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宝塚花組バウホール公演「Dream On!」観劇 [┣宝塚観劇]

ショーケース
「Dream On!」


作・演出:三木章雄
作曲・編曲:吉田優子、竹内一宏
編曲:御崎惠
振付:若央りさ、名倉加代子、伊賀裕子、鈴懸三由岐、百花沙里
装置:川崎真奈
衣装:大津美希
照明:氷谷信雄
音響:加門清邦
小道具:北垣綾
歌唱指導:ちあきしん
演出助手:指田珠子、生駒怜子
舞台進行:阪田健嗣
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏:宝塚ニューサウンズ
制作:藤枝太一
制作補:恵見和弘
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:阪急電鉄株式会社


この公演、前半(5/20-27)は水美舞斗をセンターとするバージョンで上演され、後半(5/31-6/4)は綺城ひか理・飛龍つかさをセンターとするバージョンで上演されている。実は前半11公演・後半8公演なので、特別出演と書かれている水美版の方が多い。
これは、つまり、あれかな。10年ちょっと前に、同じ脚本を中堅・若手で上演したバウ公演のショー版ってことかな。特別出演の公演数の方が多いんだから、<特別>出演というのは、ちょっと無理がある。前代未聞の公演だったので、このような呼び方になったのだと思うが、今後は、(あるとしたら)別の言い方をしてほしいな。プログラムを見た感じだと、前半公演は、マイティ主演で両サイドにあかちゃんとひりゅんという公演にしか思えないし、それならそういう表記をすべきだと思う。
もしかしたら、各組のスターがトップを目指していく中で、バウに何回主演したとか、そういうことが、指標になったりして、今回のショー出演を主演カウントするのは、困るとか…なんかそういう大人の事情でもあったのかな…と穿ったことを考えたくなるような、そんな公演…[あせあせ(飛び散る汗)]


私が行ったのは、後半公演で、マイティはいない。
特別出演は、水美のほか、帆純まひろ、一之瀬航季…と総勢三人。公演の内容は、前半と後半で同じものだったようなので(プログラムを見る限り)、スター3名が抜けた分、普段、使われない生徒が起用されたりしていて、普通のバウ・ショーなら、こんなことはないだろうから、そういう利点もあるな…とは感じた。
とはいえ、こういう公演は、通常のバウ公演とは別枠でやってほしいというのも、ある。雪組では、永久輝の単独バウが上演されているのだし、97期の綺城、98期の飛龍に、たった8公演のW主演は、短すぎるよ…[爆弾]


ACT1は、様々な楽曲が使われていたが、「宝塚」で上演された曲という縛りが付いている。
前半公演で、水美・綺城・飛龍のトライアングルだった場面は、基本的に、舞月なぎさが入っていたようだ。
『君は素敵だ』という曲は、ジャズの「素敵なあなた(BEI MIR BIST DU SCHON)」のことで、綺城と同期の春妃うららのコンビが歌い踊る。長身の綺城と、小柄な春妃身長差にドキドキ[揺れるハート]
「黄色いバスケット」では、センターで歌う姿を初めて観た雛リリカが、大人っぽい可愛らしさ満載で、帽子もよく似合っていて、オペラグラスクギヅケだった。あぁ、こんな魅力のある子なんだな~と、知ることができ、少人数のショーバウの良さをあらためて感じた。
「ブルー・ハワイ」では、一緒に観劇していた友人が、フラガール(愛蘭みこ)にクギヅケになっていたっけ。
『雲間の吊り橋』というタイトルの曲は、娘役トリオが歌って、スター(綺城)が踊る。これは、水美にこそ相応しい場面だったのかな~と思いつつ[あせあせ(飛び散る汗)]ちなみに音楽は、「虹の彼方に」でした。
「世界の市場」は、メイドイン・ニッポンという歌詞が楽しい。
1950年以降のナンバーは、TMP~TCA時代の(現)タカラヅカスペシャルでよく使われていたな~と、懐かしく思い出す。
「落ち葉散る丘の小径」は、澄月菜音のソロ。すごく緊張感の伝わるステージ。こういうところで経験を積んでいくというのが大事なんだよね[パンチ]
「すてきなあの娘」は、飛龍を中心に展開。心臓の音をコントラバスに例えるなど、モダンかと思えば、[るんるん]お医者様でも草津の湯でも~[るんるん]と古いフレーズが出てくる面白い曲。この面白さを抱えながら、どこまでキザにできるか…というのが、聴きどころ。ステキでした[黒ハート]
で、続く、「望郷の琵琶歌」がですね[exclamation×2]
綺城の歌がすごいんだ、これが[exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2]「望郷の…」は、「若き日の唄は忘れじ」の中でも使われたりしているので、最近のファンの方もけっこうご存じの曲だと思う。やや、くぐもった低音から、艶のある高音への流れが、色っぽいんだな~[黒ハート]それでいて、ストイックなんだよね、生真面目さが伝わる、大満足のナンバーでした[ハートたち(複数ハート)]
で、ここからは、若くして亡くなった、鬼才・鴨川清作のショーからピックアップされた楽曲。
ここのナンバーは、次から次へと若手が投入され、あー、みんな、歌ウマいなぁ~[るんるん]と、よい気分になった。ちょっとずつ若手を覚えるチャンスにもなった。
そして、ここでも、綺城の歌う「愛の宝石」からの「アマール・アマール」に大満足[黒ハート]古いナンバーがピッタリくるような声質なのかな。
うっとりとした感動を切り裂くように、客席から飛龍が登場し、「キッチュ」。ここからミュージカル・ナンバーとなる。飛龍の「キッチュ」は、若手公演という域を超え、飛龍つかさオンステージという感じで、客席を完全に支配していた。飛龍のショーマンっぷりが、今後、楽しみ[黒ハート]
そこから、綺城の「マリア」(WSS)、二人の「ハゥ・トゥ・サクシード」、飛龍の「エメ」、綺城の「ランベス・ウォーク」と続く。これ、前半公演は、全部水美だったらしい…すごいな[がく~(落胆した顔)]場面タイトルが<One Man Musical>なわけだ。
でも、二人が分け合った後半公演も、それぞれのキャラに合っていて、なかなか良かったと思う。
ACT1ラストのランベス・ウォークは、綺城がビルで、春妃がサリー役。春妃のサリーが、ものすごく可愛くて、最後は歌い踊りながら、全員が客席降りをし、そのまま後方扉にハケるのだが、客席アピールをし続ける綺城を後ろから迎えにくる春妃サリーが可愛すぎて、客席で死んでました[わーい(嬉しい顔)]
ああ、いいもん、観た~[黒ハート][黒ハート][黒ハート]


