクリフは、アストリッドという女性と恋に落ち、彼女の存在と芸術への情熱が、図らずも、彼をバンド活動から遠ざけていく。サトクリフをバンドに入れ、誰よりもサトクリフを愛したジョン・レノンのショックは大きかった。しかも、そのサトクリフ、ビートルズのメジャーデビュー直前に若くして急死しているのだ。
サトクリフの脱退は、ポール・マッカートニーには朗報だった。レノンの関心を惹くには、サトクリフが邪魔だった。自分の方が音楽性ではレノンと通じているのに、サトクリフがいる限り、レノンは自分を振りむいてくれないから。でも、これから数年後、レノンもまたオノヨーコという女性と恋に落ち、彼女の存在とアートへの興味が、彼をビートルズとマッカートニーから遠ざけていくのよね。歴史は繰り返す。そして、さらに十数年後、凶弾に斃れてしまうし。


有名グループのバックステージものは、フォーシーズンズを描いた『ジャージーボーイズ』が有名だが、あの作品は、彼らのグループ名に因んで、彼らのグループとしての活躍を春夏秋冬の4つの時代に分けて描いている。
今回の「BACKBEAT」は、季節でいったら、初夏で終わるような物語。ビートルズとしては、これから大成していく、その前に、舞台は終わる。
フォーシーズンズのヒット曲をこれでもか、聴かせまくる「ジャージーボーイズ」に対して、オリジナルソングだけで勝負させてもらえない時代を描いているため、ビートルズのヒット曲をガンガン聴かせるミュージカルにはなっていない。「ジョニー・B・グッド」とか、「マイ・ボニー」を演奏しているビートルズというのも、楽しかったけど。(本当にトニー・シェリダンのバックバンドとして「マイ・ボニー」を歌っていたそうです。)
私はビートルズ世代ではなく、ちょっと早めにラジオっ子になり、ちょっと早めに卒業してしまったので、洋楽は、同世代よりちょっとお姉さんが好きなクイーンなどがリアルタイムだった。その時代って、ポール・マッカートニーはウィングスというバンドをやっていたし、ジョン・レノンは、奥さんがオノヨーコだった関係で、日本によく来ていて、ラジオで目撃情報を聞いたりしていた。ビートルズの音楽は、当時全盛期だったカーペンターズを通して知ったような気がする。(両方を聴き比べて、「ヘルプ!」はビートルズが好きだけど、「ミスター・ポストマン」はカーペンターズの方が好きだな~なんて思っていた記憶がある。)ビートルズが天才だな~と思い始めたのは、21世紀になっても色褪せないどころか、むしろ、今聴いた方が刺さる[exclamation]と気づいてから…。だから、10年前にこの企画があっても観に行かなかったかもしれない。
私の中では、そういう意味で、とてもグッドタイミングな上演でした[るんるん]
そういえば、男性出演者は、特に髪を染めたりしてなかったけど、ビートルズのメンバーって髪の色は何色なんだっけ[exclamation&question]と、劇中考えた。それくらいビートルズの資料って、白黒のイメージがある。リアルタイムじゃないせいかな…。ビートルズとクイーンの間に世の中がカラーになったのかしらん…[目]


では、出演者感想。


戸塚祥太(スチュアート・サトクリフ)…パントマイムでよく出てくる「ない壁とか鏡を触る」演技がうますぎる[目]と驚いたオープニングから、スチューの人生を駆け抜けていた。
そもそもスチューは、音楽に興味がなく、ジョン・レノンに誘われて、ほぼ強制的にバンドのベースに就任した。なのに、過酷なハンブルクでの生活にもめげず、頑張ったと思う。
ちなみにビートルズというバンド名は、スチューの命名とか。虫の名前(Beetleはカブトムシ)が当時は流行っていたらしい。BEATLESと、中に「BEAT」を入れ、バンドらしいダブルミーニングになっている。センスもいいみたい。
いつの間にか、音楽と絵画の両立がスチューの人生にとって当たり前のことになっていくが、やがてどちらかを選択しなければならない時が来る。
もしバンドを選んでいたら、彼は若くして死ぬことはなかったのだろうか。
なにか、そういう運命が似合う俳優だな…と思った。