ACT2は、ガーシュインから。
「ラプソディー・イン・ブルー」「Someone to Watch over Me」の2曲だけだったけど、私が初めて綺城ひか理を見つけたのは、2013年の『フォーエバー・ガーシュイン』だったなぁ~と思い出すのには、十分。
続く、<青春カヴァーズ>と題されたJ‐POPは、これ、誰の青春や[exclamation&question]と思わなくもなかった。
「涙のリクエスト」(1984)、「白い色は恋人の色」(1969)、「六本木心中」(1985)、「Progress」(2006)…出演者が知っていたのって、今でもテレビのテーマソングになっている「Progress]くらいじゃないかな…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]でも、みんなすごくステキだったけど[黒ハート]
特に飛龍の「六本木心中」からの「Progress」は、最高だった。音に歌詞を乗せていくリズムが本当にいいの[exclamation×2]これは、誰でもできることじゃない。もっともっと歌が聞きたい人だと思った。
スパニッシュコーナーは、「グラナダ」と「マラゲーニア」。これは、綺城の真骨頂。曲終わりの拍手が、すべてを物語っていると思った。綺城については、宝塚でこなれている曲であればあるほど、魅力を発揮できる気がする。
続く場面は、ちょっとドラマ仕立て。水美が出ていた時からの設定を引きずっているようで、水美がいないと、ちょっと伝わらない部分があるのかな…と感じた。
飛龍がデューク・エリントン、綺城がフランク・シナトラ、そして、水美のやっていたカウント・ベイシーを千幸あきが演じて、デューク・エリントンの名曲を聴かせていく。
「Sophisticated Lady」や「The Mooche」なんかは、祐飛さんを思い出して、ドキドキしてみたり。
そこから、タンゴ、ロックと続いて、フィナーレになだれ込む。若手たちのエネルギーが、どこまでも気持ちいい舞台だった。
主題歌もできちゃったし、これはまた、やっぱり、各組回ったりするのかな…[exclamation&question]


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fate of city

私も後半公演を観ることができ、爽快な気分で劇場を後にしました。

最近、花組は別箱公演も新公もほとんど観ていなかったので、今回、一部とはいえ花組若手への認知度がかなり向上したと思います。

by fate of city (2019-06-13 18:49) 

夜野愉美

fate of cityさま
後半公演だったのですね。
ほんとに若手がわかるようになる、貴重な公演でしたね。
他組でも実施してほしいな~と思います。通常のバウ公演とは別枠で。
by 夜野愉美 (2019-06-15 09:21) 

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