加藤和樹(ジョン・レノン)…加藤和樹とジョン・レノンの共通点が見当たらない…と思ってしまうくらいには、私はジョン・レノンを覚えていて、加藤和樹が好きなんだと思う。あ…共通点…なんか、わりと、フルネームで呼んでしまうところか[exclamation&question]
私の中のジョン・レノンは、ビートルズ解散後の、髪をのばして丸眼鏡をかけた、あのジョンなので…すごいとんがってるレノンを想像するのは難しい。若い頃は、あんな感じだったのかな[exclamation&question]
「顔がいい」=女の子の支持を集めそう…というだけの理由で、ジョンは、スチューをバンドに誘う。絵画にしか興味がなく、ベースのコードすら知らなかったのに。そして、常に強引に彼の人生に割り込む。スチューに恋人ができてからの物語は、スチューを挟んでの三角関係かと思うほど…。
乱暴者で熱くてスチューが好きすぎるジョンを全身で表現し、声の限りに歌い続ける加藤和樹は、(ライブに行かない)私にとってすごく新鮮で、すごく得した気分。
圧巻は、スチューの死後、彼の葬儀に訪れた場面の慟哭。場面自体もすごくよかったが、観ているこちらも、胸をえぐられるような気持ちになった。
ここまで書いておいてなんですが、この座組で和樹がジョン・レノンなのは、石丸さんの拘りとしか思えない。ジャニーズの人達がカッコよく見えないスタイルは、はたして必要だったのだろうか[exclamation&question]


上口耕平(ピート・ベスト)…いや、もうね、素晴らしい存在感。
ビートルズの歴史には疎いが、ビートルズの各メンバーの名前は知っているから、ドラムのピートについては、どこかの段階で離脱するメンバーだと分かって観ている。途中、何度も、リンゴ・スターの名前は出てきて、早い段階から目を付けられてたんだな~と理解。じゃあ、どこで入れ替わるのかな…と思ったら、デビュー直前とか…そりゃないわ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
「キミがいるとメジャーデビューさせられない。一人だけ辞めてほしい」って、バンドものマンガやドラマの定番ネタだと思っていたが、まさか、過去の実例に根ざしていたのか[あせあせ(飛び散る汗)]
この作品でのピートは、かなりの自信家。ビートルズを本当に支えているのは、自分だと確信している。なのに、この仕打ち…定説では、ピートが外されるにはそれなりの理由があった(そんなに演奏がうまくない&ライブの参加率が低い)が、それらは、この作品ではスチューのキャラになっているため、ピート、なぜ[exclamation&question]と思ってしまった。
クビを宣告された後のドラムソロに込めた、怒りと悲しみ…にもかかわらず、スチューの葬儀に現れ、メンバーと悲しみを共有する人間の大きさに惚れてしまった。最後まで、ロッカーを貫いたヘアスタイルもステキでした[黒ハート]


JUON(ポール・マッカートニー)…本作では、ポールとジョージはニコイチな感じで、それほど描かれていないが、それでも当時のビートルズが、既にジョンとポールのバンドと認識されていたというくだりは出てくる。また、スチューの脱退について、ポールだけが明確に歓迎の意志を表明している。
オレはジョンにぞっこんなのに、才能的にもオレとジョンのコンビは無敵なのに、ジョンは、スチューしか見てないんだぜ[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
という、ポールの嘆きを聞きながら、罪な男だぜ、ジョン・レノン…と思った。
オノヨーコとの交際がビートルズ解散の引き金というのも、納得できるエピソードだった。


辰巳雄大(ジョージ・ハリスン)…ハンブルクで、徐々に人気バンドになりつつあったビートルズが強制送還されるキッカケは、ジョージが17歳でまだ労働年齢に達していなかったこと。そういう末っ子キャラな部分は理解したけど、それほど大きな役ではないのかな…という感じ。


夏子(アストリッド)…スチューの恋人。最初にビートルズのファンになったっぽいクラウス(西川大貴)の恋人だったはずが、気がついたら、スチューの恋人に。写真家で、彼女の写真が初期のビートルズの宣伝写真などに使われていたらしい。まだあまり演技経験がないのかな…という感じ。でも、ひんやりとした美貌が作品に似合っていたと思う。
ラストシーンの衣装は、それほど似合っていると言い難い。あの衣装はめちゃくちゃ痩せている人でないと着こなせないと思う。演出家、女性なんだから、もっと気づいてあげてほしいと思った。


鈴木壮麻(トニー・シェリダン/ブライアン・ウェブスタインほか)…ちょっともったいない使われ方かな…と思ったが、トニー・シェリダンの歌唱は見事だったし、ウェブスタインは、めちゃくちゃ芝居を〆ていた。


尾藤イサオ(ブルーノ・コシュミダー/医師)…ロカビリーを実体験したキャストを起用したのは、すごくいいと思った。あの時代の雰囲気を伝えることができる。そして、歌が、まさにあの時代。感激しました[黒ハート]


鍛冶直人(ベルト・ケンプフェルトほか)…ビートルズを見出した一人なんだけど、それより、前半の水夫に全部持ってかれた…[わーい(嬉しい顔)]すごく、すごく楽しんでたよね[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
しかし、なんで鍛冶さんが出てるのかな[exclamation&question]と思ったけど、石丸さんご指名なのかも。


西川大貴(クラウス・フォアマン/リンゴ・スター)…クラウス…恋人を取られたのに、全然スチューを責めないし、それからもビートルズとアストリッドに変わらぬ態度で接して…神なんじゃないか、と思う。(その後、ビートルズをやめたジョンのバンドにミュージシャンとして参加したんだとか。ほんとにビートルズが好きだったんだね…)
リンゴ・スターは、マッシュルームカットがよく似合ってて可愛かった[かわいい]


結局のところ、ジョン・レノンは、スチュアート・サトクリフを愛していたんだよね、ということを2時間かけて聞かされたような時間だったが、それはそれで楽しかった。
また、そういえば、この芝居紅一点なんだよね…と途中で気づき、ということは…と、ハンブルクでの若き日、演奏の合間にグルーピーとお愉しみだったジョンとスチューのアレ、男性キャストかいっ[exclamation]と色めき立った私は、まだ現役の腐女子だったみたいです。


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みやちゃんの起こした奇跡 [┣宝塚観劇]

新宿2.jpg月組千秋楽、ライブビューイングで観てきました[黒ハート]


なんか、ずいぶん、危険なとこに行っちゃったようですが(笑)、ま、日比谷にもゴジラさんいるしね。


どうしても千秋楽は目撃したいけど、生の劇場は一人でも多くのファンの方に観ていただきたいし…ということで、ライビュ狙いは最初から決めていた。
でも、抽選外れてしまって、けっこう追い詰められたのですが…無事、発売日にゲットすることができました[ダッシュ(走り出すさま)]ライビュは11時発売なので、他の公演とバッティングすることがないせいか、これまでもどうにか都内の映画館で鑑賞できている。


ライビュのいいところは、アップを観たいところで寄ってくれるし、手拍子など「お約束」にとらわれることもなく、なんなら飲食しながら観られるし…。
あと、劇場で観ていると、たまにすごくマニアックなところを見てしまっていて、重要なものを観ていない…ということがあるのですが、重要な場面は余すところなく拾ってくれるというのも、ライビュならでは。
今は、東宝の千秋楽については、全公演ライビュを行う流れになっている。トップや退団者以外の生徒を応援している場合は、映像に映らない可能性があるものの、トップや退団者の千秋楽を楽しみたいのであれば、友の会に裏切られても、ライビュという強い味方があるな~と、強く感じている。


さて、今回は、2番手スターの退団ということで、公演後に「さよならショー」が行われた。
さよならショーを観ながら、
「これ、どういう風に進んでいくんだろう、全然予想できない。そういえば、珠城さんて出るのかな[exclamation&question]
とか、初心者みたいなことを思ってしまったのは、そう、私が、2番手さよならショーを観たことがないからだ。トップスターのさよならショー、トップ娘役のさよならショーは、複数回観ているけれど…と、閃いて、そうだ、それこそが、今回の公演を取り巻く地雷のすべてじゃないか…と、あらためて感じたり。
さよならショーの終りに、トップスターは、どの位置に立っているのか、とか、今まで考えたこともない疑問が、目の前で解消されていくのに、わくわくしている自分もそこにいた。
しんみりせず、誰もが楽しめるように考え尽されたさよならショーだからこそ、そんな気分になれたのかもしれない。さよならショーは、退団者本人の意向をもとに構成されるので、みやちゃんという人は、よい空気を作る天才なんだろう、と思った。


「グランドホテル」の男爵とオットーとして歌い踊る珠城さんとみやちゃん。みやちゃんは、白の長いひらひらの変わり燕尾の裾に気を付けながらチャールストンを踊る。珠城さんは、ラインストーンがいっぱいついたタキシード。
最終的に、その他の出演者は、男役はタキシード、娘役はピンクのドレスで整列する。そうか…さよならショーのある公演では、ショーの衣装ではなく、さよならショーの衣装で退団者挨拶を聞くことになるんだな…。
退団者挨拶は、組ごとに雰囲気が違う。星組は芝居っけたっぷりが基本。月組はすごくナチュラル。みやちゃんは、一言一言を区切ってハッキリと発声するのは星組出身者らしく、それでいてセリフのようでなくナチュラルな生の言葉になっているのが月組っぽかった。よきハイブリッド。
そして、トップスターの挨拶も、羽根のない状態でするんだな…とか、なかなかない光景を胸に刻む。最後の歌唱は、「フォーエバー宝塚」。退団者は、リズムを取って体を揺らさないんだな…。あ、でも、他の組はそうじゃなかったかもしれない…。
カーテンコールもつつがなく進み…これ以上緞帳は上がらないだろうな…という状態になった時、それでも止まらない拍手に、これってトップスターが幕前に出てくるパターンだよな…自分じゃない人を待って拍手している人の前に出ていかなきゃならない気持ちってどんなだろう…と胸が痛かった。
でも、ご存じの通り、珠城さんに連れられてみやちゃんも出てきた。トップコンビ同時退団の時は、トップコンビ両方が出てくることはあれど、こんなのは想像してなかった。でも、これって最高の落としどころだと思った。
みやちゃんの退団が発表されてから、本当に色々なことがあった。
珠城さんのファンも、みやちゃんのファンも、月城さんのファンも、みんな辛かったと思う。
すべてが昇華されることはないかもしれないけど、あぁ、すごいな、みやちゃんは天使かもしれない…と思った。直接関係ない私も、心が沈むことが多い日々だったが、ありがとう[黒ハート]という気持ちで家路についた。


これからの月組も、これからのみやちゃんも、よき日々が続きますように[るんるん]
そして、勝手ながら、女優デビューをお待ちしています。


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「11人いる!」 [┣Studio Life]

音楽劇
「11人いる!」


原作:萩尾望都『11人いる!』(小学館)
脚本・演出:倉田淳


舞台美術:乘峯雅寛
舞台監督:倉本徹
照明:山崎佳代
音響:竹下亮(OFFICE my on)
編曲・演奏・作曲(酒は愉し):明石隼汰
衣裳:竹原典子
ヘアメイク:川村和枝(p.bird)
演出助手:宮本紗也加
宣伝デザイン:宇佐見輝


「11人いる!」、6年ぶり…かな[exclamation&question]
今回は、「音楽劇」になった。一部、作曲された曲もあるが、往年の洋楽に日本語詞をつけて…というのがほとんど。ライフ音楽劇の基本パターンだ。DVD出さないって決めてるなら、こっちの方がお得なんだろうな。そして、上演時間は2時間…短くなった。さらに、11人いる!というよりは、11人しかいない!という辺りが変更点。
そのため、冒頭の宇宙大学長官による送り出しの挨拶は、倉本徹のナレーションになっている。これは、よい効果もあって、集合する10人を暗闇の中に浮かび上がらせる(長官がステージにいないので、舞台上を明るくする必要がない)ことで、11人目を推測できない仕組みが作れた。
その分、試験結果公表の場面をグレン・グロフ一人に任せてしまったことは、ちょっと辻褄合わないかな…とも思った。


宇宙大学入試の最終試験は、漂流する宇宙船「白号」に乗って53日間を過ごす…というもの。何が起こるかわからない宇宙でのアクシデントを協力して乗り越える能力が受験生には要求される。
そして、10人一組と言われている受験生は、現場についてみると11人いる。これは、大学側の仕込みなのだが、まず、そこでひと騒動持ち上がる。さらに白号には、他のグループにはない、別の仕込みもされていた。受験生のタダトス・レーン(タダ)が封印された過去である白号乗船メンバーに選ばれたのだ。
さらに、大学側も予想していなかったアクシデントは起こるは、11人目の妨害交策はやり過ぎるは…とにかく、日々問題が起きる。その上、男性だけのチームと言われていたはずなのに、性別未分化のメンバーが二人もいる。はちゃめちゃな船内で、疑心暗鬼になり、殺し合いにまで発展しそうになるが、個性豊かなメンバーが、時に熱く、時に冷静に、誰かが止めてくれ、また、それぞれがアイデアや能力を出し合って、どうにか45日目まで到達する。
しかし、ここで、フロルベリチェリ・フロルが伝染病に感染、全員一致で非常ボタンが押される。その潔さもまた素敵な作品。そして、タダとフロルの今後は[exclamation&question]というラブ要素もあったりして、さすが、昭和の少女マンガ[exclamation]
(平成だったら、フロルは男の子のままラブ要素に行くわね…)


今回もライフらしくamopacoの2チーム上演。
そんな出演者たちの感想です。
タダトス・レーン<タダ>(関戸博一松本慎也)…「なのはな」に続いて、主演は、関戸松本。今度は男の子。前回もタダを演じた安定の松本(文句なし[exclamation]に対し、関戸のタダは新鮮だった。特に、過去の記憶を呼び覚ましていくところなど、リアルな芝居が新しい主役像を作っていたと思う。集団の中にいると埋もれる主役(別の人が喋ってるシーンね)…ってのも、関戸らしい居方だな~[わーい(嬉しい顔)]好きよ[黒ハート]


フロルベリチェリ・フロル<フロル>(松本慎也伊藤清之)…主演に対するヒロインポジも「なのはな」に続いて、松本伊藤松本は、これが初フロル。なんかそうは思えないピッタリ感。関戸との同期コンビは、相性抜群[exclamation×2]関戸に言いたい放題の奔放さが可愛かったし、関戸もがっつり受け止める辺りが、同期の良さ。一方の伊藤は、ひたすら可愛い。演技的にはまだまだだが、今は、可愛さと体当たりが武器で良いと思うし、それだけでフロルを演じられるのは、若さゆえ。(おじさんは演技力なかったらフロルはやれない…)このまま突っ走ってほしい。


マヤ王バセスカ<王様>(宮崎卓真(客演)曽世海司)…宮崎は、この公演中、一番進化したキャストだった。初日は、なんでみんなマヤ王の言うこと聞くのかな~と、不思議に思っていたのが、威厳やリーダシップを日に日に身に着け、もはや王にしか見えなくなっていた。成長を楽しめるのが演劇の良いところよね。曽世は、安定のマヤ王。即位したばかりには、とても思えない傲慢だけど憎めないバセスカだった。


ソルダム四世ドリカス<フォース>(千葉健玖)…シングルキャスト。今回はイケメンキャラ。ハンサムボーイの久保が抜けたからか、てらいなく美形キャラを演じることができていて安心。千葉の芝居は、派手ではないが、すごく納得性があるんだよね。今回もいい仕事してました。


アマゾン・カーナイス<アマゾン>(牛島祥太宮崎卓真(客演))…女の子も演じる牛島が、肉体強化しているアマゾン役なのはちょっと意外だったが、これがなかなかのヒットだった。はっちゃけキャラ、いけるかも。宮崎は、集団芝居の中で、ライフにすっかり溶け込んでいるのが印象的。


チャコ・カカ<チャコ>(高尾直裕(客演))…シングルキャスト。メイクも良く似合って、可愛かった。芝居の口跡もよく、歌もうまい。集団芝居でも埋もれない。また、ぜひ客演してください[黒ハート]


ドルフ・タスタ<赤鼻>(若林健吾)…シングルキャスト。可愛いし存在感もある。そして、若林健吾以外の何者でもなかった。集団芝居の中で目立つ手段としては、それもアリだと思う。


トト・ニ<トト>(鈴木宏明)…シングルキャスト。いや~鈴木も可愛かった。てか、こんな可愛いトト役は初めて見たかも。あまり背も高くないし、一度女役で見てみたいな。


ヴィドメニール・ヌーム<ヌーム>(宇佐見輝)…シングルキャスト。沼で逆立ちする佐清ポーズが忘れられない。(←観た人しかわからない…)短命な種族の中にあって、未分化なヴィドメニールという特殊な存在だけが何百年の寿命を持つ。その運命を受け入れた人の超常感を常に纏っているのが、上手いな~と思う。それでいて、コミカルな時もあったり、目が離せない存在。


ガニガス・ガグトス<ガンガ>(船戸慎士)…シングルキャスト。ガンガは船戸しか演じていないし、あまりにもピッタリすぎて、もはや、感想すら見当たらない。船戸ガンガさえいれば、「11人いる!」になってしまうのではないか…とも思う。


グレン・グロフ<石頭>(曽世海司藤原啓児)…石頭というか、頭頂部がやたら長く盛り上がっている姿が面白い。こういう石頭もアリだな~。リピート観劇すると、<11人目>らしいリアクションをあちこちでこっそりしているのが、二人とも、さすがベテラン。
すべてが明らかになった後の長ゼリフもさすがでした[ぴかぴか(新しい)]


初日付近は、ものすごく客入りが悪くて、不安になったけど、翌週はもう満席になっててよかった~[黒ハート]
狭い会場なので、出演者はマイクを使わない。そのため、歌の場面だけ(伴奏音楽が流れるため)ハンドマイクを持ってくる。それが、ちょっと笑える。どうにかならないのだろうか。


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「GOD OF STARS」新人公演主な配役発表 [┣宝塚情報]

大劇場チケット発売の前日、新公の主な配役が発表されました[exclamation]


ホン・シンシン(紅 ゆずる)… 天飛 華音
アイリーン・チョウ(綺咲 愛里)… 舞空 瞳
リー・ロンロン(礼 真琴)… 朱紫 令真


102期の天飛くん、初主演ですね[黒ハート]
雪組の新公主演者、彩海せらくんと同じ…というか、二人は、同じ鹿児島のマリアミュージカルアカデミー出身。よきライバルとして切磋琢磨していってほしいですね[るんるん]
ヒロインは、ひっとん。星組トップ娘役としての居方を、本役さんに学んでほしいな~と思います[黒ハート]
2番手役のあかしくんは、100期。こちらは、長野県出身なのね。同期のきわみしんが一歩リードしてるけど、負けずに頑張ってほしいです。


いやー、新公も観たいわ、これ[るんるん]


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宝塚花組バウホール公演「Dream On!」観劇 [┣宝塚観劇]

ショーケース
「Dream On!」


作・演出:三木章雄
作曲・編曲:吉田優子、竹内一宏
編曲:御崎惠
振付:若央りさ、名倉加代子、伊賀裕子、鈴懸三由岐、百花沙里
装置:川崎真奈
衣装:大津美希
照明:氷谷信雄
音響:加門清邦
小道具:北垣綾
歌唱指導:ちあきしん
演出助手:指田珠子、生駒怜子
舞台進行:阪田健嗣
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚ニューサウンズ
制作:藤枝太一
制作補:恵見和弘
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:阪急電鉄株式会社


この公演、前半(5/20-27)は水美舞斗をセンターとするバージョンで上演され、後半(5/31-6/4)は綺城ひか理・飛龍つかさをセンターとするバージョンで上演されている。実は前半11公演・後半8公演なので、特別出演と書かれている水美版の方が多い。
これは、つまり、あれかな。10年ちょっと前に、同じ脚本を中堅・若手で上演したバウ公演のショー版ってことかな。特別出演の公演数の方が多いんだから、<特別>出演というのは、ちょっと無理がある。前代未聞の公演だったので、このような呼び方になったのだと思うが、今後は、(あるとしたら)別の言い方をしてほしいな。プログラムを見た感じだと、前半公演は、マイティ主演で両サイドにあかちゃんとひりゅんという公演にしか思えないし、それならそういう表記をすべきだと思う。
もしかしたら、各組のスターがトップを目指していく中で、バウに何回主演したとか、そういうことが、指標になったりして、今回のショー出演を主演カウントするのは、困るとか…なんかそういう大人の事情でもあったのかな…と穿ったことを考えたくなるような、そんな公演…[あせあせ(飛び散る汗)]


私が行ったのは、後半公演で、マイティはいない。
特別出演は、水美のほか、帆純まひろ、一之瀬航季…と総勢三人。公演の内容は、前半と後半で同じものだったようなので(プログラムを見る限り)、スター3名が抜けた分、普段、使われない生徒が起用されたりしていて、普通のバウ・ショーなら、こんなことはないだろうから、そういう利点もあるな…とは感じた。
とはいえ、こういう公演は、通常のバウ公演とは別枠でやってほしいというのも、ある。雪組では、永久輝の単独バウが上演されているのだし、97期の綺城、98期の飛龍に、たった8公演のW主演は、短すぎるよ…[爆弾]


ACT1は、様々な楽曲が使われていたが、「宝塚」で上演された曲という縛りが付いている。
前半公演で、水美・綺城・飛龍のトライアングルだった場面は、基本的に、舞月なぎさが入っていたようだ。
『君は素敵だ』という曲は、ジャズの「素敵なあなた(BEI MIR BIST DU SCHON)」のことで、綺城と同期の春妃うららのコンビが歌い踊る。長身の綺城と、小柄な春妃身長差にドキドキ[揺れるハート]
「黄色いバスケット」では、センターで歌う姿を初めて観た雛リリカが、大人っぽい可愛らしさ満載で、帽子もよく似合っていて、オペラグラスクギヅケだった。あぁ、こんな魅力のある子なんだな~と、知ることができ、少人数のショーバウの良さをあらためて感じた。
「ブルー・ハワイ」では、一緒に観劇していた友人が、フラガール(愛蘭みこ)にクギヅケになっていたっけ。
『雲間の吊り橋』というタイトルの曲は、娘役トリオが歌って、スター(綺城)が踊る。これは、水美にこそ相応しい場面だったのかな~と思いつつ[あせあせ(飛び散る汗)]ちなみに音楽は、「虹の彼方に」でした。
「世界の市場」は、メイドイン・ニッポンという歌詞が楽しい。
1950年以降のナンバーは、TMP~TCA時代の(現)タカラヅカスペシャルでよく使われていたな~と、懐かしく思い出す。
「落ち葉散る丘の小径」は、澄月菜音のソロ。すごく緊張感の伝わるステージ。こういうところで経験を積んでいくというのが大事なんだよね[パンチ]
「すてきなあの娘」は、飛龍を中心に展開。心臓の音をコントラバスに例えるなど、モダンかと思えば、[るんるん]お医者様でも草津の湯でも~[るんるん]と古いフレーズが出てくる面白い曲。この面白さを抱えながら、どこまでキザにできるか…というのが、聴きどころ。ステキでした[黒ハート]
で、続く、「望郷の琵琶歌」がですね[exclamation×2]
綺城の歌がすごいんだ、これが[exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2]「望郷の…」は、「若き日の唄は忘れじ」の中でも使われたりしているので、最近のファンの方もけっこうご存じの曲だと思う。やや、くぐもった低音から、艶のある高音への流れが、色っぽいんだな~[黒ハート]それでいて、ストイックなんだよね、生真面目さが伝わる、大満足のナンバーでした[ハートたち(複数ハート)]
で、ここからは、若くして亡くなった、鬼才・鴨川清作のショーからピックアップされた楽曲。
ここのナンバーは、次から次へと若手が投入され、あー、みんな、歌ウマいなぁ~[るんるん]と、よい気分になった。ちょっとずつ若手を覚えるチャンスにもなった。
そして、ここでも、綺城の歌う「愛の宝石」からの「アマール・アマール」に大満足[黒ハート]古いナンバーがピッタリくるような声質なのかな。
うっとりとした感動を切り裂くように、客席から飛龍が登場し、「キッチュ」。ここからミュージカル・ナンバーとなる。飛龍の「キッチュ」は、若手公演という域を超え、飛龍つかさオンステージという感じで、客席を完全に支配していた。飛龍のショーマンっぷりが、今後、楽しみ[黒ハート]
そこから、綺城の「マリア」(WSS)、二人の「ハゥ・トゥ・サクシード」、飛龍の「エメ」、綺城の「ランベス・ウォーク」と続く。これ、前半公演は、全部水美だったらしい…すごいな[がく~(落胆した顔)]場面タイトルが<One Man Musical>なわけだ。
でも、二人が分け合った後半公演も、それぞれのキャラに合っていて、なかなか良かったと思う。
ACT1ラストのランベス・ウォークは、綺城がビルで、春妃がサリー役。春妃のサリーが、ものすごく可愛くて、最後は歌い踊りながら、全員が客席降りをし、そのまま後方扉にハケるのだが、客席アピールをし続ける綺城を後ろから迎えにくる春妃サリーが可愛すぎて、客席で死んでました[わーい(嬉しい顔)]
ああ、いいもん、観た~[黒ハート][黒ハート][黒ハート]


ACT2は、ガーシュインから。
「ラプソディー・イン・ブルー」「Someone to Watch over Me」の2曲だけだったけど、私が初めて綺城ひか理を見つけたのは、2013年の『フォーエバー・ガーシュイン』だったなぁ~と思い出すのには、十分。
続く、<青春カヴァーズ>と題されたJ‐POPは、これ、誰の青春や[exclamation&question]と思わなくもなかった。
「涙のリクエスト」(1984)、「白い色は恋人の色」(1969)、「六本木心中」(1985)、「Progress」(2006)…出演者が知っていたのって、今でもテレビのテーマソングになっている「Progress]くらいじゃないかな…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]でも、みんなすごくステキだったけど[黒ハート]
特に飛龍の「六本木心中」からの「Progress」は、最高だった。音に歌詞を乗せていくリズムが本当にいいの[exclamation×2]これは、誰でもできることじゃない。もっともっと歌が聞きたい人だと思った。
スパニッシュコーナーは、「グラナダ」と「マラゲーニア」。これは、綺城の真骨頂。曲終わりの拍手が、すべてを物語っていると思った。綺城については、宝塚でこなれている曲であればあるほど、魅力を発揮できる気がする。
続く場面は、ちょっとドラマ仕立て。水美が出ていた時からの設定を引きずっているようで、水美がいないと、ちょっと伝わらない部分があるのかな…と感じた。
飛龍がデューク・エリントン、綺城がフランク・シナトラ、そして、水美のやっていたカウント・ベイシーを千幸あきが演じて、デューク・エリントンの名曲を聴かせていく。
「Sophisticated Lady」や「The Mooche」なんかは、祐飛さんを思い出して、ドキドキしてみたり。
そこから、タンゴ、ロックと続いて、フィナーレになだれ込む。若手たちのエネルギーが、どこまでも気持ちいい舞台だった。
主題歌もできちゃったし、これはまた、やっぱり、各組回ったりするのかな…[exclamation&question]


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